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【Amazonキンドル(電子書籍)で本を出しました】

「最近本(キンドルという電子書籍)を書いている」と言い続けて既に1年以上の在月が過ぎているのですが、やっとというか、とりあえずというか、アマゾンで販売開始することにしました(リンクから飛べない場合、アマゾンで「松浦康介」で検索してもらうと出てくると思います)。

Amazon Kindle版

Amazon ペーパーバック版

note版

実は一応、動作確認も兼ねて、1月の半ばごろからお試しで出版していたのですが、Kindleフォーマットに書き出した際の動作が完璧ではなく、古いKindle端末や、パソコン版のKindleアプリだとうまく文章が表示されないことがありました。

そのため何度も修正を繰り返していたのですが、根本的な解決方法を調べても、なかなかこれぞという方法が無いため、(iOS版や新しめのKindle端末だと普通に表示されるので、7割型の人は読めるかなと)開き直って、これ以上手を加えるのは諦めることにしました。(その後、紙の冊子版・note版も販売開始しました)

ですので、Kindle版購入する場合、できれば事前に試し読み版をダウンロードしていただくか、月980円の読み放題サービス(Kindle Unlimited)に加入した状態で読んでいただくのが良いと思います。

個人的にはわざわざこの本にお金を払っていただくよりは、他の本も読み放題になるので、個人的にはKindle Unlimitedで読んでいただけたら良いなと思っております(エラーがあった場合、販売を取り下げてやり直すかもしれないので、買っていただくと申し訳ないというのもあります)。

この本は、僕が今の仕事(外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援NPOと、精神保健福祉士)を始めたきっかけと、そこに至る自分のこれまでの出来事を書いたものです。

内容は、令和2年の12月に聖学院大学さんで講義させていただいた内容と、その前の年の同じ頃に自分の母校である東京工芸大学芸術学部で、ゲストスピーカーとして90分間の講義をさせていただいた内容をベースにしました。

元々これを書いた経緯としては、ここ最近、1年に1回くらいのペースで人前でNPO設立の経緯をお話をさせく機会をいただくようになって、その都度同じことを話すのなら、本にしてしまった方が過不足なく話をまとめられるだろうと思ったことが理由です。

正直言って、良いことばかりをやってきた訳では無い人生なので、今でも話すのは心苦しい気持ちになる出来事もあります。

個人や場所が特定できることや、一部事実をぼやかして書いている部分はありますが、それも含めて、今書ける限りのことはこの本に残しました。

2度と同じ過ちを繰り返したく無いということも含め、自分の人生であることは変えられないということを受け止めて、これを書くことで、この20年ほどの紆余曲折の人生は一区切りついたのかもしれないと思っています。

そんな訳で、ぜひ読んでください!というつもりは全く無いのですが、これを読むことで、もし何か少しでも、行動をできない自分や、過去の後悔を抱えながら生きている方々の足しとなるものあれば良いな、とは思っています。

Kindle(Amazonの電子書籍)というフォーマットがどれくらい一般的に使われているものなのかもわからないので、ゆくゆくはnoteなど、誰でも特別な端末やアプリを使わずとも読めるようにしたいとは思っています。

何はともあれ、短編小説一編分くらいの文章を書くことが、これほど大変だとは思ってもみませんでした。

でも、人生で一度くらいは本を書きたいと思っていたので、1つ、その夢は叶ったのかなと思っています。

ちなみにどうでも良い情報ですが、この本の表紙は、自分の人生の中で最も多く読み返した本である、沢木耕太郎さんの深夜特急の表紙の真似して即席で作ったものです(笑)。

また次に書くことがあれば、次はもっと気楽な旅日記みたいなものを書きたいですが、本当に久しぶりに、自分の全神経を集中させて書いた文章なので、それはそれで苦しくも楽しい経験になりました。


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