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全力の嘘話。

はい、どうも。
 器が小さいメガネと臭いメガネが嫌いです。
 こんばんわー

 これは、この前あった嘘の話なんですが、この前の週末道を歩いていたんですよ。LAの。
 やっぱりUSAの道が広いんですよね。行ったことはないんですが。
 歩道を歩いていたら、前からデービッド、アレク、カリーナとキャシーが歩いてきたんですよ。彼らは自分が通っているスクールで仲がいい友人なんですけど。向こうも自分の存在に気づいたみたいで手を振りながら駆け寄ってきたんです。
「あれ?みんな何してるの?」
「ちょうど、君の家に向かおうとしてたんだ。一緒に買い物でもって思ったんだが、用事かい?」
「いや、全然。むしろ買い物に行く予定だったらからちょうど良いよ」
「それはよかったわ。」
「セバスチャンとアリスは?」
「二人ともモールで待ち合わせ予定だよ」

 昨日も一緒にいたはずなのに雑談が止まらないですよ。いつも通りみんなで大笑いなんかしちゃって。ったくアレクは本当にお調子ものだなぁ。

 勿論、今のところ全部嘘ですよ?ちゃんとついてきていますか?

 そこから自分たちはモールへ向かったんですよ。ただ待ち合わせ時間になっても2人が来なかったんです。みんなが流石に心配し始めたところで、遠くから女性が1人こちらに向かって走ってきてんです。
 もちろん、知っている人でした。はい、アリスです。汗だくになりながら駆け寄ってきたアリスは深刻そうな顔で自分たちにこう告げたのです。
「セバスチャンが……セバスチャンが大変なの!!」と。

 ――――――――――――――――――

「セバスチャンが……刺された!?」
 今にも泣き出しそうだったアリスを落ち着かせながら何があったのかを一通り聞いたんです。
 するとセバスチャンは黒いフードを深めに被った何者かに写真を見せられて質問をされたらしいのです。
「君たちの学校にこの子はいるかい?」
 アリス曰く、その写真に写っていたのは自分だったそうです。
「そいつなら友人さ、何か用かい?」
 と聞き返したところ、フードの人物は持っていたナイフでセバスチャンを刺したそうなんです。

 フードの人物はそのまま走って逃げたそうです。
 アリスは気が動転しそうなのをなんとか抑えて、警察と救急を呼んだそうです。
 セバスチャンはなんとか一命を取り留めたらしいとのことでした。


 なんでそのフードの人物は自分の写真を見せたのでしょうか?なぜ友人だと言ったセバスチャンは刺されたのでしょうか?自分には謎が残るばかりです。
 だってこの話、全部嘘ですし、全くのフィクションなんでなんで自分がこんな風に書けているのか本当に謎です。

 一つだけ気づいたことがあります。
 あ、自分嘘つくの得意なんだなぁと。

 ※この話は最初から最後まで全て嘘です。つまりフィクションですので実際の人物などは存在しません。
 挨拶だけは本当です。

 それでは。

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