街のサードプレイスを作るためにビールを仕入れた話とアンコマンないとの話
今週金曜日19時半から、MATSUZAKI SHOTEN、7月のオープン前からやるやる詐欺をしてきた「ぎんざ de ないと」を開催します。緊急事態宣言もあり、なかなか開催できず、気づいたら年末。やっと実現できることを心から楽しみにしています。
このイベントの話をする前に、もともと僕も参加している「アンコマンないと」の話をしようと思います。このアンコマンないとがなければ、今回のぎんざ de ないともなかったと思うし、基本的には、MATSUZAKI SHOTEN スピンアウト版だと考えている部分もあるので。笑
時はさかのぼって2016年。ぎんざ空也のひこちゃんこと山口彦之氏が「なんか楽しいことやろうよ」的な一言で始まる。どうしても和菓子というと敷居が高いと思われる節がある。もっとケーキやチョコのように気軽に食べてもらうには、そういったシチュエーションを作らなければいけない。といったわりと真面目な話からスタートしたのである。
僕らが楽しくお客様とコミュニケーションを取りながら大好きな音楽とともに楽しい時間を作るしかない。それがアンコマンないとの基本なのだ。文化をつくるではないけれど、和菓子を楽しむという時間を定着させるには「続けること」がとても大事なので、自分たちの負担になるような準備をしたりしない。我々が楽しく、やりたい!続けたい!と思うことが大事だった。自分たちが振る舞うお菓子も特に説明くさくしないし、かっこうつけることもしない。
でも、そんな時間を好きになってくれる人がたくさんいて、いつのまにか、多い時は500人とか集まってくれるようになったのは本当に嬉しい話。
新型コロナが流行ったことで、いかんせんイベントもできなくなってしまったのだが、いよいよ世の中的にも大丈夫そうな雰囲気が出てきたので、いよいよ2021年12月1日に新丸ビル (marunouchi)HOUSE 内 MUS MUSにて、今年最初で最後のアンコマンないと開催が決まりました!!
我々も待ちに待った瞬間。ぜひお時間ある方は遊びにいらしてください!
詳しくはこちら!
はい!ここから本題!
このアンコマンないとを、さらに身近なところでできないか。そして街の人たちの出会いの場を作れないかという発想から始まったのが、今回の「ぎんざ de ないと」なわけです。
和菓子と違って、せんべいというジャンルは、どちらかというと超身近なところにいつつ、その座をスナックやチョコ、クッキーに奪われているお菓子。(厳密に言うと、瓦せんべいと米菓でも文脈は違うのだけれど、そこはまたの機会に)もともと身近なはずのせんべいの存在をしっかり再認識してもらうためには、アンコマンないとと同じく、楽しい現場を自分たちで作らなければならないのです。
そして、その楽しい現場に、地元地域交流を絡めて、「東銀座で楽しいことをしたい!店をつくりたい!」という人だったり、「東銀座に住んでいるけれど友達欲しい!」という人が、集い、盛り上がる場所にしていきたい。それが「ぎんざ de ないと」なのです。
お店には、Ladybirds Bottle Shop Tsukijiさんから仕入れたビールを中心に、レモンサワー的なお酒や炭酸飲料をご用意しています。買ったせんべいをその場で開けてお酒とともにお楽しみください!また今回は(もしかしたら今後も)、食べ物飲み物の持ち込みもOKです!(ただお店は基本お皿とかグラスがないのでご注意ください)目的はせんべいとともに、楽しい時間をすごすこと。
いろいろ至らぬ点もあるかと思いますが、ぜひぜひ遊びにいらしてください!よろしくお願いしまーーーーーーーーす!!!!!!
ぎんざ de ないと @MATSUZAKI SHOTEN
19:30〜24:00
music selector
hikoyuki yamaguchi / Sohey
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