一流の料理人は○○が違う
先日、お世話になっているK氏と、美食家とご一緒する機会が有った。
中国に2年間駐在していた僕も、ワインとともにいただく中華は初めて。
ましてや、丸いターンテーブルを囲うわけでもなく、タピオカ屋さんを彷彿とさせるポップでカジュアルなお店で、金融エリートや宝石商が通う一流の中華とペアリングのワインをいただけるとは想像だにしなかった。
レストランやお料理等については、K氏のブログを是非ご覧いただきたい。
#https://co-dawari.com/dots/
K氏からは以前から
「食べログの評価はハズレは防げるが、当たりは引けない」
「一流店ほど食べログの評価が3.0だったりする」
と伺っていたが、今回その言葉の意味を改めて思い知った。
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▼一流の料理人は調理場以外での過ごし方が違う
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今回は特別に「貸し切り」にしていただき、我々だけでシェフとの会話を堪能するという何とも贅沢な時間を過ごさせていただいた。
シェフは一品一品お料理をサーブする際に丁寧に説明をしてくださる。
ペアリングを考え抜かれたワインについても同様だ。
素材への拘りの深さについてはK氏のブログを参照いただきたいが、仕入れももちろん、その素材を作る土壌にまで気を配られている。
#Codawari
#https://co-dawari.com/dots/
また、軽井沢のような標高の高いところと平地では沸点が違うことにより調理の際に配慮すべき点が変わってくるとも仰っていた。
まさに『神は細部に宿る』だ。
そして、何より驚かされたのは素材への拘りだけではない。
その会話に登場する人間の多さだ。
「九州の○○というスイーツ屋さんを知っていて会話が弾んだから、宝石商が私を覚えていてくださった。」
「九州の○○さん農園の柚子が人生で一番美味しく、スタッフを全員連れて行ったこともある。先日××さんを農家の方とお繋ぎした。」
「同世代の料理人達で集まることが多い。和食の人は怖いイメージが有ったがそんなことはなかった。」
などなど、会話の中にさらりと多くの人間が登場する。
一流の料理人同士、一流の美食家同士が繋がり、人づてで一流の食材やレストラン等の情報が交換されているのだ。
食べログの評価でそれが伺えるはずもない。
至高の料理とワインに酔いしれながら我々は
『一流の料理人かどうかは、調理場で振るうスキルが優れているかどうかだけではなく、調理場以外でどのように過ごしているかで決まる。』
ということを感じずにはいられなかった。
一流に触れるためには、一流の方々との生のコミュニケーションを取る以外に無いのだということを改めて感じさせられた。
みなさんも是非五感で感じていただきたい。
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#神は細部に宿る
PS(追伸)
配信時間がバラバラですが、LINEで繋がっていれば読み逃し無くお楽しみいただけます。