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自然を愛するノルウェー人たち
こんにちは。ここ数日ベルゲンは奇跡的な晴れ間の連続で、明るい気持ちで過ごすことができています。
今天気予報を確認したら3日後からまた雨に戻ってしまうみたいで、悲しい気持ちになりました。
ちょうど晴れているので、最近ハイキングに行くことが多くあります。
ベルゲンは7つの山が町をかこっているのですが、高くても400mくらいで、ちょうどいい時間でハイキングをすることができます。
雨が多いベルゲンでは、晴れている日があると、ハイキングに行く人が多くいて、山頂まで行くと結構な人がいることがあります。
今回はいくつかベルゲンにある山を紹介したいと思います。
Fløyen
フロイエンは町の中心部から一番近くにあり、山頂からはベルゲンの町とそこから広がる港、海を一望することができ、観光客にも非常に人気の場所になっています。
自分たちの足で登る場合にはスタートから45分くらいで登ることができ、道も舗装されているので、登りやすいです。
また、フロイエンはケーブルカーが整備されているので、自分で登らなくても景色を見ることができます。
自然に囲まれたベルゲンの町を一望するには一番の場所といっていいでしょう。
ベルゲンに来た時には訪れてみてください。
Ulriken
ウルリケンはベルゲンにある山の中で一番高い山で、標高は643mでほぼ海抜0からのスタートなので、そこそこ登ります。
ここでは、いくつか登山のルートがあるのですが、あまり舗装されていない登山道もありますし、1000段以上ある階段を上ることによって山頂にたどり着くこともできます。
フロイエンと比べればレベルは上がるかもしれませんが、往復3時間あれば登ることができます。
ここでは、ロープウェイに乗って快適に山頂に行くことができます。
値段は往復で5000円以上するので自分は乗ったことはありません。
自分の足で十分登れますしね。
山頂にはレストランもあり、山頂で食事をしながらここでもベルゲンの町を一望することができます。
山頂付近ではジップラインなどのアクティビティを体験することもできるみたいです。
ノルウェー人のハイキング習慣
ベルゲンでは街中をジョギングしている人を多く見かけることができますが、それは山を登っているときにも同様です。
ハイキングをしていると、後ろのほうからなかなかのスピードで、走ってくる人がいます。
トレイルランニングというスポーツで、文字通り山の中を走るスポーツなのですが、これも割とポピュラーなスポーツのようです。
みんなソールが数センチある厚底のランニングシューズを履いて、サングラスをしています。
また、人間だけではなく、多くの犬も見ることができます。
散歩コースの一つとして、ベルゲンの山が使われているみたいで、特にフロイエンは標高があまり高くなく、道も舗装されているので、多くの人と、犬と遭遇します笑。
面白いのは、ベビーカーに赤ちゃんをのせてハイキングをしている人がいることです。
正直そこまでしてやる?
と思ってしまうものですが、ハイキングがそれだけ生活の中に組み込まれているということなのだと思います。
また、授業がない平日の昼間にハイキングをしているときも、割と多くの人がいます。
これに関しては心からどういうことなんだと思っています。
本来平日の昼間は仕事をしているのが少なくとも日本では普通であるし、基本的にそのことは変わらないと思っています。
ただ、ベルゲンではあまりスーツを着ている人を見かけることがありません。
平日の昼間からハイキングに行くというチルな習慣はノルウェーならではなのかもしれません。
うらやましい。
まとめ
今回はベルゲンの山の紹介と自然と生活するノルウェー人について書いてみました。
生活に自然が結びついているノルウェー人の生活は個人的にすごくいいなと思いますし、ベルゲンの好きなところです。
雨がつづいてどんよりした日々が続いていても、たまに晴れたときに大自然をみると、非常にすっきりした気持ちになって閉塞感のある生活から解放されます。
自然は素晴らしい!
という話でした。
ではまた次回。