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雨と晴れの境界

ぼーっと空を見上げていたら
雨と晴れの境界線が見えた
自分はどっちに立つ?
どっちが好きだろうか
見た目と雰囲気で晴れ側と思われることが多いが
私の中身は闇に覆われている

「気が遠くなるほど長い螺旋階段を登っていく途中で
僕は立ち止まり眠り込んでいた
足元には過ぎ去った時間の脱け殻がどうしようもなく絡みついて離れず
見上げると 遥かに遠い道のりに目がくらみ
ただ途方に暮れて僕は眠り 世界が終わる夢をみていた」
大好きだった舞台の冒頭のセリフだ
自分の人生を表しているようでどうしようもなく好きだ

好きな小説もホラーやミステリなど
どちらかというと暗く重い題材
闇に惹かれる所以を昔から折に触れて考えるが
いまだに正解は見つからない
見つかる時はくるのであろうか?

明るい光が苦手で暗い場所が好き
今後も変わりそうにはない



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