前衛を出し抜く！①

テニスの試合とは
前衛と後衛の駆け引きです
後衛は相手前衛がどちらに動くか
前衛は相手後衛がどちらに打つか
常に探り合っています

互いに次の手が読まれないように
フェイントや、タイミングをずらします

この駆け引きで勝つためには
いろんな人と多く試合をこなし
様々な経験を積むことによって
洞察力を磨いていく必要があります

そして私の場合
たくさんの試合を経験したことによって
理解したことがあります

それは自分が出てきて欲しくないときに
前衛は出てきがちだということです

単純ですが
自分の体勢が不十分だったり
前衛への意識が薄いとき
チャンスとばかりに前衛は飛び出してきます

そりゃそうですよね
自分方向へボールが飛んでこないと分かれば
ポーチやロブ待ちの体勢になるでしょう

そこを上手く使うのです
どこを上手く使うかというと
主に表情と構え（体勢）です

一番いいのは
口を開けた間抜け面ですかね
目線もボ―ルしか見えてないフリで
打点に入れなかったフリなんてできたら
それで３コンボ達成です

人は奥歯を噛み締めることで
力を込めることができます
逆に口を開けて間抜け面のやつが
前衛を警戒しているとは
誰も思わないでしょう
ましてその状態で前衛アタックなんて
できるわけもないです
そこの裏を突きます

例えば、自分のミスで失点した後
ショックを受けたフリなんてしちゃって
ボールをしっかり見てミスしないぞ！
的な雰囲気を醸し出していきましょう

相手ならここでもう一点欲しいところ
ここでレシーブの展開であれば
2ndレシーブでなら狙ってもいいですね

そのときは
後衛方向に打つように見せかけて
できるだけゆっくりスイングすること
これも１つのコツ！
ゆっくりなスイングで打点に入れば
スローボールにしかなりません
そんな遅い球で
アタックなんてするはずないですから
飛び出しチャンスですよね

そこをあえてパッシング！
速いボールを打つのではなく
普通のスローボールでいいです
パッシングが来るとしても
そんな遅い球が来ると誰も思いませんから
タイミングも崩せます

ド正面はダメですけどね
しっかり前衛から遠いところを通しましょう

という感じで私は
いつも前衛を騙してます
上手く引っかかってくれると楽しいです

みなさんも
こうやったら引っかかるかな？
とかいろいろ考えながら
駆け引きを楽しんでみてください！