保険屋さんから聞いた保険の賢い使い方
バツイチ子持ち京大卒元メガバンカー現ライターの総一郎(人生2周目)です。
久しぶりに保険屋さんに会って質問してみたのだが、やはり保険のプロ。
使い方が玄人だ。
#写真は初めて食べたさわやかのげんこつハンバーグ
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▼保険屋さんから聞いた保険の賢い使い方
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独身の方はまだしも、お子さんがいらっしゃる方は生命保険に加入している方が多いだろう。
生命保険や医療保険の是非については賛否両論あるし、個人のおかれている状況や理想の未来などによって答えも変わってくるのでここでは触れない。
とにかく僕は生命保険や医療保険に加入をしていて、僕に万が一のことが有っても娘に資産がいくようにしている。
だから定期的に保険屋さんと会って近況報告や相談などをしている。
生命保険に入ったら、入ったことすら忘れて保険屋さんと会うのは数年に一度という人も多いだろう。
保険屋さんから聞いたのだが、日本人が保険について考えるのは平均すると年に1度だそうだ。
それは確定申告の時の生命保険料控除額を申告する時にふと思い出すからだろう。
ただ、それでは勿体ないと思った。
今日は一つだけ玄人っぽい使い方を共有するが、実は節税の手段としても大いに活用できたりする。
さて、以前、キャッシュフローに関する記事を書き、そこで「契約者貸付」と言うものに触れた。
保険というものは、簡単に言ってしまえば、決められた保険料を支払うと、もしもの時に支払った額より多くのお金が返ってくるというものだ。
これだけ聞くと、「そんなんみんな買うに決まってるやん」となってしまうが、「もしもの時」が訪れる人の方が少ないから成り立つビジネスだ。
次に、「もしもの時」が来ない人からすると保険料払い損やん!となるが、「掛け捨て」ではなく貯蓄性のものを選択すれば満期が来た時や解約時に払い込んだ保険料に運用益が乗っかって返ってきたりする。
つまり、銀行預金よりも利率の良い貯金なのだ。
ただ銀行預金はいつでも引き出せるのに比べて、保険は好き勝手に引き出せないから、そこがネック。
…と思いきや、意外や意外、「契約者貸付」という制度を使えば一定の範囲内で借り入れることはできる。
「契約者貸付」というのは、満期が来たときや解約時に払い込んだ保険料に運用益が乗っかって返ってくる金額の何割かであれば引き出せますよというものだ。
ただし、これは借入なので金利を上乗せして返済しなければならない。
ただ、商品にもよるが金利は年利で4%とかなので、リボ払いとかが15%程度なのを考えれば破格の安さだ。
銀行預金の利息は0.002%とかなので、年利数%の保険を購入し、契約者貸付で引き出したり返済したりして使った方が差し引きの利回りは良いかもしれない。
で、今回聞いた賢い使い方が何かといえば、
外貨建ての保険の契約者貸し付けをうまく使えば税金もかからずに為替差益を得ることができるということだ。
どういうことかと言うと、
例えば、ドル建ての保険で契約者貸付を使い、1000ドル借りたとする。
すると、返済も「1,000ドル」だ。
これを1ドル=140円の円安の時に借り、1ドル=120円の円高の時に返済したとすると、
14万円借りたのに年利4%を加えても12万4,800円しか返済しなくて良いことになる。
これは借入返済なので為替差益は無税とのこと。
金利以上に為替が動く可能性が有れば、こうやって外貨建ての保険の契約者貸付で為替差益を作ることもできるのだ。
まぁこんなマメなことはなかなかできないとは思うが、知っていて損はない。
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