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ヨーロッパ旅行④
こんにちは。
今回は最終目的地、ドイツに戻ってミュンヘンに行った時の出来事、そして今回の旅全体の振り返りをしていきたいと思います。
ウィーン→ミュンヘン
さすがに1週間ひたすら移動と観光を繰り返していく中で、疲労が予想されていたので、電車を少し遅めの10時30分頃に出発する便にしました。
ウィーンからミュンヘンには、オーストリアを横断して向かいます。
所要時間はほかの目的地と同じくらい、4時間30分くらいでした。
Wi-Fiもついているので、電車に揺られながら景色を見たりNetflixを見たりしていれば気づけば到着です。
電車に乗っているときに一つ予想外のことが起きました。
オーストリアとドイツの国境で、警察官が数人乗ってきて、電車の中で入国審査があったことです。EU圏内だったので、完全に油断していました。
音楽を聴いていたら、警察官にパスポートだせといわれ、驚きましたが、観光客でノルウェーに留学していると言ったら大丈夫でした。
少し焦りましたが、よく考えてみたら、ドイツでは少し前に陸路での入国に対して、不法移民などの取り締まりのため、ボーダーコントロールが導入されていました。
予想外のところで、EU加盟国による移民政策を体験することになりました。
前のセメスターで移民、難民に関する授業を受けているなかで、そのようなことを学んでいたので、やはり厳しくなっているのだなと身をもって感じました。
ミュンヘンに到着
ミュンヘンに到着して初めに感じたことは、ベルリンよりもなんとなく都会の気がしました。
というのも、宿に向かうために、地下鉄に乗った際ちょうど時間的に帰宅の時間だったのか、日本ほどではありませんが、ラッシュのようなものに遭遇したのです。
東京にいたころの自分ならば、迷わずそれに乗ったのでしょうが、北欧ののどかな街に甘やかされた自分では乗ることができず、一本待つことにしました。
最近切実に東京に帰ったらその環境に適応できるか心配です笑。
交通機関自体は素晴らしいといっていいと思います。どこに向かうにも、地下鉄、路面電車、バスが走っており、少し面倒なところとしては、ベルリンと同様、町がゾーンに分かれているので、それに気を付けなければならない点でしょうか。
あと、なんとなく日本人が多いような気がしました。
街を歩いていると、HISの支店があったり、ちょくちょく日本人を見かけたりしました。
見た目でなんとなくアジア人ならどこの国の人かわかります。
ヨーロッパもなんとなくわかるようになってきました。
ミュンヘン市庁舎
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初めにことわっておくと、ミュンヘンに到着したのは、土曜日の夕方、そして行動日は日曜日、つまり基本的なお店、観光地も所々開いていない中での観光でした。
ミュンヘンは基本的な観光地が固まっていたので、街中をぶらぶら歩きながら観光しました。
最初はミュンヘン市庁舎です。
こんな豪華な建物が本当に市庁舎なのか疑うほどです。
細部にも装飾が施されていて、見ていて飽きない建物だなと思いました。
また、中央の時計台の人形たちが11時になったら動くということだったので、その時間に合わせていってみることにしました。
到着すると、多くの観光客がいましたが、日曜日だったので、ほかに見るものがなかったのかもしれません。笑
11時になり、鐘の音とともに人形が動き始めました。
思ったよりも、人形の数がおおく、数段に分かれており、面白かったです。
またせいぜい5分くらいかなと思っていたのですが、実際15分以上あったかと思います。
中には入ることができませんでしたが、外から見るだけでも面白かったです。
ホフブロイハウス
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このビアホールでは16世紀からあり、ビールはもちろん、バイエルン地方の料理も楽しむことができます。
12時ごろからは楽器の生演奏が始まり、とても明るい雰囲気の中でおいしいビールと料理を食べることができました。
ドイツに再び来たからにはビールを飲まなければならない!と謎の使命感に駆られて昼からビールをがぶ飲み。
たまに見る昼から飲んでいるおじさんたちが正直あまり好きではなかったのですが、あの人たちの気持ちがわかってしまったような気がします。
料理はドイツ料理、シュニッツェルを食べました。
味付けもビールと非常によく合うようになっていて、ヨーロッパ旅行の最後のお昼ご飯として、非常に満足でした。
ミュンヘンに行ったら必ず行かなければならない場所といっていいでしょう。
ミュンヘン・レジデンツ
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ミュンヘンでの最終目的地はここでした。
ここはどうやら16世紀から20世紀ころまでこのあたりを治めていた人の住処だったようです。
歴代のコレクションの展示や、建物の中に入って、絵画などを見ることができます。
展示品は正直ウィーンや、チェコなどでみたようなものが多くあったのですが、展示の中に日本人形だったり、日本のお皿などがあり、驚きました。
どうやら江戸時代ころにオランダを通じて輸入されたものみたいで、意外なところに日本とのつながりを見つけることができました。
この建物は、大部分が第二次世界大戦時に空襲によって破壊されてしまい、多くの部分は再建されていますが、一部は空襲から奇跡的に免れた部分もあり、長い歴史を感じることができます。
まとめ
では、今回の旅全体の振り返りをしていきたいと思います。
一番はとてもいい経験になったということです。
ヨーロッパ大陸の歴史や文化に触れることができたのは、人生最初のことだったので、とても面白かったです。
また、ノルウェーで留学生活を始めてから、スカンディナビア半島を出たのも最初だったので、ここと比べても割と違いがあるなということを感じました。
個人的に良かったのはベルリンとウィーンかなと思います。
ベルリンは町を歩いているだけで、非常に勉強になりましたし、ご飯もおいしかったです。料理自体は、今回回ったほかの場所でも似たようなものが出されていました。
ウィーンはずっと行きたかったのもありますし、ここでは文化的な部分をたくさん経験することができよかったと思います。
もう一つ、まったく関係ない学びとしては、ケバブは最強の食べ物であることに間違いないということ。
ベルリンはケバブが有名なのですが、その値段と味、そして栄養バランスという点、またどこに行ってもケバブは同じ味がするというところ。
マクドナルドに行くよりも、安く満足感のある食事をすることができるということは個人的に大発見だと思います。
ベルゲンでは一つ1000円以上するのでここにはあてはまりませんが。
いかがだったでしょうか。
今セメスターでは、時間とお金がある限りたくさんヨーロッパ圏の国に行きたいと思っています。
その最初がドイツ、チェコ、そしてオーストリアの三か国でした。
旅のプランはすべてchatGPTにやってもらいましたが、十分満足することができました。
次回からはまたしばらく日常を書いていくことになるかと思いますので、次回以降もよろしくお願いします。
ではまた次回。