【旅ラン】北海道札幌編(真駒内〜豊平峡温泉)
北海道マラソンの後、帯広に滞在し、さぁ帰ろう、と思ったら福岡に台風がやってまいりまして飛行機が欠航。帰れなくなり、急遽札幌に2泊することになりました。そのおかげで時間ができたため、札幌で行ってみたかった定山渓温泉、さらにはもっと奥、豊平峡温泉まで走ってみることにしました。
地下鉄で真駒内駅へ
札幌駅の近くのホテルから地下鉄に飛び乗り16分、終点、真駒内駅に到着。駅を出るとバス停に定山温泉行きが停車しており、いっそのこと乗ってしまいたい衝動に駆られつつ、靴紐を結び直す。
Google Map によると駅前の平岸通りをひたすら進み、4kmほどで230号線と合流。そのまま230号線を15kmくらい走れば定山渓温泉。その2kmほど先が豊平峡温泉。つまり、このまま道なりに進めば良いみたい。
走り始めて2km。よく地図を見ると平岸通りはなぜか2本走っていて、このまま直進すると真駒内川に架かる橋へたどり着きそうにないので、お隣の大通りへ移って歩道橋を渡りました。分かりにくいのはここくらいで後は定山温泉までずっと進行方向左側の歩道を道なりに進むべし。
序盤はコンビニもたくさんあって、よくある街中ランニングですが、10km地点のセコマ(セイコーマート)を過ぎると急に寂しくなってきて、いよいよ山登りが始まる予感が漂ってきます。
緩やかな坂を登り始めた12km地点で見た、フルーツ屋さん?の前の自動販売機が定山温泉までの最後の自販機だったような気がします。
さらに坂を登っていくと、まさかの下り坂が現れました。写真ではわかりにくいですが、長い長い下り坂です。そんなに登ってないような気がしますが、こんなに下って大丈夫なのだろうか。
ずっと登り坂だと思っていたのですが、ここから先は不思議なことに下り基調だったような気がします。登った感じはあまりない。定山温泉は割と低地にあるのかもしれない。
定山渓温泉
終盤に2つのトンネルを抜け、ついに定山温泉に到着。真駒内駅から18kmくらい。思ってたようりしっかしりした街だった。
入り口の急な坂を下ると、そこは温泉街。有名であるらしい温泉まんじゅうを楽しみにしていましたが、休みのようでした。残念。
かっぱ大王に挨拶をして、さらに奥に進み、橋を渡って元の道に戻る予定が、橋の向こうはまさかの通行止め。しぶしぶ来た道を戻ることに。入り口のあの急坂を登ることになるとは。
豊平峡温泉
再び230号線に戻り、さらに進むと、豊平峡温泉の看板が見えてきました。これを左に入り、さらに数百メートル進むと、ついに到着、豊平峡温泉。真駒内駅から22km。
思っていたよりワイルドで山小屋感満載の温泉でした。内湯も広々とした露天風呂も100%源泉掛け流し。温度も低めでゆっくり浸かることができました。この日は暑かったのですが、寒い時の露天風呂は最高だろうなぁ、と。
温泉から上がり、レストランを覗いてみると、カレー屋さんとうどん屋さんがあるようでした。札幌に帰って鮨でも食べようと思っていたので、ここで食事をする予定はなかったのですが、カレー屋さんに「ハスカップナン」という北海道感溢れるメニューを発見いたしまして、居ても立ってもいられなくなりラムカレーと一緒にオーダー。
ハスカップとは北海道特産のフルーツのようです。九州ではほとんど目にしません。見た目はブルーベリーのようですが、甘さ控えめ、酸味強め。そしてとても濃厚。ラムカレーにハスカップナンを浸して食べても、ハスカップの味が勝ってしまいます。ハスカップの濃厚さに、キーマカレーの甘みやスパイシーさの後方支援が加わり、もうめくるめく世界にいざなわれます。
そんなめくるめく世界を口の周りにこびりつけ、時間が来たのでいそいそと送迎バスへ。豊平峡温泉には真駒内駅への無料の送迎バスがあるのです。行き、帰り一日一本ずつ。
僕は帰りの便(15:00発)に乗りましたが、このバスは行きのバスに乗った人が優先らしく、人が多い場合は行きのバスでもらえる整理券がないと乗れないみたいです。この日は平日だし、季節がらもあって人が少なくて助かった。紅葉の時期なんかは人が多いみたいですよ。
もしこのバスに乗れなくても、向かいにバスがやってくるのでそちらに乗れば問題ないようです。その場合は真駒内駅ではなく札幌駅終着で 1,000円弱。
まとめ
今回の旅では豊平峡温泉に行く予定はなかったのですが、台風の影響で急遽できた時間をうまく使えた上に、ハスカップナンに出会うことができました。
ちなみに、山に入ったら下り坂ばかりだった、という印象だったのですが、後で確認したらずっと登ってました。不思議。
山に入っても歩道も広く走りやすくて、とても良いランニングコースでした。20kmくらい走って、温泉入って、おいし物食べてバスで帰る、なんて最高じゃないか(๑•̀ㅂ•́)و✧
※札幌で鮨も食べました
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