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アキレス腱断裂 1ー安堵と絶望ー
2020年 11月30日 11時33分
11:00〜新しく初めたパーソナルレッスン。
時間は約70分。昼過ぎには帰宅する予定の為、午前中に掃除と布団を干して出発。13:00には帰ってくる予定。
トレーニングスタート
会話をしながらジョギング。開始30分で突然やってきた。手本でジャンプをして着地したその瞬間。誰かに蹴られたような感覚。瞬時にアキレス腱が切れたのだと感覚的に理解した。
期待はなかった
意外と切れていないかも。そんな期待は抱いていなかった。幸いグランドには知人がいて病院へ連れて行ってもらう事ができた。ただ、指導を受けにきた子と親御さんに余計な心配・気遣いをさせ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
きれてますね
病院に到着、検査。見てすぐに「切れてきますね」そう聞こえた。やっぱりな。ところでアキレス腱断裂って手術?こんな仕事をしていながら怪我に対してそんなに知識がない。肉離れは散々やった。実は木曜日にも軽く肉離れを起こしていた。
選択
手術をする方法としない方法を提示された。病院の先生はとても物言いが柔らかく、安心した。その時にいくつか質問した。興奮状態だったので正確さに少し疑う所もあるが以下のような内容だ。
手術をした場合としない場合における回復後の強度。これが1番気になった。もちろん元どおりにはならないだろう。そして回復後に今まで通り指導する事はない。おそらくジョギング程度であとは言葉での指導が中心になる。それは構わない。
いつまでも走れない事は数年前から理解していた
強度については、ほぼ変わらないとの答えだった。
正確には手術した方が数%再発率が低いらしい
では、何が違うのか。
以下のような違いがあると記憶している。
・手術のメリット
・回復期間の短縮
・最終的に約3週間完治するのが早い
・リハビリ開始が早まることでの筋力低下を抑えられる
・結果、競技復帰が早い
・手術のデメリット
・感染症のリスク
・手術による身体的負担
・入院(3日程度)
・傷痕が残る
こんな感じだったと記憶している。
自分に当てはめた結果、早期に競技復帰する必要はない。年明けの仕事についてはコロナの影響で1月〜3月まで休止。都内の教室については、手術を選択しても復帰時期は変わらない。※月1回の為。イベントに関してはコロナの影響で予定なし。
そんな事を考え、現時点(当日)においては、手術をしない選択をした。ただ、明日以降はわからない。信頼できる先生に連絡をし、私の住んでいるエリアに良い病院がないか相談している。おそらく明日、紹介してもらえるだろう。その紹介先の病院で手術を進められるかもしれない。その時、また考えたい。今後も陸上に関わっていきたいし、私にはそれしか出来ないと思っている。その為にも言葉で説明をできる言語力を高めなければならない。
現在、この文章を書いていて自分の文才の無さにがっかりする。このギブスが外れる頃にはこの文章がもう少し読みやすくなるよう努力したい。
あと2週間で40歳になる。人生の転換期を迎えた。厄年だからという人もいる。ただ、このこうなる事はなんとなく感じていたのだろう。それが今日だった。
今はそれを受け入れるしかない。
ー 続 ー
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