便秘を改善する方法〜お薬編①
こんにちは。
いちょトレのそうちゃんです。
今回は「便秘を改善する方法」をお話ししたいと思います。
若い頃から便秘で悩んでいる、もしくは諦めている。
どのお薬を飲んでも、お腹がスッキリしない。
私はこれまで便秘外来をしてきて、
「スッキリした便を出すことは、それほど難しいことではない」
と思っています。
今回は病院で処方される便秘薬を、一緒に見ていきましょう。
きっとあなたにあったお薬が見つかるはずです。
● マグネシウム
便秘になったら、まず処方されるお薬です。
作用がマイルドで、高齢者や腎機能が悪くなかったら副作用が少なくて使いやすいからです。
これで便秘が改善するならば、1番良いでしょう。
でも作用がマイルドなだけに、
「飲んでもびくともしない」方や、
「便がベチャっとして、排便が気持ちよくない」ことも多くあります。
● センナ
大腸刺激性の便秘薬です。
コーラックやスルーラックと言った市販薬もあるし、プルゼニドやセンノシドと言った処方薬もあります。
良いところは、便が気持ち良く出てくれることです。
排便が「気持ち良い」って、とっても大事です。
朝に便がスッキリと出ただけで、1日が爽快に過ごせるといっても過言ではありません。
よって、毎日センナに頼って便を出している人もいるでしょう。
良くないところは、もうご存知の方も多いと思いますが「習慣性」です。
長いことセンナに「頼っている」と、だんだん効かなくなってくることがあります。
気がつくと、センナの錠数が容量より増えても便が出なくなってくることがあります。
また、腸が敏感な人にとってはセンナでお腹が痛くなることがあります。
次回は新しい便秘薬と、私が外来で処方するお薬の種明かしをしていきますね。
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