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あなたの「バレンタイン」は、どんな味?

もうすぐバレンタインですね。
あなたは今年、誰かにチョコを渡しますか?

「あの人に、チョコを渡してみようかな……」
そんなふうに思える相手がいるって、素敵なことですよね。

私はというと、こういうイベントごとがあまり好きではなくて……というか、正直言ってそんなに興味がないんですよね。

チョコを渡したことはありますよ。
スーパーで普通の板チョコを買ってきて、湯煎で溶かしてから固めて、出来上がったチョコレートの上にホワイトチョコで「○○さんへ」って書いて……。

初めてチョコを手作りしました。
あ、これは小学生のころの話なんですけどね。

そんな面倒くさいこと、いまなら絶対やりません。だけど、あのころはお菓子づくりが趣味だったんです。
不器用なくせに、ジュニア向けのお菓子づくりの本を買って、一丁前にせっせと手作りしてましたね。
まわりには器用な友達が多かったので、それに触発されたりもして。

チョコを手作りするなんて、ましてやそれを誰かに渡すなんてことは、きっとあれが最初で最後でしょうね。

その貴重なチョコを、誰に渡したのかというと、父です。えぇ、ここまで引っ張っておきながら、色気のない話でごめんなさいね。「誰が興味あんねん!」ってツッコミを入れたくなるところだとは思いますが、あと少しだけ、辛抱して聞いてもらえるとうれしいです……。

私が手作りしたと聞いて、父はとても驚いていましたね。だけど同時に、めっちゃ喜んでもらえたので、私もうれしかったです。手作りしてよかったなと思いました。

ただ、私の父は、仕事関係の取引先の女の人たちからチョコをたくさんもらって帰ってきては、冷めた目で見つめる母を横目に

「ほれ見たか。お父さんはこんなにモテるとぞ」

と、ドヤ顔で自慢するような人だったので、私から父にチョコをあげることはもう二度とありませんでした。


私のバレンタインの想い出といえば、その程度です。

そんな私が、「バレンタイン」をテーマにしたショートストーリーを書きました。

いまお話ししたように、私は「バレンタイン」というものにそれほど興味がないので、このお題は私にはムズかしかったですね。ネタをひねり出すのに少々苦労してしまいました。

だけど、書いているうちにだんだんノってきて……気づけば5,000字を超えていました。
この作品でフィクションに初挑戦したのですが、意外と書けるもんですね。


で、そのタイトルは、

チョコっと撒き巻きパインアメ
〜チョコからはじまるミステリー〜

どうです?
ヘンなタイトルでしょ。

我ながら、実に “へんてこりん” な作品になったなと自負しております。

某人気芸人のコントからはじまり、2月にまつわるアレやコレやについて書きたい放題に書き散らかした

「チョコからはじまるミステリー」

で、ございます。

KinKi Kidsの「あの曲」を思い浮かべたアナタ、実にお目(お耳)が高い!
私の脳内では絶賛ループ中なんですよね〜♪

本当は、もうちょっとダークな雰囲気の作品になる予定だったんです。
なのになぜか、だんだんポップな感じになっていって、自分でも予想だにしない展開になっていき、なんかよくわかんない流れになっちゃったので「こうなったら、“ミステリー” にしちゃえ〜!」ってことで、このようなわけのわからない作品になった次第です。

意図して書いたわけではないにもかかわらず、言葉あそびみたいなモノをたくさん盛り込めたので、自分では書いてて楽しかったですね。

リアルとアンリアルがごちゃ混ぜになった、
甘くてちょっぴりほろ苦い?「エッセイ小説」です。
どうぞごゆるりとご堪能くださいませ♪

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13者13様の恋模様に、あなたもドキドキすること間違いなしです。

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恋バナって、どうしてこんなにドキドキするんでしょうねぇ?
自分に関係なくても、こんなにドキドキしちゃうんですから。
「恋の力」って偉大ですよね。

あなたもいっしょに、味わってみませんか?


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ソラノカナタ⭐️言葉をあやつるアーティスト
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