【2022年最新】Instagram・Facebook・LINE・SmartNews広告バナーでトレンドのデザインと入稿サイズまとめ
こんにちは!ADクリエイティブ戦略Gr.のデザイナーあらかわ(@kie_ara)です。
今回は、私が普段よく制作するInstagram・Facebook・LINE・SmartNewsの広告バナーについて、成果のいいデザイン傾向とおすすめの入稿サイズをまとめました!
バナー画像内のテキストは「少なめ」がベスト
Instagram・Facebook・LINE・SmartNewsの広告では基本的に「バナー画像」と「広告テキスト」がセットで表示されます。
媒体側からは、画像内に文字をたくさん入れることはあまり推奨されていません。スマホユーザーがメインであり、表示面が小さいので、視認性が悪くなることを避けるためです。
「バナー画像」には情報を入れすぎず、「広告テキスト」とセットでひとつのクリエイティブであることを意識し、視認性の高いバナーを目指すといいでしょう。
媒体によって「ユーザー特性」「表示面」「サイズ」が違う
例えばInstagramは、ユーザーの半数が20〜30代で、写真の投稿がメインです。ユーザーの目的は投稿やメッセージを見ることなので、広告感のあるバナーはスルーされやすい傾向があります。また、表示面はフィード面やストーリーズ面などいくつかの種類があり、表示サイズはSNS広告の中では比較的大きい方です。
このように、媒体ごとの特性を認識した上で、どのようなクリエイティブがユーザーの目に止まり、クリックしてもらえるのかを考えることが大切です。
Instagram・Facebook
①サイズは5類
「静止画」「カルーセル」「動画」の各フォーマットで、5種類のサイズすべて入稿可能ですが、それぞれのおすすめのサイズは下記です。
▍静止画
1080×1080(1:1)
1920×1080(16:9)
▍カルーセル
1080×1080(1:1)
▍動画
1080×1080(1:1)
1920×1080(16:9)
1080×1350(4:5)(*フィード向き)
②成果のいいデザイン傾向
SNSの中でも、画像投稿がメインの媒体。広告でも、「広告テキスト」はあまり読まれないため、「バナー画像」に訴求したいテキストを入れると◎
「バナー画像」が大きく視認性が高い → “バナー画像内のテキストは「少なめ」がベスト”と先述しましたが、例外的に、長文を使ったバナーで成果がいい
*こちらのnoteでは事例とともに詳しく解説しています!
他社との差別化のためフィードの中で目立つことが重要 → オーガニック投稿がカラフルな中、あえて黒背景のバナーで成果がいい(=CTR・CVRが高い)
*こちらのnoteでは事例とともに詳しく解説しています!
「CTAボタン」を入れるべし(=取ってほしいアクションを入れることでCVRが上昇)
Instagramストーリーズ:左上のアイコン・下のアクションボタンを目立たせる工夫を
セミナー系のバナー:登壇者が著名な場合は写真があると◎、それ以外はイラストが目立つ◎
動画広告の場合、
尺は15秒以内
ミュートで再生されることも多いため、「字幕あり」で音声がなくても伝わるデザインが◎
また、Instagram・Facebookでは、「同じデザインで訴求違い」でPDCAサイクルを回し検証することが多いです。詳しくは下記の記事をご覧ください!
③注意点
1広告セットあたり4~6本を配信
複数フォーマット(静止画、カルーセル、動画)を入れ込む(*各フォーマットで反応しやすいユーザーが異なるので)
動画の再生ボタンなど、ユーザーを惑わすものは審査落ちする可能性があり、極力入れない
ビフォー・アフター画像、露出が多い画像(お腹アップなど)はNG
リール:左上のアイコン・左下にテキスト・右にリアクションボタンがあるので、要素が被らないよう配置する
LINE
①サイズは4種類
「静止画」「カルーセル」「動画」の各フォーマットで、それぞれのおすすめのサイズは下記です。
▍静止画
1080×1080(Square)
600×400(Small Image)
「600×400(Small Image)」はトークリストの上部に表示されるもので、LINE広告ではかなり重要なサイズです。「1080×1080(Square)」は大きめに表示され視認性も高く、媒体の推奨フォーマットとなっています。
▍カルーセル
1080x1080のみ
▍動画
1:1(Square)サイズ
②成果のいいデザイン傾向
インパクトあるデザイン(テレビ風、新聞風、週刊誌風、縦書きなど)
芸能人を使ったバナーも◎
Small Image:基本的にトークリストの上に表示される広告で、健康食品系、求人系と相性がいい。視認性、アテンションを引くのが最大の特徴で、要素を「ひとつだけ」に絞ることが成果が出やすくなるポイント。「文字だけ」や「イラストだけ」などシンプルかつインパクトのあるものがおすすめで、それ以外だと「新聞風」で成果がいい
コスメ系:1080×1080(Square)の静止画・動画が◎。テクスチャー、塗る、インフルエンサー、開封動画など
動画広告の場合、
尺は10秒程度
動きはテキストの一部が動く程度でOK
③注意点
9:16サイズの動画は、タイムライン掲載時には中央から3/4だけしか表示されない
アプリの通知風アイコン、動画の再生ボタン、ユーザーを惑わすものは審査落ちする可能性があり、極力入れない
不快感を伴うネガティブな要素は審査落ちの可能性が高い
ビフォー・アフター画像、露出が多い画像(お腹アップなど)はNG
SmartNews
①サイズは4種類
▍静止画
①1200×628 / 300×300 1組(*こちらを推奨)
②600×500 / 1280×720 1組
上記の組み合わせのうち、どちらかを入稿できます。
▍カルーセル
300x300
4枚1組が媒体平均であり、オススメの枚数です。
▍動画
1200×720(16:9)
②成果のいいデザイン傾向
SmartNewsはニュースメディア。フィードに表示されるサムネイル画像内に配信されることが多く、静止画の配信割合が多いです。
表示面が小さく、バナー画像は視認性を優先 → 文字量が少ない・画像のみでも成果がいい
そのかわり広告テキストで読ませる → 文字数はなるべく多く(最大35文字)入れると◎
コスメ・健康食品系:セリフ調や具体的な年齢を入れると◎(例えば、「できれば痩せたい」40代女性必見!話題の置き換えダイエットが凄い)
カルーセルのポイントは、
カード枚数の媒体平均は4枚
商品詳細をバナー画像に盛り込む
LP内の内容を盛り込む
アンケートLPの内容をカルーセルに転用したクリエイティブで好調!
③注意点
静止画は、中央から80%以内が表示補償領域。80%より外の領域は表示されない場合がある(*デバイスによって表示範囲が異なる)
*SmartNewsのクリエイティブ改善法について事例とともに詳しく解説しています!
さいごに
いかがでしたか?こちらの媒体ごとの“当たり”傾向、ぜひ参考にしてみてください。実際のバナーを作るときは無料ツール「Canva」での制作が便利でおすすめです!こちらのnoteもぜひ参考にしてくださいね。
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*これまで執筆した記事です!
【執筆:あらかわ(@kie_ara)】