見たいものだけ、見えている。
【無料で全部みられます】
おはよう(月曜日なので自分を起こす意味で)。
僕は、元気です(雨で憂鬱なので気分を上げる意味で)。
さて、今回は父になって視点が変わったよ、って話です。
最近は、子どもをベビーカーに乗せてよく出かけるんだけど、
自分の視点が以前と変わってしまったことに気づいたのです。
何も、急に360度グルッと見えるようになったわけじゃないよ。
何も、急に透視ができるようになったわけじゃないよ。
かんたんに言うと、僕の目に「親目線」という新機能が追加されたのです。
親目線とは、たとえば「こんなとこにスロープあったんやー」という発見や
「こんなとこに子供服屋さんあったのけー」という発見のことを言います。
え、そんだけ?て思うかもしれませんが、
僕にとってはこれがけっこう大きな変化でありまして。
感動することもあれば、ついついイラついてしまうこともあるわけです。
特に悩ましいのは、「なかなかエレベーター乗れない問題」。
ショッピングモールや駅なんかで、
これまでは、何の苦労もなく乗れていたエレベーターになかなか乗れない!
ベビーカーでエスカレーターに挑むのも迷惑だし、
非常階段で腕の力の限界に挑戦する気も起きないので、
「場所とってエラいすんませんなー」と思いながら
仕方なくエレベーターを利用するわけです。
でも、みんなけっこうベビーカーに冷たい!
僕らが、一番先に待っていたはずなのに、我先にとグイグイ。
中の人たちもあまり詰めてくれないから全然乗り込めず…。
2つ目、3つ目も乗り過ごす。
しまいには上に行きたいのに、一回下に行って浮上するという二度手間。
そんなV字回復いらんねーん!
スッと上がりたいんですよ。スッと。
ここでね、おこがましいけど思うわけですよ。
みんな足腰が元気ならば、エスカレーターを利用しておくれ。
非常階段を使えとは言わない。せめて順番くらいは守っておくれ。
って。
ちなみに言っておきますと、
僕も最近「親デビュー」したばっかだから、
一般の人の気持ちもわかるわけです。
「ベビーカー邪魔だよ」、「混んでるとこにくんじゃねーよ」、
みたいなことを思っちゃう感情も。
実際に、迷惑な親子もたくさんいるの知ってるし。
だから、いつもものすごく謙虚な姿勢で、
すみません100%の顔で、エレベーターに挑むわけです。
なのーに!
ここまでしてるのに冷たい扱いされたら、悲しくなります。
そんな経験もあり、
一人でいるときも、自然と小さい子どもを連れた人たちに目がいきます。
ベビーカーの人がいたら、エスカレーターにするし、
電車内でベビーカーの人がいたら、盾になって迫り来る重力と戦います。
人間は、自分に興味のないことは、視界に入っていても気づかないもの。
だから、お願いしておきます。
ベビーカーの人を、街でたくさん見ると思うけど、
その人たちは、一生ベビーカーを連れているわけじゃないんです。
長い人生のうちに、たった数年。それ以外はベビーカー連れてないんです。
人より、ちょっとだけ幅を取ってるかもしれないけど、
人より、ちょっとだけ迷惑かけているかもしれないけど、
ちょっとだけやさしい目で見てもらえたらうれしいな、と。
みんな、赤ちゃんだったわけだし。
あなたの厚意で、一人でも多くの赤ちゃんが救われます!(おおげさ
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