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闇金ウシジマくんが奪っているのではなく、実は与えていたある「もの」

どうも!
今週もnoteを更新しないとって思って書いています。

今回は、つい最近読破した漫画「闇金ウシジマくん」の主人公、ウシジマくんがどうして周りから信頼があるのか、あるべきリーダー像という観点から、実はウシジマくんはあるものを与えていたのではないかというところへと考察していきたいと思います。

あらすじ

闇金ウシジマくんっていうのは、丑嶋馨っていう闇金を行なっている金融屋と、その人を取り巻く人物の話です。まあ金融屋なので、人にお金を貸して、利息で利益を得て、生計を立てています。ただ、闇金なのでもちろん利息は高く、トゴ(10日5割)で貸し付けます。なので、1万円を貸したら、10日後には1万5千円で返さないといけません。明らかな違法です笑。現在の日本では、利息は年利が29パーセント以下じゃないといけなく、これを超えた場合は、不当な貸付として返済義務を負いません。ただ、そんな闇金にも頼る人がいるのです。それは多重債務者や、生活保護で生きている人たちです。そして、このお金のない人からお金を取り上げるのが、ウシジマくんの仕事です。

っていうことは、闇金っていうのは、そんな救いようもない人をさらにどん底へと陥れるという、いわゆるドブネズミのような存在です(これは何度も漫画で描かれていましたね)。なので、とても「いい」人ではないのが明らかだと思います。

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ただ、そんなウシジマくんにも影響を少なからず受けました。

それは、周りからの信頼度です。

周りからの信頼度

ウシジマくんは闇金会社(本当に会社なのかはわかりませんが)の社長をしており、そこで働いている人の信頼は絶大です。

何があってもウシジマくんを裏切らない。

この柄崎のシーンからもわかりますね。

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これは仲間が恐怖で抑制されているというより、ウシジマくんに持っているあるものによるものではないかと思います。

ウシジマくんが持っているあるもの

それは、仲間を絶対に裏切らず大切にし、言ったことは必ず実現させるというところではないでしょうか。

なので、ただの口だけ野郎ではなく、むしろ口数は少ないけど、絶対に実行してくっていう有言実行マンなのです。

そしてウシジマくんは、めちゃくちゃ上昇志向です。

なので、上を取りに行くって言って本当に取りにいきます。

これが見せるべきリーダー像ではないかなって読みながら考えていました。

周りにめちゃくちゃすごい夢を見させ、それを実現させる。

これが大切なのではないでしょうか。

そしてそんなウシジマくんはみんなの憧れにもなります。

例えば、マサルのお母さんからウシジマは毎回取り立てをし、お母さんをどん底へと陥れました。そして、その復讐として、マサルはウシジマの下に入りますが、裏切り、ウシジマをどん底へと陥れます。ただ、そんなマサルを、ウシジマは許すのです。そして、そんな憎き相手であっても、近くにいると色々と感じたことがあったのでしょう。最後、ウシジマがマサルに永遠の別れを言った際、こんなことをマサルは言い放ちます。

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すごいですよね。親をどん底に陥れた人にこんなことを言わせるのが。

そしてここから、ウシジマくんは周りからずっと奪っているだけの存在ように見えますが、実はあるものを与えているのではないかと考えました。

ウシジマくんが与えているもの

ウシジマくんが仲間に与えているのは、「夢」ではないでしょうか。

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さっきのマサルの場合だと、「こんなかっこいい人になりたい。こんなにどん底の自分でもなれる」っていう夢ではないでしょうか。

これは先程のリーダー像にも繋がりますね。

しかもこの夢とは、社会的にはどうしようもない人だらけです。
なので、この人たちは生きている意味が見いだせません。

ただ、そんな人に夢を与えるのです。

しかもよくよく考えると、話の至る所で、夢を叶えようと奮闘しているキャラクターがたくさん出てくるのです。なので、ウシジマくんはここまで考えられているのかな?って思いました。

まとめ

今回ウシジマくんを読んで目指すべきリーダー像としては、仲間に夢を与えることではないかと考えました。

はい!こんな感じで、今回は締めくくります。やっぱり文章って書いてると慣れますね笑

次は約束のネバーランドを読んでいきます。

おすすめの漫画とかある場合は、ぜひ教えてください!!!笑

では〜


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