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シニョーラが恋人を探し続けた話[原神]
今回は2023年3月にXに載せた考察です。
初めて2万近くいいねしていただいた考察でもあります。
①シニョーラが恋人を諦めきれなかった話
②ルースタン(恋人)が死んだ場所を、500年間探している話
について、ちょっと考察をまとめました。
※あくまで考察ですので、こういう楽しみ方もあるんだなぁと思いながら読んでいただけたら幸いです。
500年前の災厄
ルースタン
ルースタンはかつてモンドにいた騎士でした。
モンドの騎士の中でもかなり強い方で、様々な聖遺物や武器のストーリーに登場します。
既に亡くなっていますが、伏線が非常に多いキャラです。
現在の西風剣術は、「幼き狼」と呼ばれたルースタンが引き継がせたものです。
ルースタンとロザリンの恋物語
2人の恋物語は、かつて少女だったロザリン(シニョーラ)の歌声に、ルースタンが惹かれたところから始まります。
ルースタンは表でも影でもモンドを守る騎士であり、ロザリンは強い炎の力を持った人でした。
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ロザリンは炎の力を制御するためにスメールに留学し、別れの直前にルースタンと再会を約束しました。
500年前、モンドで大厄災が起き、魔物が押し寄せました。ルースタンもそこで戦いました。
風神バルバトス(ウェンティ)は、毒龍ドゥリンを雪山に封印することに決め、そこで最終決戦を行いました。
その最終決戦の地で、ルースタンが亡くなります。
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ウェンティが雪山を選んだのは、氷に毒龍の毒の力を鈍くする作用があるからだと思います。
その話をアルベドが昔イベントでしていました。
また、雪には「記憶」を鈍らせる作用があるようです。
例えば世界樹にはあらゆる記憶が宿っていますが、「寒」天の釘が世界樹を砕き、その土地を凍らせて、世界樹の記憶を浄化しているような描写があります。
また、ロザリンも氷元素を得て、記憶が少し鈍くなっている伏線があります。
ルースタンが亡くなった場所
ルースタンが亡くなった場所は、不思議なくらいしっかりと言及されています。
「谷戸」はドラスパの雪山の中腹〜麓あたりです。
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エレンドリンはルースタンの親友である騎士団団長。ローランドはルースタンの弟子で、血染め聖遺物の物語に出てくる騎士です。
ルースタンの死を知った後、ロザリンはシニョーラとしてファトゥスに入り、世界を浄化することを決めました。
そこで氷の力を手に入れ、恐らく氷元素の「時間の停滞」の力を使って、寿命を引き延ばされています。
燃え盛る炎の魔女の聖遺物には、ロザリン(シニョーラ)がルースタンを亡くして百年ほど経った時のストーリーが載っています。
"百年前の災難が起こった時、少女は結んだ約束を全て失った。大切な人たち、思い出の時間、輝く未来、何もかも失った。"
"燃える魔女がまだ少女で、災いがまだ起こっていなかった頃、彼女が遠足へ出かける前にもらった特製の水時計。時計が一周回る時間は、彼女が教令院で勉強する時間と同じである。
時計が一周回って、彼女が故郷に戻った時、時計をくれた人(恐らくルースタン)はすでに災いの糧となっていた。
少女の時間はこの瞬間に静止した、そして炎の魔女の破滅の時が始まった。
世の全ての魔物と、魔物による苦痛を焼き尽くすまで。"
ver1.2のイベントでファデュイが腐植の剣をなぜか狙っているという伏線がありました。
しかも氷の女皇でもなく、すでに登場していたタルタリヤやスカラマシュでもなく、「淑女(シニョーラ)」が求めていたようです。
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ということはドラスパに淑女の部下が、何故か派遣されていたことがわかります。
ドゥリンやルースタンに関することを調べていたのではないでしょうか。
ドラスパでルースタンが死んでいそうな「谷戸」は、山の中腹〜麓近くの「龍眠の谷」だと思います。
名前の通り、最もドゥリンの骨が沢山残っている場所です。
ここにはドラスパで唯一、ファデュイが沢山います。
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腐植の剣を淑女(シニョーラ)に献上するといっていたファデュイと同じく、恐らくこの人たちは淑女の命令でここに来ています。
ver1.2白亜と黒龍、
ver2.3白雪に潜みし影。
両方とも、龍の血には蘇生の力があるような伏線が存在していました。
あと、雪山は生物を「冷凍保存」する力があります。
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もしかしたらシニョーラはドラスパで亡くなったルースタン(の遺体)を見つけ、蘇生させたかったのかもしれません。(500年間、諦めきれなかった)
腐植の剣も、元はドゥリンの遺骨から作られており、錬金術なら蘇生が可能であると思われます。
🔗錬金術とアルベドの考察
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余談・死者の蘇生の伏線
Ver2.3白雪に潜みし影では、なぜかずっと失踪していて死んだと思われたジョセフが、生きて戻ってきました。
これはレインドットに失敗作として放棄され、ドゥリンのお腹で眠っていた偽アルベドが化けたのではないかという疑惑がありますが、少し違うと思います。
①アルベド(本物)は旅人共に下山できないと伝えて、1人雪山に残りました。
②下山の途中で旅人はジョセフ(これは多分本人)に会いました。
③下山した後、旅人はモンドで、「下山しない」と言っていたはずのアルベドに会いました(偽アルベド)。
ジョセフは
①血まみれで眠っていた
=毒龍の血を浴びて蘇生の力を借りた
②記憶があやふやになっている
=氷の力で記憶が封印されている
という二つの伏線があります。
(大切な人の顔は忘れても、存在の記憶は残っているようです)
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シニョーラが500年間あきらめられなかったこと
つまるところ、シニョーラは記憶が薄れつつも、大切なルースタンを諦めきれずに蘇生について調査していたのではないかと思います。
(氷の力は記憶を鈍らせますが、完全に消すわけではありません。)
稲妻で炎の力を取り戻し、ルースタンの顔を思い出しました。
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しかし、ルースタン(の遺体)はドゥリンの毒と共に大地にかえってしまっていました。
なので、探しても見つけられませんでした。
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再会の約束をしたルースタンと会うことは叶いませんでした。そして稲妻という異国の地で、ロザリン(シニョーラ)は一生を終えました。
余談・ドゥリンの遺骨調査
ドゥリンの亡骸は一部の骨が吹っ飛んだりしていて、若干形が歪ですが、今でもどこにどの部位があったか予測可能です。
龍眠の谷の下らへんのところに顔がありました。
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(この顔見てる途中にファデュイに襲われました。)
顔よりちょっと上に行くと、胴体の骨があります。
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(この写真撮ろうとしてたらファデュイに襲われました。)
この胴体の骨は若干滑り落ちてきたみたいです。この骨のさらに上に行くと、ドゥリンの心臓らしいものがあります。
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(ファデュイに襲われていて、なかなか写真モードにできませんでした。)
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お腹の中に失敗して放棄された偽ベドくんがいたらしいのですが、どの辺なんでしょうね。
龍眠の谷のドゥリンの顔の先には、吹っ飛んだドゥリンの牙や、骨があります。
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これは牙を観察するファデュイと私の写真です。
これはふっとんだ骨を観察する私と、近くをうろつくファデュイの写真です。
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(この後襲われました)
多分、
ドゥリンが向いている方向の先に、
モンドの騎士たちがいたはずなので、
ルースタンが死んだのはこの龍眠の谷の緑ら辺だと思います。↓
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(赤点はファデュイたちの位置です)
普通に胴体とか攻撃していた可能性もあるので、ファデュイは胴体のところもちゃんと捜索しています。
あくまですべてこんな可能性もあるという私の想像(考察)です。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
※今回の話はXにて先行公開していたものを、再編(加筆修正)しました。普段モチーフ考察はXにて投稿していますが、これからnoteにもまとめていこうと思います。(Hanaの🔗Xアカウント)