映画を見て落ち着いた
この週末に「日日是好日」という映画を観た。あの樹木希林さんや黒木華さんが出てるやつだ。姉が見たというから見てみた。ぬぼ〜とした映画で、特別強く残るという訳でもなかったが、良い時間を過ごした気がした。
で、主人公の黒木華さんとその従姉妹が将来の不安を語り合う場面が好きだった。その場面では、主人公と従姉妹2人とも大学4年生。すぐそこまで迫る将来というものに言い知れぬ不安を感じていた。
それをみて僕は「新社会人の自分も同じような気持ちだ」と感じた。僕は入社は決まり、働くことになった。だから、もうそこで働くという腹は決まっているし、何も不安はない。あとは懸命に働くだけだ。なんて思っていて、自分の感じている不安を見ないようにしていたらしい。
映画の中の登場人物である、将来に不安を抱える2人を第3者的立場でみることで気づいたようだ。
そうなんだよ不安なんだよ。慣れることができるかとか、自分は末っ子気質が強いから、新人がやるべきことを注意してても他の人にやらせちゃったりしないかとか。朝ちゃんと起きれるかとか。考えたら不安がどんどん出てくる。
でも、自分が不安を感じてるって気づいたら、前よりはモヤモヤした気持ちがなくなってスッキリした。
自分の境遇に近い作品を見るのって、自分の心の整理になるし、良いもんだなって感じた。