筆者の見た、哲玄老師の指導法 ~趙州和尚に端を発する口唇皮禅の最高頂
2024.11.19 更新
このブログでは、暁山哲玄大和尚(井上哲玄老師)の YouTube動画などを材料に、哲玄老師の禅を紹介させて頂いてます。ここには、筆者の個人的な見解が少なからず含まれています。それらは、老師ご自身の主張ではありません。老師の言葉を正しく理解したい方は、「座らないオンライン禅会」がありますので、気楽に参加して、直接お尋ねすることを、おすすめ致します。
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Aki Z
p.s.
筆者は暁山禅師の指導法を、とても大事なものだと感じています。もしかすると、哲玄老師ご自身が想っている以上に、私の方が大事に思っているかも知れません。
「悟りそのものは、大悟徹底された祖師方のモノも、2,500年前にお釈迦さんが世界で始めて自覚されたものと寸分も変わらない、ピッタリ同じものです。」というのは、哲玄老師のよく語るところです。
でも、そこへ導くための指導法は、2,500年間、進化を続けてきました。
哲玄老師の師匠で実父でもある井上義衍老師は、その師匠の原田祖岳老師の禅を進化させたと、伺っております。でも、哲玄老師の指導法は、更に一段の進化を遂げていると、筆者は感じています。
これは、カルトのような、老師への狂信から、筆者が盲信しているというのとは違います。深く禅を学んだ人であれば、その指導法の新しさは理解できると思います。
哲玄老師にお会いした後、今の私には、哲玄老師の言葉のものすごさが、ひしひしと感じられます。真実から直接的に沸き出してくる老師の言葉、それはもう圧倒的です。
禅は無くなることはありません。でも、「暁山禅」は、この指導法は、今のところ哲玄老師だけのものです。誰かがしっかりと残していく努力をしなければ、風化してしまう恐れがあります。
哲玄老師は今年で 91歳、「あと 10年はここで頑張る」とおっしゃってはいます。禅は思想ではありません。それはその通りですが、「暁山禅」を感じ取って、その思想の跡かただけでも保存しておきたいと思えば、今やるしかありません。
筆者は、未熟ではありますが、暁山禅の指導法だけは、その外形だけでも、何とかしてしっかり記録していきたいと思っています。私にとっては、私自身の修行よりも、こちらが最優先です。老師には叱られますが。