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イツカ
2020年8月11日 00:27
なぜそんな話になったのかはとんと記憶にない。 父親の59の誕生日と、それから両親の結婚25周年の祝いを兼ねて少し豪華な昼食に出かけた日。ディスタンスな配置で、趣向を凝らした季節の料理を口に運びながらする話でもなかった。 とにかくなぜだか蛞蝓の話になって、そうしてふと思ったのだ。「蛞蝓って、自分と外との境界が曖昧そうだよね」「蛞蝓に自我はないよ」 私によるファンタジックな問題