BTS: Apple Music Essentials(2021/02/08) インタビュー和訳
はじめに
Apple MusicのYouTubeチャンネルに投稿されたBTSインタビュー・Essentialsの和訳です。
元動画:( https://www.youtube.com/watch?v=1VuJRTSzjz0 )
翻訳勉強中の大学生による意訳である点ご留意ください。
間違っている箇所などありましたら教えていただけると嬉しいです😭
メンバーが韓国語を話している箇所は、動画につけられている英語字幕を和訳しています。
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Intro
司会:ヒット曲に次ぐヒット曲、その勢いがとまらないBTSをお迎えしています。皆さん、お決まりの挨拶をしてくれますか?
BTS:Hey, we are BTS~~~!!!
司会者:僕は本当にこの挨拶が好きなんです。僕たちが話す機会がある時はいつも、この挨拶を聞くのが待ちきれないんですよ。
子供たちと話してると、よく「最初にBTSになんていうの?」って聞かれるんだけど、「僕は何も言わない、彼らがWe are BTS!って言うんだよ」って答えます。僕は本当にこの挨拶が好きなんだ。
皆さん元気にしてましたか?
RM:はい、僕たちは元気ですよ。そちらはどうですか?
司会者:ああ、僕も元気だよ、このEssentialsを始めるのが楽しみです。では、「ここまでの旅はどうだったか?」という質問から始めましょう。
普通、このEssentialsでは、ゲストの皆さんが出した最初の曲からスタートして、そこから最新の楽曲まで話していくんです。でも今日は、皆さんの最新の曲、「Life Goes On」からスタートします。
準備はいいですか?
メンバー:オッケーです!
Life Goes On
司会者:いいですね。では、どうしてBTSにとってこの曲をこのタイミングでリリースすることが大事だったのでしょうか。どうしてこの曲が、アルバムの一曲目なんでしょうか。
j-hope:今は全てが普段と違います。それで僕たちは、僕たちがこの期間に思っている考えや感情の全てを、どうやったらファンの皆さんと共有できるか、ずっと考えていたんです。
その答えは、もちろん、音楽でした。
RM:そうだね。
j-hope:それで、僕たちはファンの皆さんに、僕たちも同じようにいろんなことを考えているよって知ってほしかったんです。それから、それでも人生は続いていくんだ、っていうことも。Life goes on!
司会者:いつも色々な方法で曲をリリースしますよね。サプライズだったり、プレゼントみたいなやり方だったり。
それで、聞いてみたかったことがあるんですが、BTSとしては、もっといろんなことをファンと共有したいだろうから、サプライズをするのは大変なんじゃないかなって思うんです。
でも、サプライズは音楽をリリースするのに重要なポイントでしょう?このプロセスは、みなさんにとっては面白いことなんですか?
RM:プレゼントをするんだったら、サプライズが一番いい方法だと思うんです。
司会者:笑
RM:プレステでも何でも、中身がわからなくて、予想もしなかったものをもらったら、同じギフトでももっと嬉しいじゃないですか。だから、僕たちはいつもそうするんです。
司会者:このレコードを作っている中で楽しかった時間があれば、その話を聞かせてください。
RM:実は今回、初めてアルバムの制作過程を放送したんです。YouTubeで生放送もしたし、Vlogもやって、ファンには今何をしているかをすでに公開していたんですね。それから、中の写真をどう入れるかとか、アルバムの全体的なコンセプトについて、それから曲や歌詞についても話していました。だから、ファンの皆さんも、このアルバム作りの一部になってるみたいな感覚になってもらえてたらいいなと思ってます。
司会者:それが僕の言っていたことだよ!君たちは、みんなにプレステをあげたいんだけど、それをファンのみんなに見せちゃってるみたいな感じだよね。とってもいいと思います。
あと僕がすごくいいと思うのは、BTSっていう経験が、とっても長い間あることです。ファンはそれを楽しんで、BTSのみんなはそれを見せることができるっていうこと。
2013年から、皆さんはファンとの距離をどんどん近づけているように見えます。
そこにきて、今回のアルバムでは、僕にはドアが開かれたみたいに感じました。
メンバー:ほぅ〜。
司会者:アルバム制作の過程が見れるし、みんなにとっては、やっていることを明らかにできて、やりがいがあったんじゃないかな。
RM:この状況全体を一言で表すなら、「距離」だと思います。いつだってそうです。飛行機に乗れないし、大きなコンサートもできないし、いつも距離があるんです。だから、あなたが感じてくれたことは、僕たちがその距離を壊そうとしたことの表れなんです。物理的な距離だったり、心の距離だったりを無くしたくて。
Dynamite
司会者:Dynamiteは、発表された時、ポップで最高な曲だって感じたんだけど、皆さんは母語ではない英語で歌うという境地に進んだわけですね。それもとっても素敵に、思いやりをもって歌っていました。
どうしてそうしようと思ったのか、どんなところが楽しかったか、どんなふうに大変だったか、レコーディングはどうだったか。本音で教えてください。
V:僕たちは、この曲は英語が一番合うと思ったんです。だから、英語のままで歌った方がいいと、みんなで決めたんです。僕らにとっては初めての全編英語の曲だったので、新しい挑戦だったし、僕たちにとって、このコロナの状況を打開できることだと思いました。
司会者:デモテープを皆さんで聴いた時、「やばい!どうしよう!なんて最高な曲なんだ!」って思いましたか?この曲を初めて聴いた他の人たちはみんなそう思いましたよ。この曲の素晴らしい破壊力に気付いてましたか?
ジミン:僕たちが初めてデモを聴いた時と比べて、僕たちメンバーが実際にレコーディングしたものはずっと良くなってるっていう部分はあると思います。
僕が思ってたのは、できるだけ早く振り付けを覚えて、練習して披露したかったということです。
司会者:皆さんが経験していることは、この地球でも本当に少しの人しか経験できないことだと思います。そうした経験を、どうやって大切な人とシェアしてますか?
RM:少なくとも、僕たちの周りには6人がいます。完璧にではないけど、お互いを理解しているし、この6人と一緒にいられて、僕は心の底から嬉しいんです。
司会者:皆さんの名声はありふれたものではないです。創作こそが表現であって、名声はそれについてくるものだと思いますが、この名声はどう感じてますか?皆さんはそれに気付いてるのかな。素晴らしいものを作ると人気はついてくるけど、それに飲み込まれてもいけないし。
j-hope:正直、僕は、使命に応えるために生きている感じがするんです。それと、僕の人生のモットーは、何が起きても感謝を忘れないこと、その瞬間を楽しむことです。だから、僕はどんなことも受け入れる人生を送ろうとしています。
最近、ジャスティン・ビーバーの「Lonely」という曲を聴いてるんですが、他の人も同じように考えてるんだなってわかるんです。だから、僕たちが人生の中で、耐えて、付き合っていかないとといけないことは、まず自分たちで気づかなければいけない。それが僕たちにとって大事なことだと思います。
司会者:うん。
RM:実際、僕たちにはいろんなチャンスが訪れました。僕たちはとっても幸運だったんです。すごいスタジアムでコンサートができたし、ビルボードのHOT100で1位にもなった。
司会者:でもそれは、みなさんが素晴らしかったからですよ。そうでしょう?筋が通ってます。素晴らしかったから、そういう快挙が起こせた。
僕もみなさんのファンだし、何百万ものファンがあなたたちを愛しています。それは、皆さんが最高だからですよ。
でも、名声は違うものだと思います。名声は、張り詰めたものです。そして、それには限界があります。そうじゃなきゃ、おかしくなってしまうでしょ。伝わりますか?
ジミン・RM:その通り!
Boy With Luv feat. Halsey
司会者:わ〜〜お。皆さんなら誰でも選べたと思うけど、ホールジーにオファーしたんだね。トーンの話をするけど、これは本当に彼女の世界だね。真っ直ぐで伸びがある。僕も好きだ。彼女は素晴らしいね。誰か、彼女のエピソードを教えてください!
ジン:あるとき、ホールジーに再会したんだけど、その時、彼女が僕たちにプレゼントが入った靴下をクリスマスプレゼントとするって言ってくれたんです。僕たちも彼女に黄色いマイクを用意していて、プレゼントしました。いい思い出です。
司会者:笑
V:最近、ホールジーが僕たちに、名前の入ったものをくれたんです。
j-hope:ホールジーの名前が?笑
V:僕たちの名前が入った、ピアスをくれました。
メンバー:ああ、そうですね。
司会者:なんだって!
V:とっても素敵なものですよ。
司会者:マジか、僕には何もくれないのに。
RM:僕が電話してみますよ。
ジン:あげたらもらえますよ。
司会者:いや大丈夫、僕から電話する。「君はBTSに靴下と名前入りのピアスをあげたの?何だよ!」って。
メンバー:笑
DNA
司会者:この時代のポップスの中でも、とってもキャッチーな出だしだよね。この口笛は誰が吹いてるの?
ジョングク:僕です。
メンバー:JK〜!
司会者:ちょっと聞かせて。
ジョングク:(イントロの口笛を吹く)
司会者:(口笛で真似してみる)
ジン:彼の方が上手いと思う。
RM:彼の方が上手いね。
司会者:2017年のAMAのパフォーマンスはどうでしたか?あれはブレイクの瞬間だったと思います。あのパフォーマンスについて聞かせてください。あれからいろんなことが決まったと思いますが、たったの3年前です。
V:とっても楽しみだったし、緊張もしていました。
RM:シュガが、パフォーマンスの前の日、シャワーを浴びながら本当に泣いたの知ってますか?
司会者:それも当然だと思いますが。
RM:彼は泣くようなキャラではないんです。
司会者:シュガが泣いた時、どう思いましたか?彼は理由を言ってたんですか?
ジン:シュガは、「僕はいつもステージで震えたりしないんだけど、でもこれは小さい頃から見ていた舞台だから、震えが止まらないし、落ち着いていられない」って言っていました。
司会者:うん。
ジン:それから、シュガは泣くと可愛いんです。
司会者:笑 それは珍しいよ、泣いたらブサイクになる人がほとんどだよ、僕もそうだし。
No More Dream
司会者:BTSをお迎えしているApple Music Essentials、お別れ前最後の曲は、「NO MORE DREAM」です。
メンバー:おお〜。
司会者:どうしてこの曲がグループのデビュー曲であることが大事だったんでしょうか。
それから、最後の質問は慎重に聞きたいんだけど、デビュー曲は特に思い入れがないままリリースしても気にいるものだと思う。でも何年か経って振り返ると、君たちにとってすらも、違ったものに見えるんだ。だから、どうしてこの「NO MORE DREAM」が、あなたたちの大事な最初のステップだったのだと思いますか?
RM:この曲のビートと、デモ音源のトラックは、最初は「地球爆発」だったんです。ほら、その、当時の僕たちみたいな若かったアーティストの、根拠のないプライドとか自信とかを表していて。
司会者:君たちは、ポップ音楽の革命の先陣を切っていました。疑う余地はない。世界のステージにたどり着いて、世界はそれに耳を傾けた。
息子と車に乗っていたとき、彼が僕に韓国語で歌ったんです。彼は韓国語を話さないのに。あの瞬間は忘れられません。
メンバー:おお〜。(拍手)ありがとうございます。
ジミン:ありがとう、僕の息子!
メンバー:笑
司会者:皆さんとご一緒できて楽しかったです、ありがとうございました。
「BE」というアルバムが、BTSというグループが、いつまでも続きますように。彼らの時代はまだ続きます。Essentialsも次回のEssentialsまで続いていきます。
これからもBTSから目が離せません。BTSを尊敬しています、一緒に話せて楽しかった。ありがとうございました!
メンバー:ありがとうございました!
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