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この戦争(ブラのサイズ論争)を終わらせに来た

バツイチ子持ち京大卒元メガバンカーで現在プログラミングスクールに通っている総一郎(人生2周目)です。


ONE PIECEのシャンクスのごとく

僕が“この戦争を終わらせに来た”

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▼この戦争(ブラのサイズ論争)を終わらせに来た
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「○○ちゃんってEカップって言ってるけどそんなに有るように見えないよね」

「○○ちゃんってEカップって言ってるけどもっと大きく見えるよね」




大きなお世話だ。


…と思うが、

こんな論争は人類がブラジャーというものを開発してから繰り返されていることだろう。
#知らんけど

この、

(実際のカップ数)≠(見た目から推測するカップ数)

という不幸はしばしば起きる。
#不幸


特に男性はカップ数に夢を抱きすぎているので、

(実際のカップ数)>>>(男性が見た目から推測するカップ数)

となることも多い。

男性の期待値が高すぎて、Eカップ!?と歓喜しても、男性の頭の中のCカップだったりする。

男性のスカウター(眼力)はその程度なのだ。


なぜこの不幸が起きるのか?


僕が結論をお伝えしよう。


先にお伝えしておくが、僕はブラジャーを着用したことが無い。

つまり、日々身につけている女性からしたらただの外野の戯言なので、ネタだと思って読んでいただきたい。

恐らく間違っていることもたくさん有るだろうが、着用したことの無い男性という生き物はこの程度の認識しかないのかと鼻で笑っていただきたい。


さて、結論から言うと、


この不幸は“無知”から来る。


何に対しての無知かというと、


「ブラのカップ数はトップバストとアンダーバストの差によって決まる」


という事実を少なくとも男性は知らないのだ。
#知っている男性には申し訳ないが


この事実から何が導けるのか?説明しよう。


「ブラのカップ数はトップバストとアンダーバストの差によって決まる」

ということは、トップバストがいかに大きかろうが、アンダーバストがいかに小さかろうが、とにかく差分だけ評価されてカップ数が決まるということだ。


直径の大小が違う二つの円を用意して考える。

以下の図をご参照いただきたい。

iPhoneで書いたので下手すぎて恐縮だが


上図は、

①半径4 直径8 円周8×3.14 
面積4×4×3.14 = 16×3.14 

②半径5 直径10 円周10×3.14 
面積 5×5×3.14 = 25×3.14

下図は、

③ =② 

④ 半径6 直径12 円周12×3.14 
面積 6×6×3.14 = 25×3.14

である。

直径が小さい①と③をアンダーバスト
直径が大きい②と④をトップバストとする。

それぞれ、トップとアンダーの差は、

2×3.14で同じだ。

つまりカップ数は同じだ。

この時、簡単にするために、大きい円の面積引く小さい円の面積、すなわち、②-①や④-③をおっぱいの体積とする。

それぞれ、

②-① = (25-16)×3.14 = 9×3.14
④-③ = (36-25)×3.14 =11×3.14

で、後者の方が大きい。

これが何を意味するかというと、

「同じカップ数でもアンダーバストが大きい方がおっぱい自体の体積は大きい」

ということだ。

冒頭の例でいうと、

上図= 「○○ちゃんってEカップって言ってるけどそんなに有るように見えないよね」

下図= 「○○ちゃんってEカップって言ってるけどもっと大きく見えるよね」

とすると説明がつく。

同じEカップだとしても、おっぱいの体積自体でいうと、アンダーバストが小さい上図の人は下図の人より小さいのだ。

となると、同じカップ数だとしても、手で覆って溢れるかどうかとか、谷間がどれだけできるかとかも違ってくるだろう。

ただ、ここで終わっては浅い。

ここからが本題だ。


この時、おっぱいの体積はそれぞれ、

上図: 9×3.14
下図:11×3.14

なのだが、それぞれ、「胴体に対してどれだけ有るのか?」を計算してみる。

胴体はそれぞれ

上図:4×4×3.14 = 16×3.14
下図:5×5×3.14 = 25×3.14

なので、これに対しての割合を計算すると、

上図:9÷16 = 56%
下図:11÷25 = 44%

となる。

つまり、「胴体と比較した時におっぱいがどれだけの割合なのか?」で見ると、

上図: 胴体が細いのにおっきい
下図: 胴体が太いからおっきい

になってしまうということだ。

実際のところ、外野からしてみれば計測したカップ数は知る由もない。

となると、パッと見た感じの

谷間とか服の盛り上がりから推測する「おっぱい自体の体積」か、

「胴体に対するおっぱいの大きさ」

でカップ数を判断するしかないわけだ。

つまり、外見ではカップ数を言い当てることは容易ではない。


結論、

「大きい」の定義が曖昧だった

のだ。


A: おっぱい単体を見た時の体積のことなのか?

B: 胴体の細さと比較した時のおっぱいの割合ことなのか?

で全然議論が変わってくる。


Aの思考の人は、アンダーバストが大きければカップ数が小さかろうが巨乳と思うだろうし、

Bの思考の人は、体積自体は小さく小振りだろうが、胴体に対しての割合が大きければ巨乳と認識するだろう。

実際には二元論ではなく、Aの視点もBの視点の両方を持ち合わせた上で「巨乳」だの「貧乳」だの余計なお世話な議論を闘わせているわけだが、

ここの定義が曖昧だから戦争が止まないわけだ。

もし今後この戦争が起きた時は、

「それはおっぱい自体の体積の話?」
「それとも、胴体に対しての割合の話?」

と聞いてみると良い。

きっと次の瞬間から口を聞いてもらえなくなるだろう。



長々と語ったくせにちゃぶ台を返すようだが、

こういう社会が決めた尺度とか他人の評価などクソ喰らえだ。

自分が自分を美しいと思って満足していればそれで良い。

何カップだろうが自分が満足するサイズがベストサイズなのだ。



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