漫才をするということ
できるできないは一度置いておいて、チャレンジしてみたいこと。
というお題なのですが、これって考えれば考えるほどできない理由について振り返るハメになるから決めた後に厄介なお題だな思ってしまいました。
漫才との出会い
最初に頻繁に見るようになったのは高校生くらいの時にやっていた爆笑オンエアバトルをみ始めてからだったように思う。趣味というか勉強の間にみるストレス解消って感じだった。
でも、他のテレビ番組より好きで、好きな芸人さんのネタは録画して何回もみていた。芸人さんはもともと面白い人がやる、ぼくにとっては憧れだった。
やって見る側として考える
学生の時に一度だけ話していてやたら波長が合う子がいて、その人と漫才やってみない?って話に一度だけなったことがある。
その時は盛り上がった気がしたけど、結局違う仕事に就いて疎遠になってしまってその話は頓挫してしまった。
その人はもう忘れていると思うのだけど、自分としては一度しか出ていないその話が出た時に、いいな〜できたら楽しいだろうな〜という気持ちで、ワクワクしたのを覚えている。
コンプレックス解消のための漫才
なんでワクワクしたのかを考えたら、結局自分がコンプレックスを持っていることだったからなのではと思っている。僕は人前に出て何かをすることが苦手なのです。
社会人4年目くらいまでは忘年会で芸をやらされたり、人前に出て何かをさせられることもあった。そのためにダンスを練習したこともあれば、動画を作ったこともあるし、即興で寸劇をやらされたこともあった。(あれは上司に酷評されて、大怪我した)
反応が良かった時はやって良かった・・・と愚痴を喜びに変わるし、盛大にスベったのは今もトラウマになっている。笑
僕が好きな芸人さんになかやまきんにくんというピン芸人がいるのですが、彼が好きな理由はズバリ思いっきり滑ることがあるのに堂々としているからである。自分が感じているコンプレックスなんてものともしないぜと言ってくれているような気がするわけです。
ファンではなく、笑いの部分ではなくコンプレックス解消の存在として、自分にとってのヒーローなのである。これに自分が気がついた時は流石にびっくりした。本人もさぞ不本意であろう。
自分でネタを作ってみたい
そうなると当然チャレンジしてみたいこと、というのは漫才をやることなのだけど、これには二つハードルがある。一つはネタを作ること、もう一つは相方を見つけることである。
手っ取り早いところでいうと漫才が好きで比較的時間のある弟でも捕まえてコピー漫才をやれば話は早いのだけど。相方を決めてネタを作る時間もたのしんでみたいから。
コピーで漫才をやっても、面白いのだがそれは忘年会のネタ程度としてはいいのかもしれないけど、自分のものとしては出せないな〜と思うわけです。
ステージでめっちゃウケてるのをみたとしても、他人のネタだしなと思ってしまうわけです。
漫才を考えてやり切ることで死ぬ時の満足感はあがるだろうな〜と思うのです。なので、人と話すときにも、もしこの人が相方になったらこんな感じなんだろうな〜という目でみたりしてしまっています。
今回はこのへんで。