⚠️独自の対戦価値観「飛び」編
今日は僕の対戦価値観について書きます。
そもそも「対戦価値観」という言葉があるのかは分かりませんが、ニュアンスが伝われば十分です。要するに「僕は格ゲーの対戦をこう考えている」という話です。
これは正解・不正解を論じるものではなく、個人的な考えです。万人に理解されるはずもない、偏った理論になります。
⚠️人によっては不快に感じる要素あり。閲覧注意。
「飛び」の価値観
結論から言うと、僕は「飛び」を攻略と考えたくありません。
この考えの原点は、『ストIIX』のリュウ vs ガイル戦と、僕の師匠の影響です。
『ストIIX』のリュウ vs ガイル戦は、ほぼ五分五分のカードと言われており、非常に奥が深いものです。僕は師匠や弟とこの対戦をよくやるのですが、基本的に対戦中にジャンプ攻撃をほとんどしません。起き攻めの安全飛びや、対空が届かない距離での垂直ジャンプはありますが、立ち回り中の「飛び込み」は極力避けます。
飛び込みは運要素が強すぎる
僕のストllXの師匠はこう言いました。
「立ち回り中の飛びはほとんど運だ。対空が甘い相手には押し付けられるが、それは読み合いではなく、ただの運試しにすぎない。これでは駆け引きが成り立たず、理不尽な展開ばかりになる。」
この考えは今でも僕の格ゲー理論の根本です。
確定で飛びが通る場面(見てから反応できない技に対して飛ぶなど)以外の、漠然とした飛びを嫌っています。なぜなら、「相手が対空ミスする可能性」に賭ける行動だからです。
AI戦で考える
仮に「無硬直の状態でなら100%対空が出るAI」と対戦するとします。このAIに対して飛ぶメリットは、たまたま相手の動作中で対空が間に合わずヒット or ガードさせられること。デメリットはその他の状況では確実に対空されてダメージを受けること。
この場合、飛びを通すまでに何回対空されるかを考えると、明らかに不利です。つまり、このAI相手に「飛び」は非効率かつ運頼みの行動です。
人間戦で考える
では相手が人間だったらどうでしょうか?当然、対空の精度は下がります。人間は地上戦に集中していたり、弾を撃ったりしているため、いつでも完璧に対空できるわけではありません。
この場合、飛びのメリットは、相手が何らかの動作中で対空が間に合わず、ヒット or ガードさせられる。
これともうひとつ、
対空は間に合ったが、相手がミスしてガード or ヒットした。デメリットは、しっかり対空されてダメージを受ける。
この状況は、要するに「相手の対空ミスを期待して飛ぶ」行為です。
「お前、対空出せないだろ!」
「当たればいいな!」
というのと同じです。
相手が弾を撃った瞬間に飛び攻撃が確定したとしても、それは結果論であり、運の要素を否定できません。
「飛び」とは、相手をナメる行為なのか?
もし先程の「100%のAI戦」なら、あなたは飛ぶでしょうか?
おそらく飛ぶ選択をする方は少ないと思います
なのに相手が人間になると飛ぶ。これはなぜか?
結論:相手をナメているから では無いでしょうか
「相手の対空は出ない」「自分が有利になる可能性が高い」と思っているから飛ぶのです。その上対空がしっかり出る相手に当たると、「待って対空だけで何が楽しい!」「波動昇竜はくだらない!」などと文句を言う人が出てきます。
なので僕は飛びに対して良いイメージを持てません。
それでも飛ばざるを得ない現実
とはいえ、飛ばないと厳しい対戦カードが存在するのも事実です。僕の実力では、飛びなしで勝ち切るのはまだ難しい。
「飛びを攻略とはしたくないのに、追い詰められて飛んでしまう」これを解決するには、僕の実力を底上げするしかありません。
なんの実績も出していない僕が、偉そうに理論を語っても誰も耳を傾けません。負け犬の遠吠えでしょう。
なのでこの理論を大声で外に出すことはありません。
ですがこれを読んでいただけた方には、
いとゆーの対戦観は理解して頂けたでしょうか。
これからも努力していきます。
稚拙な文ですが読んでいただいてありがとうございました。