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ヨーロッパ旅行③

こんにちは。
最近少しずつ日照時間が長くなってきてやっと9時くらいに外が明るくなってきました。

さて、今回は個人的に人生で一度は行きたいと思っていたオーストリアの首都ウィーンでの出来事について書いていきたいと思います。
訪れたすべての場所で自由に動ける時間を1日しか作らなかったのですが、ウィーンはもう一日いてもよかったかなという感じがします。
あともう少し暖かくなってから来たらもう少し景色がよかったかなとも思います。

プラハ→ウィーン

今回も鉄道に乗りました。
所要時間はベルリンからプラハまでと同様、大体4時間くらいだったでしょうか。
今回少し心配だったのが、途中で乗換があったことです。
しかもその乗り換え時間がなんと3分しかなかったのです。
さすがにその時間内に乗換が可能だから設定されているのだと信じていましたが、正直かなり心配でした。

案の定電車に乗っていると、乗っていた電車が遅延し、到着予想時刻を確認しても明らかに乗換に間に合わない時間になっていました。

まあ最終的に、どうやら走っている中で遅延を回収みたいだったので乗換に間に合わせることができました。
乗換駅はBřeclavという駅で、どうやらチェコとオーストリアの国境駅のようです。
到着するのそのホームの反対側にウィーン行きの電車がまっていたので、乗換もすんなりでした。

ただ電車に乗っている中で無駄な心配をしないためにも、今度は直行便を選ぼうと思いますし、そちらのほうが賢い選択といえるでしょう。

ウィーン到着

正直に言って街並みや基本的な交通手段は、ベルリンやプラハと同じような感じだったので、なんとなく見慣れたなという感じがありました。
ウィーンもほかの町と同様、ごみも落ちてないし、交通の便もよく、基本的な観光地的な場所には地下鉄と路面電車を使うことによってほとんど30分以内に行くことができます。

だいぶ内陸に入ってきたというのもあるのか、それとも山脈が近いからなのか、風がかなり冷たく、気温はおそらく5度くらいだったかと思いますが、かなり寒かったです。
北欧に半年以上いるので、勝手に寒さには少し耐性が付いていたと思っていたのに。

街の中心部に行くとさすが芸術の都。
数多くの博物館だったり、劇場があり、そのどれもがカメラに収まらない、非常に大きな建物、風格がありました。

ウィーンは音楽界では神童とも呼ばれているモーツァルトが活躍した地でもあります。
モーツァルトの大きな銅像も街中に発見しました。

あと驚いたのは街中に馬車が走っていたことです。
おそらく観光用かとは思いますが、本物を見るのはおそらく初めてだったので、すごいなと思ったし、街の雰囲気ともあっていていいなと思いました。

美術史博物館

ここでは、古代エジプト、ギリシャ時代の展示、またルネサンス時代の絵画など数多くの展示を見ることができ、こちらの博物館も非常に広く、一通り回るのにやはり2時間以上かかってしまいました。
絵画などをよく観察していたらさらにそれ以上かかるでしょう。
訪れたのが木曜日だったので、閉館時間がいつもよりも遅く、普段18時のところが、21時までになっていました。

どうやらこの博物館にある展示品はハプスブルク家によって集められたコレクションのようです。
自分にはハプスブルク家といわれてもピンとこないのですが、展示品を見るだけで、相当な力を持っていたに違いないことは伝わりました笑。

そろそろ世界史勉強します。

この博物館の正面にもう一つ自然史博物館というものもあったのですが、時間が遅かったので、行くことができませんでした。
こちらの建物も迫力があり、また、二つの博物館の間には大きな広場があり、そこにも大きな像が展示されており、見ているだけでも面白い場所だと思います。

オーストリア国立図書館

ここでは18世紀に当時の皇帝によって建造された時代の図書館に入ることができます。
蔵書はおよそ20万冊もあるみたいで、中に入ると壁から天井までの本棚とその数に圧倒されました。
中の雰囲気も非常に落ち着いていて、天井を見上げると巨大な絵画を見ることができます。

あまり書くことがないんですけど、写真で見たり、説明を聴いたりするよりも実際に訪れてみてみたほうがその迫力と何とも言えない雰囲気が伝わるかと思います。
ウィーンに行ったら絶対に行くべきでしょう。

シェーンブルン宮殿

この宮殿はかつて皇帝の避暑地として使われていた宮殿で、現在では建物の中、宮殿の広大な庭園に行くことができます。
また、この宮殿は世界遺産にも登録されています。
市内からは地下鉄で30分くらいでしょうか。

建物の中の展示を見るためには一番展示数が少なくても大人なら22ユーロ、日本にすれば3000円以上払わなければならないので、正直庭園だけでもいいかなという感じがしました。

とは言いつつも入場料を払って中にはいてみると、まさに豪華絢爛というような部屋のあらゆるところが輝いていて、部屋のいたるところに大きな絵画があり、見ていて飽きない建物ではあります。
どこを見ても当時の皇帝の権力の強さを感じられるような装飾が施されています。

庭園は少し宮殿から丘のようになっていて、上からはウィーンの街並みが一望することができます。
ただ、あまりにも庭園が広すぎて、宮殿から丘の上に行くまでに少なくとも10分はかかったのではないのでしょうか。
庭園には無料で入ることができるので、ランニングをしている人をちらほらと見かけました。
ウィーンにも皇居ランをする人がいるんですね。

丘の上からの景気は一言で絶景でした。丘の上にも神殿のようなものがあったのですが、それがちょうど西日と重なってとても神秘的な雰囲気がありました。

ウィーン学友協会

最後に、ウィーンに来たら絶対に行きたかった音楽のコンサートに行きました。
ここのホールは世界でも一番といってもいいくらいの音響の良さで有名なところなので行きたいと思っていたので、行くことができよかったです。

特にドレスコードもなく、観客の大半は自分と同じような観光客が多いように感じました。
立ち見の人もいました。

演奏が始まると当然ながら演奏のレベルにも圧倒されましたし、やはりホールの響きに思わず二やついてしまいました笑。
それくらい良かったです。
一つの音がホールの中にほかの場所と比べて本当に長く残っていて、今まで聞いた中で一番良かったと思います。

ホールの中の装飾も本当にきれいで、こちらも黄金に輝いていました笑。

まとめ

いかがでしたか。
個人的には楽友協会での演奏が間違いなく優勝だったのですが、どこを訪れても非常に面白い場所だったかなと思います。
前にも書きましたが特に、宮殿の庭園は春から夏ころに来たらもっと面白かったかなと思います。自分が行ったときはただ枝が並んでいるだけでしたから。

次回は最終目的地、ドイツに戻ってミュンヘンに向かいます。
今回の旅全体としてのまとめもかけたらいいなと思います。

ではまた。次回。


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