LINE公式アカウント活用事例|友だち数15倍・獲得数1.4倍に増加!リターゲティングの補完機能として活用
Cookie規制の影響で、大幅に効果が悪化してしまう可能性があるといわれているリターゲティング広告。耳にタコができるほど「Cookieに頼らない施策を早急に実施するべき」とお聞きになってきたのではないでしょうか?
今回、そのリターゲティングの補完機能としてLINE公式アカウントを活用した結果、
2年間で友だち数は15倍(436人→6,717人)、
伴って獲得数も右肩上がりで上昇し、半年平均は1.4倍(35件→50件)
という成果の出た事例をご紹介します!
「SOヨビコミ for LINE」とは
LINE公式アカウントをリターゲティングの補完機能として活用する手法
検索エンジンや広告からWebサイトに訪問して離脱しようとしたユーザーに対して、ポップアップを表示
LINE公式アカウントへ誘導し、ユーザーのモチベーションを上げていくような施策を講じてコンバージョンへ結びつける
というもの。
LINE公式アカウントを単なる「メッセージ配信ツール」として使うのではなく、「接客ツール」として活用するイメージです。
ニーズが明確になっていない、どのような軸で比較検討を行なえばいいかわからない「検討初期段階」のユーザーに対して、商品・サービスに直接関係のないライトな情報をフックにLINE公式アカウントに誘導します。
友だちになったあとは、LINE上で情報を重ねて届け、モチベーションを上げていきます。
また、ポップアップには診断系コンテンツが多く、興味を惹く訴求を載せることがポイントです。
上記のスポーツジムの場合には、
離脱しようとしたユーザーに「運動タイプ診断」というポップアップを表示
LINE公式アカウントに誘導したあとは、アンケートを実施して回答結果によって結果を出しわけ、ユーザーの興味喚起&モチベーションアップにつなげます
その後、友だち追加から一定期間が経てば、コンバージョンに誘導するメッセージを配信して後押ししていきます。
ポイントは「ストック型」施策であることを踏まえて中長期計画を策定すること
💡「ストック型」の施策とは、広告など「フロー型」の施策とは異なり、継続的に成果を得られる仕組みになっているということ。
「SOヨビコミ for LINE」で成果を出すための順序としては、
まずは「資産」である友だちを増やす
成果を出すための詳細なシナリオ設計
広告と組み合わせるなどしてさらに拡大
👇 詳しくは、下記noteもご覧ください!
それでは、実際に本施策を実施した成果事例をご紹介していきます!
事例|友だち数15倍・獲得数月間40件超
▍お取り組み事例
フィギュア買取サービス
(サービスページ:https://figurekaitori.net/)
コンバージョン地点:買取申込
実施期間:2022年2月~2024年2月
▍結果(獲得数・総友だち数の推移)
2年間で友だち数は15倍(436人→6,717人)
伴って獲得数も右肩上がりで上昇し、半年平均は1.4倍(35件→50件)
約2年間の実施で獲得数は2年目以降、安定的に毎月40件以上
▍主な施策と結果
回答によって情報を出しわけると◎
ポップアップを定期的に見直し、成果の良い訴求や構成が見つかった
クリック率、友だち追加率は上昇、獲得数が増加
友だち増加には、あまり影響しない
友だちになったユーザーに対して、ニーズにあった配信をすることで、まだ迷っているユーザーへの後押しやブロックの抑制につながった
リッチメニューからの申込が最も多い傾向にあった
メッセージ配信を行なった際に必ず目にするため、申込が多いと想定される
では、各施策について詳しくみていきます。
💡ポップアップ|あらゆる訴求・構成で検証
キャラクターの種類やメイン訴求の検証、静止画とGIFのクリエイティブ検証などを実施しました。
(*上→下の順にクリック率が良くなっていきました。)
▍考察
訴求は、買取申込のタイミングを訴求するもの(「売り時がわかる」「売り時を逃さない」など)が良い傾向
クリエイティブは、静止画よりも動きのあるGIFがクリック率が高い
構成は、二択のボタンがクリック率が高い
💡プッシュ配信|定期的な配信で獲得数増加
リピート申込も狙うため、週1回の頻度で配信していました。
👇 特にクリック率がよかったメッセージの例
お役立ち情報(「偽物フィギュアの見分け方」など)でユーザーの求める情報を提供
お得なキャンペーン情報(「買取額がUPする」など)で買取申込時期を明確に提供
▍考察
メッセージは週末(金〜日)に配信していたが、獲得できる曜日に偏りはない
時間帯は夕方(21時頃)に獲得が多い傾向
💡リッチメニュー|枠数・訴求を検証
タブ切り替えを使って複数コンテンツを表示させていましたが、クリックされるコンテンツが偏っていたためタブ切り替えを廃止し、よくクリックされるもののみに絞りました。
▍考察
訴求内容は、キャンペーン情報や利用時の特典、人気キャラクターを用いたデザインが良い傾向
リッチメニューはユーザーがトーク画面に入り、初めに認識する訴求バナーとなるため、コンテンツの精査が重要
さいごに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
ソウルドアウトでは、LINE公式アカウントによるリターゲティングの補完施策となるサービスを「SOヨビコミ for LINE」という名称で提供しています。
サイト離脱ユーザーにポップアップを表示してLINE公式アカウントへ誘導し、アンケートやステップ配信で新規ユーザー獲得を図る成果報酬型のメニューです。
🎉サービスページができました!お問い合わせはこちらから!
▍特長
サイト離脱ユーザーをLINE公式アカウントに誘導し、友だちになってもらうことができます。
アンケート回答に応じた結果表示やメッセージ配信で、広告よりも高い獲得率が見込めます。
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