ある世界のはなし
もしこの世界が本当に素晴らしいもので
誰もが平等な世界なのだとしたらどんな未来を描くのだろう
毎日の朝、鳥と共に目を覚ましてストレッチをする
自分の体の感覚を確かめるように背を伸ばす
川のセセラギが瀬を伸ばすように
私は、インスピレーションをもらえるような
そんな魂に近いところで生きていて
それはとても大きな自然の中
ひっそりと佇む
そこから生まれる物語、音楽、芸術は、澄んだ黄金の色
そして夜には銀の色になる
私のパートナーは
しろとくろの小柄なコリー
名前は ” uisce “
ケルト語で水という意味
私たちの住むところは、あの山脈を超えたところの山の奥にあって
星がとても綺麗に見える場所
星のまちって呼ばれている
深い森の中に
そんな国の話だって描ける
〈 today’s art 〉
Title : out of green
/ photograph
/ Place : Rome
/ Yuko