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カーンルイアの歴史考察(原神)(考察)

こんにちは、Hanaです。

実際の歴史をもとに、カーンルイアの歴史などを考察する回になります。
あとフォンテーヌに来そうなファデュイ執行官の考察もしています。

①カーンルイア=神聖ローマ帝国?

モンドやスメール、カーンルイアには古代ローマ(王政〜帝政)や神聖ローマ帝国の伏線が数多く存在します。

古代ローマは原神内ではすでに滅びたレマ共和国であり、
(追記2023/11/25 レマ共和国は共和政ローマ期、レムリアは帝政ローマ期かもしれません。)

神聖ローマ帝国は恐らくカーンルイアではないかと予想しています。
(レマ共和国とカーンルイアは別物だと思いますが、繋がりはあるようです)

例えば、黒蛇騎士(カーンルイアの騎士)が落とすアイテムで確認できる「不思議な手紙」には、古代ローマの詩人カトゥルスの詩をモチーフにした文が書かれていました。
(他にも伏線ありますが長くなるので紹介しきれないです。他の考察記事で過去にまとめています。)

注意⚠️ローマ帝国と神聖ローマ帝国は歴史的に直接繋がりがあるわけではないです。

神聖ローマ帝国はフランク王国を母体とした国です。
新魔神任務は、カリベルトというフランク王国の王子の名前が付けられています。

フランク王国は
神聖ローマ帝国(ドイツ)、
フランス王国、
イタリア王国に分裂しました。

神聖ローマ帝国=カーンルイア、
フランス王国〜後のフランスはフォンテーヌではないかと思われます。

②ロレーヌの関係者たち?

神聖ローマ帝国とフランス王国はロレーヌ公国を取り合っていました。

ロレーヌの関係者(ロレーヌ公国の姫)として、
ファデュイ執行官「少女」がいると私は勝手に推測してます。

ロシア人作曲家チャイコフスキーの「イオランタ」は、ロレーヌ公国の姫君をモチーフとしたオペラです。
少女が更にこのオペラをモチーフにしているのではないかと思っています。

ファデュイ執行官の「少女」と「傀儡」がフォンテーヌの関係者ではないか?という考察はこちらの記事で昔しました。

これはこじつけに近いのですが、
フォンテーヌ(フランス語で泉)がフランスモチーフで、
しかもフランスの産業革命期をモチーフとしているならば、
少し前のマリーアントワネットモチーフキャラがいると思っています。
私はそれが「傀儡」なのではないかと思っています。

ちなみにあまり知られていませんが、マリーの父親はロレーヌ公でした。
後に神聖ローマ帝国皇女と結婚して、神聖ローマ帝国の皇帝となります。

マリーアントワネットは神聖ローマ帝国(オーストリア)の皇女だと考えることができます。

ロレーヌ公国関係者疑惑がある(というか私が勝手にそう思っている)傀儡と少女は、少し年代が違います。

イオランタはマリーアントワネットより300年くらい昔の人物なのですが、
少女はファトゥスの中でもかなり年上そうな伏線があります。
なので今のところ有り得なくはないかなーという感じ。

ちょっと話をフランスからドイツに戻しますが、フランク王国の王朝は二種類あります。
メロヴィング家(王朝)は、宰相だったカロリング家に地位を奪われています。

そのカロリング家が神聖ローマ帝国を興します。

伝説では、カロリング朝のカール大帝はイルミンズール(ザクセン人にとっての信仰対象。北欧神話の世界樹信仰につながる)を切り倒した人物です。

ロランの歌という英雄叙事詩で賞賛される人物でもあり、神聖ローマ帝国を建国した人物でもあります。

(補足…原神英語版では、世界樹はイルミンズールirminsulとよばれ、深淵の王はエルミンirminという名前です。
ロランの歌の聖剣デュランダルは、すでに崩壊の方に出ています。)

ちなみにメロヴィングとカロリングは婚姻関係を結んでいるので、
王室を乗っ取られたといっても赤の他人ではなく血縁関係があります。

「アルベリヒ」はそういったフランク王国の歴史も含めた一族ではないかと推測できます。

③ファデュイ執行官と神聖ローマ帝国

執行官+氷の女皇は、
神聖ローマ帝国(カーンルイア)関係者が非常に多いのではないかと予測しています。

氷の女皇は、時代設定的にロシアで最も人気があり有名なエカチェリーナ2世がモチーフだと思っています。

神聖ローマ帝国領邦君主の姫だったエカチェリーナ2世はロシアに嫁ぎ、そこで皇帝になりました。

それなら、カーンルイア(神聖ローマ帝国)と似た思想を持ち、天理に刃向かおうとしていることも辻褄が合います。


タルタリヤ→トロイア戦争ギリシャ側の英雄の記憶を宿した存在
少女→ロレーヌ公国の姫
傀儡→神聖ローマ帝国の皇女
道化→カーンルイア(神聖ローマ帝国)の関係者
女皇→神聖ローマ帝国領邦君主の姫

というのが予想です。
ただし傀儡のモチーフは妄想要素強めです。


タルタリヤは深淵に落ちてそこで「記憶」を宿しました。
タルタリヤの本名はトロイア戦争の英雄大アイアースからきています。
タルタリヤは原神世界の古代の英雄の記憶を見たのではないでしょうか。

原神とトロイア戦争に関しての考察はこちらをご参照ください。


補足、カーンルイアに忠誠を誓った500年前の騎士

シニョーラの恋人ルースタン(ロスタム)の弟子・純白騎士ローランドは、後にカーンルイアに忠誠を誓い、血染めの騎士として深淵に留まりました。

伝説的には、ローランドはカロリング家カール大帝に従う軍事指揮官(騎士)で、カール大帝の甥でした。

フランスの英雄叙事詩ロランの歌は「ローランドの歌」という意味があります。

カーンルイア人は血縁だけを意味するのではなく、深淵に所属する者を意味するようなので、ローランドもカーンルイア人になったと考えられるかもしれません。

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