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自立した人生って何だろう?

はじめまして。
愛知県在住の渡邊明日香と申します。
第二次ベビーブーム世代の50歳(2021現在)。夫と息子と3人暮らしです。

仕事は、事務代行業を個人事業で開業しています。
2015年に副業起業という形で開業し、とある中小企業の執行役員として勤務する傍ら、個人事業活動を行ってきました。
2020年(この記事を書いてる段階で昨年)、コロナ禍により役員勤務していた企業の業績悪化により、自主退職してから個人事業一本となりました。

今は、従業員2名と細々ですが、何とか少しずつ売上を上げながらお仕事させていただいております。こんな大変な時期に、雇用を継続しながら活動できることに日々感謝しています。

さて、現在の私と出会う人は、
「独立開業しててすごいですね。」
「昔からバリバリ仕事できるタイプだったのでしょうね。」
などと言ってくださる方がほとんどです。
たしかに昔と比べると、自分で仕事を作って、人脈広げて、営業して受注して、社会的、経済的には少し自立できたのかなと思いますが、15年程前まではごく普通のOLで一般的な共働き世帯の頑張る主婦でした。

毎日夜遅くまで仕事して
息子は両親にほぼ預けっぱなしで育児もロクにできず
何とか家事をこなしながら、家と保育園と実家と職場を行き来する毎日でした。
クタクタになりながらも、家族のためと言い聞かせて頑張っても、
夫からも両親からも褒められず、労いの言葉もかけてもらえず、不満ばかり口にしていたような気がします。

そして、そんな日々を続けてたら、家庭も仕事も自分も全部嫌になっちゃって、今から10年程前に、プッツンとキレちゃいました(どんなふうにキレたかは別の機会にお話しするとして)。

それからは、いろんな人と出会うため、様々な交流会や勉強会に参加し、仲間やメンターと出会い、自分を見つめ直す中で、
【すべては私が自立できていないことに問題があるんだ】
と気づきました。こうして私の自立への旅は始まったのです。

プロフィールなんで、だいぶ端折ってお話ししましたが、私の気づきや学びは追い追いご紹介していきます。
まず、私の人生で最も大きな自立への一歩は、
【私は自立できていない】を自覚することだったのです。

学歴主義の学生時代を生き抜いて(同世代の皆さんなら分かると思いますが)当たり前のように就職して、その段階でもう立派な大人だと勘違いして、結婚して出産したら人としても十分自立できたなんてさらに思い込み、きっといつか誰かが賞賛してくれるのだろうと信じてましたから、40歳目前でこれに気づいた時にはショックで若干引きこもりになる程でした。

自立は決してカッコいいものじゃないです。
SNSなんかでよく見かける”キラキラ起業”や”主婦でも月100万起業”なんて想像しちゃダメです。金に欲のくらんだ姿を想像するのではなく、本当に自分は人として、女性として、どうありたいのか。そのためにどう生きるのか。を見つけ出すことが大切なんです。

私のとりとめもない文章の中から、一人でも多くの方が、自立への一歩を見つけ出してもらえたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

渡邊明日香

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