soi - エリカ

彷彿の箇条書き ig: @soi__24

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最近の記事

多元宇宙までやってきて

正直なところ 亡くなったことの哀しさなのか 何もできなかった後ろめたさなのか ひとりになった母へのいたわりなのか どうして涙がでるのか まだよくわからない 変だなあと思うんだけど 良くないなあって思うんだけど ピンと来なくて 泣いてしまう日もあるんだけど さよならまでに4年も用意してくれたのに 何ひとつ向き合えなくて さよならから4年も経つのに まだ何ひとつ向き合えてない 最後の夜にさよならを言いに夢に出てきたね すぐに会いに来てくれたんだって分かったよ そんな時まで背広姿

    • とりとめもないこと 12

      音楽しか聴けない夜があっても ミュージシャンにはなれない 現実を認めてしまった夜はとぼとぼと街を歩く  惨めだなあって 呆れて 「空に星が綺麗」と「笑えれば」を聴いて 自分を慰める 家に戻る頃には自分に笑ってやれてる そうやって区切りを付けて 翌朝目覚めて少しだけ眠さに絶望して でもよしと身支度をする そんな7分半が何にも変えられない時間になる

      • とりとめもないこと 11

        繰り返しあの夜が再生される ロマンスには逃避行がつきもので 本当の愛はいつも何かに追われて 必死になって その二言目を遮る 憶えていなくていい いい  夢の先 潜りつづけるには眩しく 光を捉えることはもう 見えないよりも暗い ゴミみたいな感性をかき集めて立てた塔でも見上げるものがあるそれこそが希望だと思う 未だに何者にでもなれると思っている 何者にもなれていないからこそ ひたむきに見上げる 見上げる 自分が心から信頼できないものにそれ以上を望まないこと

        • とりとめもないこと 10

          今までのどの選択を無くしても、今は生まれないとして もう台風の目でいいからしあわせの中にいると思っていたい とりとめもないことは頭に浮かんだことのメモ書きのコピペなので、本心だったり別にそんな風に考えていなかったりする 想像することは人生の余白をのばすこと でも どんな物語に触れどれほど考えたって所詮守られた幸せに生きるわたしが考えつく先なんてたかが知れているのだろう "そんな君のままで良いよ"と言ってくれるあなたもそんな位のあなただからそう思うのだろうか あなたは何

        多元宇宙までやってきて

          とりとめもないこと 9

          何にかはわかんないけど、ぜったいにまけたくない 綺麗すぎて、初めてこんな気持ちになった すがりつくようなみっともないことすら私にはできっこない 少しも痕が残りませんように 157cm 45kg 大したことのない頭脳と 運動神経の悪い身体  ぜったいにまけたくないという気持ちと もうどんなんでもいいやという気持ち 相反 そんなかっこいいもんじゃないか もんじゃ あ もんじゃたべたいかも わたしのたいせつなもの、わかってもらわないほうが楽かもしれない じぶんだけの特別な場

          とりとめもないこと 9

          とりとめもないこと 8

          綺麗なものにしたがっているのは私の方かもしれない その時がきたとしても、悔いがないように 家族の前が一番素でいられる、というのはいかがなものか(:私の場合) 向かい合う他人の溜息を何度もみてきた 言語化、ずっと出来なくて 言葉が出てこなくて 痺れ切らして怒鳴られてた 最近座っているだけでおしりが痺れる 心が満たされる瞬間 たったの一瞬 残してなんかおけないのに その一瞬一瞬を繋ぎ合わせたら永遠を手にできるんじゃないかって そう思って 本気でそう思って 急いで雑に繋げ

          とりとめもないこと 8

          とりとめもないこと 7

          今の私だから今の関係があるんだってちゃんと分かってる 多分少しだけ大人になった 悲しみの受容が鈍くなってしまった 感動するのは他人事で 泣きたくなる日は自分よがり こんな感性なんかゴミみたい ずっと夢みたいな方がいい 同じ現実に並べてしまいたくない それでもこれが現実だというのなら 今並んでいるもの全てを大切な美しいものにしたい そんな現実を生きたい 自分の人生だということを何度も忘れる 他人に生かされているから

          とりとめもないこと 7

          とりとめもないこと 6

          わかったこと:在宅中に上長からPC入電があると着けていたAirpodsProを投げ捨てて応答する わかったこと:AirpodsProを投げ捨てると探すのに苦労する 時間だけじゃなくって心や体も有限なの 大きな容器に替えるだけの経験値も足りないし 地続きの日々、だとするなら 変わらない景色なんて決してなくて 嫌でも無理矢理でもそれでも進んでいて 振り返るだけ無駄だと思っても 下書きセーブなんて必要なくても なんとなし形作られたそれが自分の日々の歴史そのものになってしまう

          とりとめもないこと 6

          とりとめもないこと 5

          ズボンのポケットに煙草まるごといれっぱなしにしていた彼、そうともしらず吞気に洗濯機を回す私。結果はまあ、悲惨なことに。しょんぼりと肩を落としてご飯も食べずに煙草まみれの洗濯物と向き合う彼に愛しさがこみあげてきて、そんなこの気持ちを忘れたくなくてここに記録しておく。 煙草のにおいも柔軟剤には負けるらしい。いい香りとうらはらに草まみれのお洋服たち。私は今回みたいないわゆる「やってしまった」経験が多いタイプの人間なので、彼の気の落ちようも容易に想像つく。「気にしなくていいよ」の言

          とりとめもないこと 5

          とりとめもないこと 4

          ああ洗濯が終わった音 ああ濡れたままの髪 寒さに足先を重ねる 午前3時 仕方のない自分で溜息 新潮で筒井康隆の日記を読む。最後の一文、そのたった十四文字に感服。なんてないのに、なんてなくみえるのに。 突然やってきた何もない昼間に あまりにも心地の良い昼間に 友人が結婚式の前撮りをしているそうで 笑顔の彼女を想像していたら 父の「結婚式にはムービーを流すんだ」と意気込んでいたというエピソードを思い出し 思わず堪えるものがある 歳をとったものだ どんなに考えたってこの頭では

          とりとめもないこと 4

          とりとめもないこと 3

          みつけて ほしい わたしだけをみつけて それだけでいて 「死んだ習い事だから」と母 躊躇いに勝ったものは何だったのか 聞けなかった あの午後 あの時母は一度死んだのだろう いま目の前には二人目の母 わたしの知っている母 無責任なこと言えない 私の生活じゃない 複数の人と居ると 内側に入れない 外から見ている感覚 誰かと二人きりだと もう外には何もない 二人だけのように居られるのに

          とりとめもないこと 3

          とりとめもないこと 2

          日々揺らぎ 滲み出る青 深く深く ー 決して綺麗とはいえないけれど、これは私の日々そのもの なのです こぼれて滲んだ色はきっと無色なんかじゃない 才能なんてないけれど ふとした時を重ねてみると 意外と形になっていたりする 綺麗に整えたものでもリボンでくるんだものでもない、その不揃いのかたまりが誰かの目に触れたときに そんな日が来たときに 少しでも嬉しいと心が動くのなら きっとそれは続けていきたいことなんだって頷いていいと思う 頷いていいと思う うん 熱も持たないもの

          とりとめもないこと 2

          とりとめもないこと

          繰り返しの中でも心は微妙に変化していて 同じ日などひとつもなくて それが気持ち悪い バスにのってそわそわしているおじさん、青信号とともに窓のむこうに手を振っていた いつまでもそんなことがしたい 言葉が単なる雲散霧消の墓場になってはならない 夕べ不思議な夢をみた 飛ぶ鳥は空を得たのか 

          とりとめもないこと