問題と向き合い続けず、適宜休息を。
自己治癒力を高めることを目的としたセラピーを提供していますが、人が立ち直るときや前に進めるようになるのに一番必要なのは、本人の諦めない心と余暇を持つことです。
heavyな事象を体験した人も、その体験を聞くだけでも、ものすごく心がやられます。心や意識が重たい方に引っ張られている時は、他の場所でもネガティブな意識に引っ張られる事象に遭遇しやすくもあります。またまじめで責任感の強い人ほど適当になれずに、問題やネガティブな事柄と向き合い続ける傾向にあるように思います。
人間は意識している事と共通するモノに繋がる性質があります。
ですから、ネガティブにフォーカスし続けるほど、心身共に疲弊する一方です。
それを食い止めるために、一度心のシャッターをしっかり閉じて休憩をとるのはありです。イメージングが得意な人であれば、「頭やハートから出てるネガティブな意識のコードをハサミでしっかり切る」等のイメージもいいですね。また物理的に要因と距離を置くのも効果的です。
そして自分の好きなこと、心が休まることに意識を向ける。考えられなくなるまで忙しくしたり、運動するのも良い。あえて肉体的に疲れさせて、早く寝ちゃう。
また「わたしは必ず立ち直る」「わたしは大丈夫」といった自分への肯定的な祈り、アファメーションも効果的です。これは言霊とも言えます。
スーパーマンポーズをすると自信が出てくるといったボディワークと同様に、アファメーションも心理効果があります。
他者からの慰めも薬になりますが、一番効くのは自分が自分に向けたポジティブな言葉です。
向き合わざるを得ない問題を解消していくために、体力と精神力の消耗を感じたら適宜離れて回復を十分に、またいざという時の自分用の回復法も用意した上で焦ることなく一歩一歩取り組むのをお勧めしたいです。