チョコレートドーナツ鑑賞後🍩
Travis Fine / Any Day Now
昨日、Twitterのスペースで良かった映画のお話を聴いてちょっと惹かれたこの映画。
アマプラにあったので早速本日鑑賞。
本当に忘れっぽい頭なので観終わった後感じたことをここに残しておきたいと思う。ネタバレもガッツリありなので知りたくない方は回れ右お願いします。
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とあるゲイのカップルが育児放棄されたダウン症の少年を引き取り育てようとしていくお話。
同性愛者という偏見にされされながらもマルコを大切に育てようとするルディとポールに心打たれた。
同性愛だけじゃなく知的障害に対する差別とか育児放棄とかの社会問題も交えて描かれてた。
ラストがね…
やるせなくて、悲しかった。
マルコはきっとルディとポールにもう一度会うために、
彼が描く"ハッピーエンド"を探して
明るい気持ちで、最期まで3人で過ごした家を探し歩いてたんじゃないかなぁ。
そう願わずにいられない。そうじゃないとあまりにも救われない。
印象に残ったのはデモテープを録音するシーン。
3人が幸せに包まれて過ごした1年間の走馬灯みたいな映像がすごくきれいだった。
隅から隅まで愛だった。
今よりももっと同性愛についてカミングアウトするのが難しい時代だったのかもしれない、それでもひとの幸せって法律や偏見でこんなにも簡単に引きちぎられてしまうもんなのかとやるせなかった。
ラストのルディの歌声が力強くて涙が出た。
自分は差別なんてしてないし、と思っていたけどどうも違ったみたいだ。
差別に対する無関心って、差別を反対していないのと同じようなもんじゃないかと思った。
…こんな時に、ふと推しのアジアンヘイトに対する言及を思い出す。
自分が直接被害を受けたり感じていなくても自分の大切な人たちが心を痛めている。
自分ひとりが大きなアクションを起こせないとしても、いつも思いやりと想像力をフル回転させながら行動・発言していきたいと思った。
…言うのは簡単なんだけどね。
それでも、Any Day Now