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パタヤのナイトライフを体験しないと語れないよね。だから行ってみた。
こんにちは。カンボジアシアヌークビルに住むそくあんです。
今日は旅の記憶が鮮やかなうちに、誰に頼まれたわけでもないのに、書き留めておこうと思います。(笑)
2010年、所持していた再入国許可書をもとに日本国籍への帰化が認められまして、それは、私の人生に大きな転機をもたらしました。日本のパスポートを手にした瞬間、世界が一気に広がった気がしました。「これでどこへでも行ける!」と胸を躍らせましたが、現実はカンボジアと日本しか知らない私。
だからこそ、この新しい自由を活かして一歩外の世界に出てみようと思ったのです。
そんなとき、格安航空会社LCCのAirAsiaでタイ行きのフライトを発見。
「カンボジアに戻る前にタイを訪れよう。このチャンスを逃す手はない!」と、すぐに決断しました。この時点でまだ家族には伝えてなかった。
モーチット・ターミナルからパタヤへの移動は順調そのもの。駅に到着すると、お友達がバイクで迎えに来てくれました。バイクに乗り込むと、海風を切りながら進む道の先に、突然広がる青い海!
「わああ!海だ!」と思わず声を上げました。シアヌークビルにも海があるのに、この瞬間の感動は特別でしたね。
パタヤの海沿いは、1960年代からリゾート地として開発され、欧米や中東からの観光客で賑わっています。ビーチロードをバイクで走り抜けると、潮風が心地よく、リゾート地らしい開放感に包まれました。
ドムアン空港到着までの様子はこちらに書いてあります。
↓↓
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今回の宿泊先は、Airbnbで予約した「NONZE HOSTEL」。
一泊18ドルという手頃な価格が魅力的です。
入口にはカラフルな造花が飾られ、気分を明るくしてくれました。
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ホステルは、シンプルながらモダンなデザインにビンテージのエッセンスを加えたスタイリッシュな空間。カプセル式の部屋はシングルとツインの2種類があり、狭さを感じさせない工夫が随所に凝らされています。
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共有のバスルームもきれいで、温水シャワーやシャンプーが用意されているなど、設備も申し分ありませんでした。
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海を一望できる「Shaloba by the SEA」に向かいました。この店はパタヤのロイヤルガーデンプラザ3階にあり、タイで流行しているトルコ珈琲を楽しめます。屋内のエレガントな空間も素敵ですが写真がない。
私たちは迷わず屋上エリアへ。目の前には広がる海、吹き抜ける風。最高のロケーションだ!!!
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珈琲はトゥルコ産の砂を200度まで加熱し、その中でじっくり淹れるというユニークな方法。
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選んだ豆を女性バリスタがその場で挽き、香ばしい香りが漂います。砂の中で容器がグツグツと泡立つ様子は、まるで小さなパフォーマンスのよう。
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豆がふわっと盛り上がった後はペーパーフィルターで濾します。
ポタポタとゆっくり落ちるまで待ちます。
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ひと口飲むと、深い味わいが口いっぱいに広がります。
屋上のソファに腰を下ろし、心地よい風を感じながらお友達と談笑を楽しんでいると、ふとバリスタが現れた。彼女が運んできたのは、涼やかな氷が揺れる透明なグラスと、どこか異国情緒を感じさせるおしゃれな容器だった。自分で注ぐスタイルであっという間にアイスコーヒーが出来上がる。
容器から珈琲を注ぐたび、氷がかすかな音を立てる。その一連の動作があまりに美しかった。
「こんな贅沢、なかなかできないな」なんて思いながら、珈琲を一口。
深いコクと香ばしさが口いっぱいに広がり、つい顔がほころぶ。値段は少し張ったけれど、この体験と味わいを思えば惜しくはない。「ご馳走さまでした」とお友達にお礼を。
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思えば、この旅の始まりも贅沢な時間だった。
パタヤに着いたのは朝の10時頃。お腹はぺこぺこで到着早々、クリスピーチキンにたっぷりのタルタルソースも注文。これがまた絶妙な組み合わせ。朝の光を浴びたテラスでの一食は、旅の第一歩として忘れられないものとなった。
パタヤには、まだまだ探したい景色と味が溢れている。
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ホステルのチェックインにはまだ少し早い時間。せっかくだから観光客らしいことをしようと、近くの名所を調べる。「ここ、良さそうじゃない?」と決めた行き先は、Nong Nooch Garden & Resort(ノンヌット・トロピカル ボタニカル ガーデン&リゾート)。
パタヤから南へ約15km、バイクで30分ほどの場所にある広大な植物園です。
熱帯植物が茂るサボテン庭園やイタリア式庭園、さらには恐竜の等身大模型が点在する独特な空間が広がる。
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敷地が広すぎるため、歩き疲れるのを避けるには700バーツと少し高めの入場券を買えば、シャトルバスで園内を回れる。主要な写真スポットで降ろされ、「撮ってこい!」と促される。言葉はタイ語混じりの英語だったけれど、その勢いに圧されて思わず「はい、はい」と降り立ち、恐竜とひとり記念撮影です。
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細部まで作り込まれた恐竜の模型は圧巻で、一体何体あるのか見当もつかない。
園内にはAmazonカフェやお土産ショップもあるので、疲れたら一息つけるのがありがたい。「子どもがいたら、きっと楽しいんだろうな」と思いながら、名残惜しさを抱えつつボタニカルガーデンを後にする。
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そしてホステルへ戻り、ようやくチェックイン。
移動続きで汗だくだった体を清潔感のある共有シャワールームでリフレッシュ。
すっかり空腹になったので、ホステル裏通りにあるタイ料理の名店へ向かう。看板が出ていないせいで少し迷ったが、たどり着いてホッとする。
注文したのは、海老とイカの春雨サラダ、トムヤムクン、空芯菜炒め。
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それに合わせたのは向かいのバーで頼んだ「タイウィスキーハイボール」。
ところが飲んでみて驚き!これはウィスキーというより米焼酎に近い味わいだと気付く。原料は米とサトウキビの廃糖蜜で、そこにウィスキーの香りを足したものだとか。なんちゃってウィスキーも2杯飲む頃にはほろ酔い加減で、次のスポットへ移動することに。
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パタヤのナイトライフを語るなら、GOGOバーは外せない。
老舗のTahiti Queenは1978年創業の名店だという。
昼間から営業しており、夕方まではハッピーアワーでお酒が割安。
ステージではダンサーたちが気怠そうに踊り、それを眺める欧米人観光客たちの周囲は妙に賑やかだ。
異文化交流とも言えるこの空間に足を踏み入れ、お友達と「これはビジネスとしてどう成り立っているのか」などと飲みながら考察する。
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ここは、男性同伴で入店は可能ですが、
女性ひとり、まは女性同士の入店はお断りだそうです。
パタヤのナイトライフを存分に楽しみたい人たちは、このエネルギッシュで刺激的な体験をぜひ!
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その後向かったのは、パタヤの繁華街ウォーキングストリート。街全体がエネルギッシュな熱気に包まれています。
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「わわわ…ワニ!?どんな味だろう」と興味本位で200バーツの小パックを購入。
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食べてみると、鶏肉に似たタンパクであっさりした味わい。イベント会場のような雰囲気の中で、再びハイボールを片手に乾杯。
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旅の締めくくりに選んだのは、地元で人気のHops Brewhouse Pattaya。
自家醸造のクラフトビールが有名で、地元食材を活かした一杯が楽しめる。店内では定期的に生バンドの演奏が行われるそうだが、この日は残念ながらお休み。それでも雰囲気は抜群で、冷えたクラフトビールを一口飲むたびに、心と体がリフレッシュされるのを感じる。
お腹はすでに満たされていたので、1杯だけ楽しんでホステルへ帰ることにした。「今日も充実してたな、幸せだ」と思いながら、心地よい疲れを感じつつホステルのベッドに倒れ込む。パタヤの夜は、まだまだ長い。
朝からアテンドしてくれたお友達に感謝します。シアヌークビルに来たら私が案内します。
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