ノード運営者向け!Chrome リモートデスクトップで外部からPC端末を操作する方法
クリプトのノードの運営をしている人で、物理的なPC端末を使っている場合、WindowsのupdateでPCの再起動がかかって外部から操作したい場合や、そもそもちゃんと動いているのか確認したい場合があると思います。
自分のPC端末を外部から確認・操作できるアプリはいろいろあるのですが、自分がよく使っていてGoogleという信頼感がある「Chrome リモート デスクトップ」の使い方を紹介します。
※今回の記事ではwindwosでの設定画面をキャプチャしてますが、macもほぼ同じと思われます。linuxの場合は特殊なのでここでは扱いません。
この記事は2024年3月時点の記事なので、内容が古い場合があります。公式ドキュメントは以下になります。
事前準備
遠隔で操作したいPC端末と外部からアクセスする端末にそれぞれchrome リモートデスクトップを入れる必要があります。
Google chromeブラウザのダウンロード
Chromeの機能を使うのでChromeを使うことが前提となります。まだダウンロードしていない人はまずダウンロードをしてください。
Googleアカウント(無料)の開設
これも普段Googleアカウントを使っている人がほとんどだと思いますが、Googleアカウントは必須ですのでもし無い場合は作成してください。また端末間で同じGoogleアカウントを使うことで外部からいつでもアクセスができます。当然、無料のアカウントで大丈夫です。
※違うGoogleアカウントの場合は、毎回発行されるコードを入力する必要があるので、今回のように外部から自分の端末を操作したい場合には意味をなさないため、同じGoogleアカウントでログインしておくことが必須となります。
操作を受ける側のPC端末の設定
まずノードを運用しているPC端末側の設定を行います。
Chromeを開く
アドレスバーに「remotedesktop.google.com/access」と入力します。
[リモート アクセスの設定] でダウンロード をクリックします。
画面の手順に沿って、Chrome リモート デスクトップをダウンロードしてインストールします。
Chrome リモート デスクトップにアクセスを許可するため、パソコンのパスワード入力が必要となる場合があります。[設定] でセキュリティ設定を変更するよう求められる場合もあります。
再度 remotedesktop.google.com/accessにアクセスします。面倒な方はchrome拡張機能でchromeリモートデスクトップを追加できるのでそこからアクセスしてください。
上記は僕のすでに利用中なのでリモートデバイス部分に並んでますが、最初設定する場合は何も無い状態です。オレンジのアイコンはオンラインでグレーの場合は電源が落ちているなどでオフラインとなってます。
※リモートデスクトップでも電源が落ちている場合は遠隔操作はできません。
左メニューの「リモートアクセス」をクリックして、リモートアクセスの設定部分の「オンにする」をクリックしてください。
名前を入力する画面がでてくるので、自分が管理しやすい名前にしてください。io.netでGPUの共有をしている場合はGPUの品番がわかる名前の方が管理しやすいと思います。※RTX4090_1など
PINコードの設定を求められるので数字で6桁以上で設定を行います。
上記のような確認がでてくるのでご確認の上、「はい」で設定を完了します。
上記のような感じでこのデバイスにオレンジアイコンで表示されたら準備完了です。
操作する側のPC端末の設定
以下は操作を受ける側と同じで、Chromeリモートデスクトップをインストールします。
Chromeを開く
アドレスバーに「remotedesktop.google.com/access」と入力します。
[リモート アクセスの設定] でダウンロード をクリックします。
画面の手順に沿って、Chrome リモート デスクトップをダウンロードしてインストールします。
同じようにremotedesktop.google.com/accessにアクセスもしくは、chrome拡張機能からダッシュボードに移動してください。
ここで重要なのは操作される側でログインしているGoogleアカウントと同じアカウントでログインをしてください。
「リモートアクセス」のタブを開いた状態にしてください。持ち出しようのmacからアクセスしてるのですが、先ほど設定した端末がリモートのデバイスに表示されていると思います。
外部からアクセスしたいデバイスをクリックしてください。
PINコードの入力を求められるのでPINを入力して接続してください。画面が操作する側の画面になれば完了です。
操作する側のスマホ端末の設定
1.アプリのダウンロード
2. 操作を受ける側のPC端末と同じGoogleアカウントでログインする
3. 操作したい端末を選んでPINコードを入力して接続する
スマホの注意点としては、キーボードの上向矢印が効かないので、再起動コマンドをメモ帳などに保存しておくことで、外出時に急にノードがダウンしていても再起動コマンドを打つことができます。
スマホからの画面はかなり小さいので拡大しながら最小限の処理で再起動できるように自宅にいる時に練習しておくといいかもしれません。
※macの設定も大体同じようなものと思い省略しています。
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