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数字で測れない分野に起業のチャンスが有る
数字は重要だが…
起業家に限らず、ビジネスのKPIの数値化は重要です。
売上、利益、HPのPV数、CVR、チャーンレート…
起業家にとって、重要なKPIは多くあります。
以下のような本を読み、数字に強い起業家の方が、成功する確率は高いのは、疑いようがありません。
ただ、世の中に存在しない価値を生もうとする起業家にとっては、数字で測れない分野にチャンスはあるように私は感じます。
スペースXの事例
例えば、2002年3月14日にロケット会社のスペースXは創業されました。
イーロンマスクは、以下の動画で以下のように言っています。
「スペースXの成功確率はほぼゼロだった」
「私(イーロンマスク)の友人は、私に多くのロケット事故の動画を見せて、スペースXの創業を止めようとした」
ポールグラハムの事例
著名投資家、ポールグラハムは、以下のように言っています。
「スタートアップ(の成功)は、反直感的である」と。
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ポールグラハムの言ってることを私が補足します。
ポールグラハムは、
「測定できる数字だけで、起業のアイデアや起業直後のビジネスの有望性を検証、予測はできない。」
ということを話しています。
数値にできない成功=半直感的です。
アマゾンでも数字以外の重要視することがある
以下、成田先生が講演されています。
成田先生は、
「経営において10年後、20年後に重要なことは、数字で測れない」
「数字で測れることだけを追うならば、四半期ごとの売上などの短期の視点だけで経営することになる」
と言ったアマゾン副社長の話を上記動画内で紹介しています
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数字に強すぎると、起業できない
成功確率(期待値)で考えれば、起業して得られる想定リターンは4%ほどだそうです。(私がどこかでこの4%の根拠の文章を読みましたが、このnote執筆中に4%の出典を探すことができませんでした。)
起業の選択が4%の期待値であるとします。
4%の起業の期待値と比較すると、私が以下のnoteで言及したように、5.8%のプラスのリターンが見込める米国株のインデックスに投資した方が賢いです。
普通の個人や会社は、期待値を計算し、起業しません。
起業家は、ここにチャンスがあります。現代は、副業で起業しやすいです。
以下のnoteのように、起業家志望者は、本業で稼ぎつつ、将来のリターンを数値化できない多種多様な起業アイデアを副業で試す。
副業で起業するのが、ローリスクハイリターンで勝ち筋です。