ゆい

Soft Rockを中心としたレコードを紹介していきたいと思います。

ゆい

Soft Rockを中心としたレコードを紹介していきたいと思います。

最近の記事

Soft Rock Top 100位~91位

 初めまして。ゆいと申します。いきなりの初投稿でランキング形式の仰々しいタイトルにしてみましたが、読者の皆様に満足して頂けるかドキドキしています笑。  元々音楽が大好きで、基本は雑食系で気に入った楽曲はジャンル問わず聴き込んじゃうタイプなのですが、特に洋楽においては60’s~70‘s辺りのサウンドがお気に入り。この特定の年代においても広く浅くのオールマイティ・タイプなので、一つのジャンルに特化して造詣が深いという訳では無いのですが、この度はレトロな産物に足を踏み入れている【S

    • Soft Rock Top 90位~81位

      90位 Pan-Am「The Goin's Great」1969年 Soft Rock系のサウンドが堪能出来るノヴェルティー盤と言えば、1969年にリリースされた『The Name Of The Game Is Go.』。パン・アメリカン航空(Pan American World Airways) の通称「Pan-Am」がプロモーション用に制作したレコードで、同じくSoft Rock系ノヴェ ルティー盤で著名なFord社『The Going Thing』シリーズにも比肩し得

      • Soft Rock Top 80位~71位

        80位 Miss D.D. Phillips「Hey, Little Girl」1969年 橋本徹氏監修によるレコード・ガイドブック<Suburbia Suite>に掲載されたことで一気に人気盤の1枚として認知度が爆上がりしたMiss D.D. Phillipsの唯一作『S.T.』。The Shirelles・The Three Suns・Lori Burton・The Angels等のGirls Popを手掛けたことでお馴染みのNYの名匠Leroy Gloverと、A&R

        • Soft Rock Top 5位~1位

          5位 The Hudson Brothers「America」1973年 米国オレゴン州ポートランド出身のBill・Mark・Brettの3名から成るHudson兄弟。CBSのコメディ系TV番組『Razzle Dazzle Show』で一世を風靡したことで、アイドル・グルー プとしてのイメージがつい先行してしまいがちですが、元々は本格派ミュージシャン。 伊系米国人である母親から薦められて始めたのがきっかけで、極初期時代は「My Sirs」と いうグループ名で音楽活動を行って

          Soft Rock Top 10位~6位

          10位 Paul Johnson Voices「His Love For Me」1971年 第55位Sharalee Lucasの項でも記述しましたので重複にはなりますが、Paul Johnson成る人物は宗教Soft Rock界の神的存在Ralph Carmichaelにも認められたレリジャス系Harmony職人。歌手・作詞作曲・コーラス&ヴォーカルアレンジ・指揮・プロデュース等、マルチ・プレイヤーとして自身が率いたコーラス隊だけでなく、非常に多くのアーティストとのコラボ

          Soft Rock Top 10位~6位

          Soft Rock Top 15位~11位

          15位 The Anita Kerr Singers「Lullaby Of Birdland」1974年 “ポップ・コーラスの錬金術師”との異名を持つAnita Kerr。単なるコーラス・アレンジだけでなく、ソプラノ歌手・作曲家・指揮者・ピアニスト・プロデューサー等、音楽的に優れた才能を持つ才女でありながら、カントリー系コーラス隊で【Nashville Sound】の立役者・ジャズ系ポップサウンドの先駆者・女性ミュージシャン初となる米映画音楽のフルスコアを担当・グラミー賞を

          Soft Rock Top 15位~11位

          Soft Rock Top 20位~16位

          20位 Johnny Burt「Ik-Ta-Tuk」1971年作 自分で課したルールで一番苦しめられたのが①。カナダ産Soft Rockの名盤の中でも特にJohnny Burt関連作品はどれも高品質。粒揃いの大名盤The Johnny Burt Society名義『…Come Summer』とどちらにするか悩みに悩んだ挙句、苦渋の決断の末に選び抜かれたのが1971年にリリースされたJohnny Burt Orchestra & Chorus名義『A Christmas Wi

          Soft Rock Top 20位~16位

          Soft Rock Top 25位~21位

          25位 Odds & Ends「Goodbye Summer Love」 亜モノSoft Rockファンというよりは、むしろB5のコアなファンからやたらと注目度の高いフィリピーノ系Soft Rockグループ【Odds & Ends】。語呂の良さでレコード会社から命名されたのか、自ら名付けたのかは詳細不明ですが、直訳すると「半端物」「残り物」「がらくた」を意味する慣用句。   彼らがリリースした数少ない作品群は、その高品質な内容に反して全く注目を浴びず、辺境の地に追いやられて

          Soft Rock Top 25位~21位

          Soft Rock Top 30位~26位

          30位 Cyrus Erie「Wish You Were Here」1970年 Raspberriesの母体であるCyrus Erieは、後期Raspberriesに参加するドラマー兼シンガーのMichael McBrideと彼の弟でベース担当のBob McBrideにより結成されました。活動は1967年~1970年の4年間。初期のオリジナル・メンバーにはギター担当のTim Manning・キーボード担当のRob Belzerが在籍しており、67年前期に地元Clevelan

          Soft Rock Top 30位~26位

          Soft Rock Top 35位~31位

          35位 Judy Singh「Samba Del Sol」1970年 Stephanie Taylorの際にも記載したので重複になってしまいますが、カナダ産Soft Rock界における三大歌姫【Stephanie Taylor・Barbara Gryfe・Judy Singh】の2人目の御紹介をしたいと思います。今回はその3名の中でも一番知名度の高いJudy Singh。2018年にMajikBus Entertainmentから再発盤がリリースされる迄は、《秘宝的》・《幻

          Soft Rock Top 35位~31位

          Soft Rock Top 40位~36位

          40位 The Al Baculis Singers「Poor Little Rich Girl」1967年 カナダ・ケベック州ラシーヌで1930年11月21日に出生したAl Baculis(本名:Joseph George Alphonse Allan)は、アルト・テナーサックス奏者・クラリネット奏者・作編曲家として活動してきたJazz系のマルチ・ミュージシャン。彼はケベック州モントリオールにあるMcGill Universityでクラリネットを 1948年~51年までの

          Soft Rock Top 40位~36位

          Soft Rock Top 45位~41位

          45位 Joe Rosanova & The Vineyard「Somehow, Someway, Someday」1968年 米国ナッシュビル出身のドラマーJoe Rosanovaを含む4人組サイケポップ・バンドThe Vineyard。1968年に発表された『In Dedication To The One's We Love』の裏ジャケに記載された謝辞・クレジット以外にこれといった情報は無く、恐らく唯一作と思われます。各メンバーについて軽くググってみましたが、ほぼヒッ

          Soft Rock Top 45位~41位

          Soft Rock Top 50位~46位

          50位 Harpers Bizarre「You Gotta Make Your Own Sunshine」1976年 総師Lenny Waronkerが率いた一大プロジェクト【バーバンク】。Warner Bros. Recordsの本拠を構える米国California州Burbankの地名から名付けられました。1966年に若手社員としてWarner Bros. Recordsに入社したLenny氏を中心としたチームが、1966年~60年代末に掛けて制作した作品群が【バーバン

          Soft Rock Top 50位~46位

          Soft Rock Top 60位~51位

          60位 The Sharette Family「You Are The Sunshine Of My Life」 当時は星の数程存在していたとされる旅行型の自営ミュージシャン。米国全土をキャンピングカーで移動しながら各地で演奏をし、生計を立てていたファミリー・グループThe Sharette Family。そんな彼らが今までの経験を記録に残したいという思いで制作された唯一作『Share A Song With』は、度重なるライブ演奏により磨きが掛かったChorus & Ha

          Soft Rock Top 60位~51位

          Soft Rock Top 70位~61位

          70位 Bob Swanson & The Bee Jays「Will You Be There」1966年 Bob Swanson(本名:Robert Emil Swanson)は、米国の広告事業に革命を起こした実業家兼ミュージシャン。社名に自身の名を冠した【Robert Swanson Productions】の創設者であり、1952年から1978年に掛けて総計5,000曲を超える販促用ジングルを作曲した《The Jingle King》としても知られております。彼は幼

          Soft Rock Top 70位~61位