守破離の精神

『守破離』という言葉を知っていますか？
守破離とは『道』を極める過程を表現した言葉なのですが
『守』から始まり、『破』『離』と変化して行きます

『守』は、基本の型を守る段階

『破』は、基本の型を打ち破る段階

『離』は、基本の型から離れて独立した状態

…書いてはみたけど分かりづらいな、うん。
wiki参照です。

守破離 - Wikipedia

中学のときにこの言葉を校長先生に教えていただきました
言葉の響きもカッコよくて印象に残っています

そして武道の世界などで使われる言葉ではありますが
スポーツにも通じる教えだとも思っています

何事も基本をおろそかにしては
新しい技術も身に付きません
所詮付け焼き刃です

かといって基本に従うだけではダメで
高いレベルの選手と渡り合うためにも
もっと強い武器が必要です

自分はいま、どこの段階にいると思いますか？
どこが、守・破・離の境界線だと考えますか？
概念であり線引するのは難しいですし
日々成長と考えるなら『破』から『離』は
かなり長く険しい道のりかもしれません

でも自分の武器が何であるか掴んだ時
それは『離』の境地に足を踏み入れたと
言ってもいいと思います
離の段階でも成長することは大事ですからね
そのまま第２、第３の武器を編み出して下さい

もしもまだ、守や破の段階だと思うなら
スピードやダイナミックなプレーに惑わされることなく
一度基本に立ち返ってみて下さい
テニスは相手のコートに正しく返せさえすれば
負けることのないスポーツですから

そして、いろんなテニスを見て考えを深めてください
自分に一番合ったテニスとはなんなのかを

改めて考え直してみることも成長には必要です