見出し画像

マインクラフトの土地をNFTにする方法

メタバースやNFTの盛り上がる中、マインクラフトの土地をNFTにすることができるという事を知り土地のNFT化にチャレンジしました。その過程とやり方を解説します。

その前に、大前提を共有しておきます。

マインクラフトの世界は自由に作ることができる​

マインクラフトはJava版、統合版などいろんなバージョンが出ているのですが、サーバーを建てることで自分の世界を簡単に作ることができます。

技術的なことに関してはEnjinという会社がEnjin CraftというマインクラフトにNFTを組み合わせることができるプラグインを開発しているので、それを使って世界をつくればNFT化することはできることはできます。

ただ、この記事を読んでいる方はおそらく、将来的にNFTの価値が高くなるのを期待してマインクラフトの土地をNFTにしたいはずです。

現在主流のPlay to Earnは最初にNFT購入をするものが多い

マインクラフトの世界でPlay to Earn(以下P2E)を実装しているプロジェクトもいくつかあるのですが、基本的にはゲームを開始するためにNFTを購入して始めるものが多いです。

そんな中、初期費用がかからずプレイをする中でゲーム内通貨を集めて土地をNFT化するプロジェクトがありました。MyMeta Minecraftというプロジェクトです。Mymeta MinecraftはMymetaverseというゲームプラットフォームにある1つのゲームで、プラットフォームを運営する会社が作っているゲームになります。

MyMeta Minecraftは人気のあるプロジェクト?

マインクラフトの土地をNFTにすることができたとして、このMymeta Minecraftが有望なプロジェクトかどうかが気になるところです。

2022年1月現在で、同時接続されている数が20-30人程度なのでとても多いとは言えません。現時点でこのプロジェクトは運営が利益を稼ぐ方法が見当たらず今後のNFTの販売などで利益をあげていくような計画はあるようです。

ただ、世界は非常に良く作られていて、普通のマインクラフトのゲームとしては面白く作られています。

  • ボスを倒すクエストでレアアイテムをゲット

  • アリーナでバトル

  • 自分の土地を獲得して建物を作っていく

詳しくはオフィシャルサイトを確認してください。

今回は土地をNFTにするという点に焦点をあてて説明していきます。

登録方法

Mymetaverseのアカウント登録

まずはMymetaverseでアカウントの登録が必要となります。サイトからRegisterをクリックして登録してください。


Minecraft Java版の購入

アカウント登録ができたら、サーバーに接続します。MicraftはJava版が必要なので、持っていない人は3,000円でjava版の購入は必要となります。

マルチプレイでサーバーを追加

java版を立ち上げてマルチプレイを選択します。

その後、サーバーを追加をクリック。(キャプチャではすでに追加されてますが最初は何も表示されません。)

サーバー情報の編集画面で必要情報を入力します。重要なのはサーバーアドレス部分です。以下を入力します。

mc.mymeta.studio

サーバー名は任意のもので大丈夫です。

MymetaverseのアカウントとMymeta Minecraftのゲームをリンク

Mymetaverseのアカウントにログインした状態で先ほど追加したサーバーに接続します。サーバーに接続すると、チャット欄でアカウント接続を聞いてきますのでCLICK here部分をクリックします。Mymeteverseのアカウント画面へ一度遷移してアカウントの連携が完了します。

これをしておかないと、ゲームで作成したNFTがアカウントと紐づかないので重要な設定項目です。

公式サイトによる設定方法のYoutubeです。正しい情報がまとめられているので英語がよくわからなくても画面を見てると理解できるはずです。

Mymeta Minecraftの基本的な操作方法

こちらも公式サイトがチュートリアルをアップしているのでチェックしてください。ただ、ここは情報量が多いので、日本語のYoutubeの方がわかりやすいかもしれません。

日本語のYoutubeだとがじゅまる丸さんのYoutubeがわかりやすいです。

土地のNFT化の方法

ゲーム内通貨が2つあるのですが、その2つを使って土地をNFT化していきます。

  1. ダラリーダース
    比較的簡単に取得できる。モブを倒したり、マイニングでも獲得できるが、小麦などを売ることで簡単に獲得できる。
    →ダラリーダースを使うことで、土地の確保ができる。

  2. キャピタルコイン
    モブを倒したり、マイニングでも獲得できるがそれだけではなかなか増えないので、アリーナで戦うかキャピタルコインと交換してくれる取引所でアイテムと交換することで獲得できる。
    →キャピタルコインを使うことで、土地のNFT化ができる。

赤枠で囲った上の©マークがキャピタルコイン、下の$表記がダラリーダースです。

土地のNFT化の最短手順


1.Infinyty Worldで木を掘って、クワをゲット

eキーボードからインベントリを開き、テレポートをクリックし、地球のようなアイコンをクリックしてinfinity worldへ移動する。普通のサバイバルなので、木を掘ってクワをつくります。クワを作らないと小麦が刈れないからです。テレポートからMeta cityに戻ります。

2.Meta cityの外周に畑があるので刈りまくります。

小麦、ニンジン、ビートルート、じゃがいもがあるのですが、最初のうちはダラリーダースを稼ぎたいので小麦だけひたすら刈っていけば良いです。

Meta cityの最初の場所に戻ってきて、出発地点から左側にMerchantがいるので話しかけます。

いろいろ売れるのですが、小麦を売りたいので小麦のアイコンをクリック。

売りたいものを右クリックする。ダラリーダースの価格も確認できます。

基本は全部売り払うのでSell allでOKです。ダラリーダースはひたすらこれをすることで稼げます。小麦畑はしばらくすると生えてきます。テレポートからskyblockに移動してもらっても同じような小麦畑があります。お好きな方でどうぞ。

3.ダラリーダースで土地をクレイムできる権利を購入する

1ブロックが20ダラリーダースなので、欲しい分だけ交換していきます。通常の画面から/を打つとチャット画面になるので以下コマンドを打ちます。

/buyclaimblocks [数量]

/buyclaimblocks 100 で2000ダラリーダースを消費して、100ブロック分の権利を購入します。

金のシャベルが必要なので、先ほどのMerchantのショップで購入しておいてください。ダラリーダースで購入できます。

土地のNFT化ができる世界は決まっていて、Fractured landのみになります。テレポートから移動してください。

テレポートしたばっかりの場所はほとんど確保されているので、出発点から少し離れて確保されていない土地を探します。

土地が確保されていないかはLand Management欄を確認します。このProspectorがUnclaimedになっていれば誰も確保していません。まずはその場所を探しましょう。ただ、Unclaimedになっていても近くに人の土地が挟まれている場合は今後拡張をしようとしたときに困るのでよく考えて場所選びをしましょう。

場所が決まると拠点を固定したいので以下コマンドを打ちます。

/sethome

このコマンドを打つことで、ホームコマンドを打つことでその場所にすぐ移動できます。

ゲームを再開する場合に打つコマンドは以下になります。

/home

ついでに、最初のMeta cityに戻るコマンドは以下です。敵にやられそうになったりマグマに落ちてしまったときなどテレポートしてしまうと楽です。

/hub

NFT化したい土地が決まると、金のシャベルを持って土地の隅っこを右クリックします。そうすると以下のように青く光ります。

そこから対角線上に四角形になる場所まで移動してまた右クリックします。

そうするとこれで土地の確保ができた形になります。あまりにも小さすぎたりすると設定できないので試してみてください。

なお、一度設定した土地を広げていく場合は、上記の金に光るブロック部分を金のシャベルで右クリックすると消えるので、広げたいところに移動して右クリックします。

この時、権利分のブロックが不足していたり誰か別の人の土地に踏み込んだりすると上手くいかない場合があるので注意しましょう。その都度英語でエラーメッセージは出してくれます。

4.キャピタルコインをゲットする

キャピタルコインはダラリーダースに比べて獲得が難しくなります。アリーナで敵を倒してもいいのですが、レベルを上げたりスキルを上げたりと時間もかかるので、一番シンプルな方法を解説します。

Meta cityに戻って右側にもお店らしきものが並んでいます。こちらにあるものを見つけてきて交換をすることでキャピタルコインをゲットします。

アイテム数といくらのキャピタルコインを交換してくれるかが表示されているので、確認して交換していきます。

アイテム毎にクールダウンタイムがあるので基本毎日交換できるものをベースに組み立てていくのが良いと思います。

小麦とニンジンとじゃがいもとビートルートは必須で毎日交換できます。Metacityの外周を回ればとれるのでこれは楽です。ダラリーダースに余裕がでてくれば、その他のパンプキンやサトウきび、スイカは購入できるので、ダラリーダースで購入したものをキャピタルコインに交換できます。

魚系は1個で交換してくれて、毎日交換できるのでおススメです。Infinity worldで海が出たときに取りだめしておけば毎日交換するだけなので時間はかかりません。

レコードはあまりでないので取れたらラッキーくらいの気持ちです。

infinity worldに行くと慣れてる人がネザーゲートを作っていることが多いのでそこからネザーに行ってネザーのアイテムをゲットしてきましょう。木のタイプは比較的簡単に取れるのでこちらも見つけたら取りだめしておくのをお勧めします。交換できるキャピタルコインの量が多いのでおススメですが、クールダウンタイムが14日間あるので次のタイミングを忘れないようにしましょう。

こちらのアイテムはレアなものが多いのであまり期待できないですが、村を発見したらベルを取るようにすると良いです。

エンダーパールは毎日交換できるのでこちらもおススメです。

5.キャピタルコインの必要数を確認

キャピタルコインはNFT化に1000が必要でそれにブロックごとに5キャピタルコインが必要となります。10ブロック×10ブロックの土地をNFTにする場合は1000+500で1500キャピタルコインが必要になります。

6.土地のNFT化

大前提ですがダラリーダースで確保している土地でしかNFT化することはできません。念のため金のシャベルを持って自分の土地の範囲を確認しておきましょう。

/property create

自分の土地の中で上記コマンドを打ちます。

土地につける名前を設定できるのでここで設定します。

画像がこことれてなかったのですが、名前を設定すると棒がインベントリに入ってきます。この棒を選択して、土地を設定したときと同じように対角線上に右クリックをして範囲を設定します。

Land NFTの欄に先ほど設定した名前が入れば完成です。ただ、NFT化した直後は建築も何もできなくなるため、以下コマンドで触れるように変更しておきましょう。

/property edit

この状態で、Mymetaverseのアカウントを見に行って以下のようにNFTに追加されていればOKです。

土地の確保からNFT化に関しても公式がYoutube出しているのでこちらも併せて確認してください。

ただ、現時点でこの土地NFTの売買の機能の実装はまだとのことで、今後の開発に期待となります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?