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すべて効率化した方が良いのか、あえて効率化しないのか
同じルーティンを迷いなく行う
決まった事をテキパキこなす。
何となくやる
考えず思いつきで事を進める。
どちらが良い方法だと思いますか?
単純作業と非単純作業
どちらが効率的でどちらが非効率的でしょうか?
物事は一概に言えないことが沢山あります。
単純に見える事が実は難しいことも多くあります。
非効率に見えることが実は大切な場合もあります。
職人と呼ばれる方達は一見すると簡単に出来そうな事を更に高みへと変化させています。
目で見ても分からないような細かい作業であったり、機械ですら不可能な研磨作業が人間の手によって出来たりします。
そういう技術は効率が悪いのかと言えば、数少ない技術ですから効率は悪いですが、その先を見た場合大変価値のあるものです。
確かに対象者の多いものが多くの方から必要とされるものです。しかしそれ以外の少ない方マイノリティをそのままにする事は正しくありません。
医師や研究者が一般的な病気しか研究しなければ、そこの対象でない方々には不幸しか起こりません。
では筋トレではどうでしょうか?
トレーニングも同じで、一般的な説明をするときは出来るだけ単純に効率良く行う事を重視します。
初心者をターゲットにした教科書はそう書いてあると思います。
しかし実際にトレーニングを進めていくと、これは何事にも共通すると思いますが、一般的概念ややり方が通じない個体差が出てきます。
個体差、個人差は無い訳がありません。
それを知らないトレーナーが大変沢山います。
初心者の教科書から得てきた情報で色々な方に対処しようとしても対応ができる訳がありません。
中には自分が知らない事を個体差や個人差という言葉で逃げる輩も居ますから要注意です。
本物のトレーナーはその様な逃げ口上は使いません。
分からない事を知っていますし、知らなければ調べてきますと素直に言えます。
トレーニングは奥深いものです。
たまたま最初は一般的トレーニングが自分に合っていたとしても、それが全ての人に当てはまるとは限りません。自分自身もそれがそれから先も通用するとは限らないのです。
誰それがやっているから良い方法とか、自分に合っていたからとか、そういう言葉しか出てこないトレーナーはそれまでです。
貴方の体や動きを注意深く見ていてくれるトレーナーを探してください。