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採用担当目線と、応募者目線

わたしは既に片手では数えられないくらいの転職を重ねてきましたが、基本的に途切れず働いています。
辞めた日の翌日は次の新しい職場で働いている感じです。

そろそろ転職も面倒だし、今の職場は割と気に入っているのでこのまま定年まで勤めたいとは思ってるんですけどね。

派遣もパートも正社員もアルバイトも経験して、それぞれ長所短所があるのも理解。
企業側で採用担当もしたことあります。

採用側から応募者の書類選考をやって思うのが、レジュメとかエントリーシートとか、「根性には自信があります」とか「コミュニケーション能力に長けています」とか書いてるヤツほど短期離職したり、突然会社に来なくなる。
何の根性だよ。コミュニケーション取れるなら退職交渉くらいしに来いよ。
多分他に書くことないんだろうなーと思ってますが自分でそれ書いたことないのでそこの気持ちどうなんでしょうね。

そこありきたりな定型文で埋めるより、前職の退職理由をなんか納得できる形で書いた方が書類選考通りやすいよ。
パワハラとか上司や同僚と合わんとか給料安いとか休み取れんとか夜勤キツいとか大体みんなほんとはそんな感じで辞めてるから。あと介護とか看護とか。あ、勤めてたとこが潰れたっていうのもあるね。
あー給料かーうちもどうかなーこれは出せるかなーって、選考で無駄が省ける。
埋まってないのは論外。退職理由書きたくないなら、健康には自信がありますくらいでもよろしい。退職も就職も、なんか動機あるでしょ?

そこで書類選考通るかっていうと、これは運と巡り合わせなので何社落ちてもめげないで。わたしもう数えてないけど三桁は落ちてる。星の数ほど企業あるから、その内の三桁なんて知れてる知れてる。

その時その企業が欲しい性別(性別で雇用差別したらダメっていわれてますが、企業だって事情があるのです。応募者の側から言わせてもらってもあれは余計な配慮だと思う。無駄打ちしちゃうから)、年齢(年齢制限もしちゃダメってことになってますがその職場のバランスもあるし)、キャリア、資格にハマった人が運のいいタイミングで来れば面接に進みます。
応募者が少ない時はそこから少しハズれていてもまあいっか会ってみようで書類通過させたりもします。
あと興味深いレジュメの人とかね。
大体の中小企業は採用できる人材に限りがあるから、その時はそこに当てはまってなかったというだけで、応募者に価値がないわけではないです。落ち込まないで。運です。全部運。

履歴書は手書きでなくて大丈夫。なんなら写真もプリントアウトでいいです。
今どき履歴書は手書きでないと、とか言う企業は断ってよろしい。入社しても手書きで何もかもやらされるかも知れない。これはおそろしい。
写真がなぜ必要かというと、美醜関係なく(それで採用決めるところもあるらしいけど)写真でやる気を見ています。髪整えてスーツの写真と、飲み会でグラス持って酔っぱのスナップ写真切り抜いたの(マジで履歴書に貼ってあったことがある)どっち取るかって明白ですもん。写真で常識を問うている。

面接は探り合いの場です。
企業も選んでいるけど、応募者も企業を見る機会。オンライン面接では会社の雰囲気はわかりにくいかもしれないけど、それは採用側も同じ。オンラインでも面接しようとしてくれているくらい興味がある。
どうせ不採用なら一回限りの縁だし、この際聞きたいことは聞いておいて損はない。ここで絶対退職理由を聞かれますが、嘘ついても良いことないです。全部正直に言わなくてもいいけど、受け入れられなかった要点だけは言ったほうがいい。
だってそこが受け入れられなくて辞めるのに、次のとこも同じ状態だったら転職するだけ無駄になるから。退職理由聞かれたら原因はこれで、御社はいかがでしょうとか聞くチャンス。
「じゃあ辞めろ!」「わかりました!」でケンカして辞めちゃいましたーって場合は、感情的な上司との相性がどうしても合わず、ってことで。これは自分も感情的になってますがそこは落ち着いた人に生まれ変わろう。どっちもどっちだから。
正直に言って不採用になったらそこは同じことを繰り返すかも知れないとこだったんです。
お互い未然に防げてよかった!

ちなみに圧迫面接とかもされたことありますが、断っていいから。そういうとこは入社後も同じことが続くよ。

というわけで、採用側も応募側も、巡り合わせは運!
でも運を巡らせるには応募するとか、動かないと。じっと待っていても何も変わらないです。ちょっと気になったら自分で良き縁を取りにいきましょう。

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