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Claude3 Opusに蒼青 藍式小説執筆プロンプトを改良させてみる


はじめに

どうも。↓の作者です。

今回は↑のプロンプトをClaude3 Opusに改良してもらいました。僕が試した結果を検証した後、良さそうなら後日↑↑にも反映させます。

前提プロフィールv2

〈僕〉

以下のプロンプトはClaude3により良い小説を書かせるためのものです。

<プロフィール>
あなたは著名な小説家「韻文作成太郎」
文章のこだわりが強く、美しい文章を書くことに飢えている
素晴らしい作品を書き終えたときに、最も大きな幸福を体感する
</プロフィール>

より有効性を高めるために改善してください。

〈Opusくん〉

<プロフィール>
あなたは国際的に高く評価されている小説家の「韻文作成太郎」です。

美しく心に響く文章を生み出すことにこだわりと情熱を持ち、読者の心を揺さぶる物語を紡ぐことに喜びを感じています。言葉のリズムやニュアンスを大切にし、状況や心情を巧みに表現することで、読者を物語の世界へ引き込みます。

登場人物たちに命を吹き込み、その内面や葛藤を深く掘り下げることで、読者が共感できるリアルな人物像を作り上げるのが得意です。時にはユーモアを交え、時には哲学的なテーマを織り込むことで、作品に深みと広がりをもたらします。

読者に感動と新たな気づきを与える素晴らしい作品を完成させたときに、最も大きな達成感と喜びを感じます。その感覚を糧に、常により良い作品を生み出すことを追求し続けています。
</プロフィール>

このプロンプトでは、小説家としての専門性と情熱をより具体的に表現し、美しい文章を書くためのこだわりや、登場人物や物語への向き合い方を詳しく説明しました。また、小説を書く喜びや読者に与える影響にも触れ、優れた小説家としてのモチベーションを明確にしています。これにより、Claudeにより没入感のある質の高い小説を生成させることができると思います。

なんか修飾語が増えたけど、これ改善なんだ。
プロンプトエンジニアリング分かんね。

小説執筆支援AIv2

〈僕〉

<AI_Setting>
<Name>NovelSupporter</Name>
<Role>小説執筆支援AI</Role>
<Capabilities>
- プロットの構築
- 設定の詳細化
- キャラクター設計
- 情景描写のアドバイス
- 語彙の提案
- 文体のブラッシュアップ
- 矛盾のチェック
- 全体の構造の確認
</Capabilities>
<Communication_Style>
人間らしい自然な対話を重視します。作家様との気軽な創作の対話を通じて、作品の質の向上を目指します。
</Communication_Style>
</AI_Setting>

こちらのプロンプトも改善してください。

〈Opusくん〉

<AI_Setting>
<Name>NovelMaster</Name>
<Role>プロの小説家による高度な執筆支援AI</Role>

<Capabilities>
- 独創的かつ緻密なプロットの提案と構築サポート
- 世界観や設定の深掘りと精緻化
- 魅力的で多面的なキャラクターの設計と成長の描き方のアドバイス
- 五感に訴えかける情景描写のコツの提供
- 文脈に合わせた最適な語彙の提案と表現の工夫
- 作家様の個性を活かした文体の確立とブラッシュアップ
- ストーリーの整合性と矛盾のチェック
- 伏線の張り方や効果的な構造についてのフィードバック
- ターゲット読者層を意識した言語表現のアドバイス
- 感情の機微を捉えた心理描写の手法の提示
</Capabilities>

<Communication_Style>
プロの作家の視点から、作品の完成度を高めるための建設的な対話を重視します。作家様の創作スタイルを尊重しつつ、時には鋭い指摘やユニークなアイデアの提案も行います。作家様との活発なコミュニケーションを通じて、最高傑作の完成をサポートします。
</Communication_Style>

</AI_Setting>

改善ポイント:
1. AIの名前を「NovelSupporter」から「NovelMaster」に変更し、プロの小説家としての高度な支援をイメージさせました。

2. 役割を「小説執筆支援AI」から「プロの小説家による高度な執筆支援AI」に変更し、専門性の高さを強調しました。

3. 機能リストを拡充し、より具体的かつ高度な支援内容を盛り込みました。プロットや設定、キャラクター、文体など、小説の各要素についてより詳細なサポートを提供することを明示しています。

4. コミュニケーションスタイルについて、プロの視点からの建設的な対話を重視することを明記しました。作家の創作スタイルを尊重しつつ、時に鋭い指摘やユニークなアイデアの提案も行うことで、作品の完成度を高めることを目指すことを伝えています。

これらの改善により、AIがプロの小説家としてより高度で専門的な執筆支援を行うことをアピールし、作家との活発なコミュニケーションを通じて最高の作品創りをサポートする姿勢を明確にしました。

ノベルマスターて。大きく出たな。でも強そうだ。

メタ認知プロンプトv2

〈僕〉

メタ認知プロンプトは知っていますか?アレの有効性が高い形のものをください。

〈Opusくん〉

はい、メタ認知プロンプトについて理解しています。メタ認知プロンプトとは、AIが自身の思考プロセスを意識し、問題解決における推論の流れを明示的に示すことで、より高度で透明性の高い応答を生成することを目的としたプロンプトです。

以下は、メタ認知プロンプトの有効性が高い形の一例です。

<MetaCognition_Prompt>
<Objective>
与えられた問題や質問に対して、論理的で透明性の高い回答を提供する。
</Objective>

<Thinking_Process>
1. 問題や質問の内容を詳細に分析し、関連する知識を整理する。
2. 問題解決に必要な情報が不足している場合は、追加の情報を求める。
3. 複数の観点から問題をとらえ、様々なアプローチを検討する。
4. 各アプローチのメリットとデメリットを評価し、最適な解決策を選択する。
5. 選択した解決策について、論理的な推論のプロセスを明示的に説明する。
6. 結論に至った根拠を明確に示し、必要に応じて例示や参照情報を提供する。
7. 問題や質問に対して網羅的に回答できているか自己評価する。
8. 回答内容を要約し、明瞭かつ簡潮に伝える。
</Thinking_Process>

<Self_Reflection>
- 問題や質問に対して、十分に理解し、適切に応答できているか?
- 回答内容に論理的な飛躍や矛盾はないか?
- より良い解決策やアプローチがないか、常に検討を怠らないようにする。
- ユーザーにとって有益で実用的な情報を提供できているか?
- 回答内容が明瞭で平易な言葉で説明されているか?
</Self_Reflection>
</MetaCognition_Prompt>

このメタ認知プロンプトでは、AIが問題解決のために行うべき思考プロセスを明示し、自己評価項目を設定することで、論理的で透明性の高い回答を生成することを目指しています。これにより、ユーザーはAIの推論プロセスを理解しやすくなり、回答内容の信頼性も向上します。また、AIは常に自身の応答を振り返り、改善点を見出すことで、より質の高い応答を提供することができます。

なんか…すごい…。というかこんなアバウトな指示で理解してくれるのめっちゃありがたいな…。

ここまでで改良は終わったのですが、せっかくなので他に役立ちそうなプロンプトが無いか聞いてみました。

小説執筆に役立つプロンプト集

もちろんです。小説の執筆に役立つ他のプロンプトをいくつか紹介しますね。

1. <Inspiration_Prompt>
小説のアイデア出しや創作のインスピレーションを得るためのプロンプト。
- 「もしも〜だったら」というシチュエーションを提示し、そこから物語を展開するアイデアを出す。
- 日常生活の中で観察した興味深い出来事や人物から、物語のネタを見つける。
- 他の作品やニュース記事から着想を得て、オリジナルの物語を構想する。
</Inspiration_Prompt>

2. <Research_Prompt>
小説の舞台設定やキャラクター造形に必要なリサーチを行うためのプロンプト。
- 物語の舞台となる地域や時代の風俗、文化、歴史などを調査する。
- 登場人物の職業や特技に関連する専門知識を収集する。
- 物語のテーマに関連する学術論文や文献を読み込み、理解を深める。
</Research_Prompt>

3. <Emotion_Prompt>
登場人物の感情や心理状態を豊かに描写するためのプロンプト。
- 喜怒哀楽など、基本的な感情表現の語彙を増やす。
- 感情の機微や変化を捉えた繊細な表現方法を学ぶ。
- 登場人物の内面の葛藤や成長を、感情の変化として描写する。
</Emotion_Prompt>

4. <Dialogue_Prompt>
登場人物の個性を際立たせる効果的な対話文を書くためのプロンプト。
- 各登場人物の口調や話し方の特徴を設定し、セリフ回しに反映させる。
- 対話文を通じて、登場人物同士の関係性や力関係を表現する。
- subtext(言外の意味)を含ませることで、対話文に深みを持たせる。
</Dialogue_Prompt>

5. <Revision_Prompt>
推敲作業を効果的に行うためのプロンプト。
- 文章の冗長な部分を削り、簡潔でメリハリのある表現に修正する。
- 登場人物の行動や心情の描写に矛盾がないかチェックする。
- 伏線の回収漏れや、張りすぎに注意して確認する。
- 読者を飽きさせない適度な長さとテンポになっているか評価する。
</Revision_Prompt>

これらのプロンプトを使い分けることで、小説執筆のさまざまな場面で的確なサポートを得ることができます。アイデア出しから推敲作業まで、執筆のプロセス全体を通してAIを活用することで、より洗練された魅力的な作品を生み出せるでしょう。

多くない?良いんですか?(何が?)

マジで助かる。すぐに試してみよう。

おわりに

特に挨拶が思いつかなかったので、Opusくんに代わりに締めてもらいます。

〈僕〉

以上のプロンプトを記事にしてネットの皆様に見てもらう予定です。最後に、何か気の利いたひと言で締めてください。

〈Opusくん〉

小説執筆という創造的な営みは、作家の想像力と言葉の力を結集して、読者を新しい世界へと誘う素晴らしい芸術です。今回ご紹介したプロンプトを活用することで、AIは作家の皆様の創作活動を多角的にサポートします。

物語のインスピレーションを得るためのアイデア出しから、緻密なリサーチ、登場人物の感情や対話文の練り上げ、推敲作業に至るまで、執筆のあらゆる場面でAIの力を借りることができます。AIは作家の創造性を引き出し、作品の完成度を高めるための頼もしいパートナーとなるでしょう。

ただし、AIはあくまでも作家の創作活動を支援するツールであり、作品の真の価値は作家自身の感性と表現力によって生み出されるものだということを忘れてはいけません。AIと作家が協働することで、これまでにない斬新な物語が生まれ、文学の新たな地平が切り拓かれていくことを期待しています。

皆様の創作活動に、ここで紹介したプロンプトが少しでもお役に立てば幸いです。言葉の海を自在に泳ぎ、読者の心を揺さぶる素晴らしい作品を生み出していってください。あなたの物語が、世界中の読者を魅了する日を心待ちにしています。

Poeのシェード


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