日給5万円の仕事。
【無料で全部みられます】
最近、病院へ行く回数が半端ない。
日曜日の朝も、風邪が治らない子どもを連れて病院へ。
その夕方、妻も具合が悪いとダウン。
その1時間後、だんだんと僕も妻と同じ症状に。
吐く子ども、吐く母、吐く父。
「アウ〜」、「オエ〜」、「バブ〜」。
一家3人ともダウンするという緊急事態。
昨日までしあわせだった我が家は、
一気にバイオハザードみたいな悲惨な光景に。
ありとあらゆる悪い菌と、ゲ◯の匂いが寝室に集中。
どんなに健康自慢な人が来ても、10秒で心肺停止するはずだ。
どんなに高い空気清浄機を置いても、10秒で機能停止するはずだ。
自分たちだけでも辛いのに、子どもの面倒も見なくてはいけない。
まして、うちには犬もいる。
え、どうすんのこれ。死ぬ。死んでしまう。
どう考えても、あと一人健康体な人材が必要だ。
募集するか。いやでも、日給2万でも安いよな。
よし、5万までなら出そう。いでよ、危険を恐れぬ勇者よ。
…といっても、当日にそんな勇者が現れるわけもない。
とにもかくにも、なんとか子どもと犬の命だけは救わねば。
意識が朦朧とする中、交代交代で子どもと犬の面倒を見る。
夜が明けても、一向に良くなる気配もないので、
月曜日は、子どもの保育園も休ませ、僕も会社を休んだ。
一日ずっと、親子3人で川の字になっての苦行。
緊急事態を訴えられる大人はまだいいけど、
まだ喋れない子どものことが本当に心配だった。
けど子どもは親のピンチを察したのか、
いつもより大人しくて、心配そうな顔をしていた。
なんて親孝行な赤ちゃん!!
子どもは、親が思っている以上に、たくさんのことを感じてる。
僕たちの表情を読み取り、声のトーンで状況を把握している。
まだ、小さいからといって侮ってはいけない。
親の言動は、ちゃんと見られている。
子どもだからわからないでしょ、なんて油断していてはいけない。
子どもの前で、不安そうな顔をするのはやめよう、
子どもの前で、夫婦喧嘩をするのはやめよう、そう思った。
ということで、
緊急事態に日給5万円で看護してくれる方、募集します。
※購入しても何も続きはないですが、頂いた100円でコンビニコーヒーが買えます。
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