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留学先選びも一貫性は大事

京大卒元メガバンカーの総一郎です。



僕は京都大学在学中に一年間休学をしてカナダに10カ月の語学留学をした。

今回は留学先の都市をどのように選んだかをご紹介したい。

僕が留学することを決断できたのは、過去にオーストラリアに短期留学をして日本人とつるんで終わってしまったことへの後悔が有ったから。

だから、同じ失敗を繰り返さないよう留学の目的を明確化し、目標の定量化をしてから留学生活をスタートさせた。

というお話をした。

目的の一つは「英語を喋れるようになる」に設定したが、それもまだまだ曖昧だ。

それだけではイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピン等など、候補が無限に上がってきて絞れない。

例えば、ハリーポッターを見て英語に憧れて…と言いつつアメリカに留学していたとしたら、一貫性が無さすぎる。

行動に一貫性が無いと、「何も考えてないんだな」と思われ信頼を失う。

これは帰国後の就職活動などでは特に痛手になるので、一貫性が有るか?はよくよく考えて留学先を決めた。

#過去の記事はこちら
「またいつか」はいつなのか
”なんとなく” 満足か後悔をしないように

*画質が悪くて恐縮だが、写真は留学時代に撮った韓国人のイケメンのお兄さま方との写真だ。

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▼ 留学先選びも一貫性は大事
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今ではそれではつまらないとすら思っているが、僕はロジック人間なのでとにかく正解っぽい、教科書通りなものが好きだった。
#『エリートメガバンカーが「自分の人生を生きる」ためにした二つの決断

だから喋れるようになりたい英語も、イギリス英語や訛りの有る英語ではなく、教科書通りのアメリカ英語だった。

この時点で、留学先の国はアメリカかカナダに絞られる。

アメリカに憧れは有ったものの、費用の面でカナダの方がリーズナブルだということを留学エージェントに聞き、カナダを選んだ。

次に、カナダの中でも数多くの留学先が有る。

田舎を選ぶのか?都会を選ぶのか?で全然変わってくる。

田舎を選べば当然留学生も少ないので、日本人が少ない。

英語環境に没頭できるが、反面、語学学校の選択肢も少ないし、娯楽も少ないし。

都会を選べば日本人が多いので日本語に晒される機会は多いが、語学学校の選択肢も多いし、娯楽も多い。

僕は友人も多く作りたかったし、娯楽が少ないと退屈すると思ったので都会を選んだ。

ここまでくると選択肢はだいぶ限られる。

トロントかバンクーバーだ。

トロントはカナダ最大の都市だが、観光地と言った感じではあまりないので留学生もバンクーバーほど多くは無い。

冬はかなり冷え込む。

一方バンクーバーは気候も温暖で、世界で最も住みたい街ランキングの上位に君臨する街で、観光地としても有名だ。

日本人留学生はというと、トロントよりも圧倒的に多く、町から日本語が聞こえてくることも有るとのことだった(当時)。

「同じ轍(てつ)は踏まない」と覚悟してはいるものの、日本語に囲まれて生活をして、「日本語を喋らない」という意志をどこまで貫けるかは定かではない。

であれば、そのリスクは排除しておくに越したことは無い。

僕は自分が意志の弱い人間だと思っているし、期待していない。

根性無しの自分は、日本語を話して楽に留学ライフをエンジョイしたいという誘惑を目の前にしたら我慢することは難しい。

なので、頑張らずに日本語を話さなくて済む環境選びの方をこだわった。

じゃあ田舎にすれば?と思われるかもしれないが、娯楽が無さすぎては留学生活をあまりエンジョイ出来ないので、そこは兼ね合いだ。

僕の中で、ある程度日本人が少なく「日本語を話さない」というマイルールを無理せず貫けそうな環境で、且つ、そこそこ娯楽も充実しているというバランスの良い都市が「トロント」だったのだ。

ということで留学先の都市は決まった。

次は語学学校選びだが、長くなり過ぎたので今後の記事に譲ろうと思う。

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