風のたまご

40代・独身・無職卒業・実家暮らし。流れていく人生は風。あらゆるたまごが好き。

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最近の記事

無職独身40歳女性、無職ではなくなる。

以前、無職独身40歳の記事を上げたら、クソバイス(クソみたいなアドバイス)が男性からついていた。面白いほど上から目線で、面白いほど頭の悪そうな文章だった。うんこをつけられた気分になったので、臭いし汚いものだから削除してしまったが、敢えて残すのもアリだったかもしれない。 大抵その上から目線は「僕は君よりできるから、やり方を教えてあげるよ」「僕は君より賢いから、考え方を教えてあげるよ」という自分を格上と思い込んでしまう「男の子として母や祖母にチヤホヤされて生きてきた」から生まれ

    • 残しておけばよかった気持ち悪いコメント

      ノートも良くも悪くもSNSなのだなと。 ↓この記事、読んでいただくことが多いのですが この記事にきた男性からのコメントがまあ気持ち悪かった。 消したけど。 それって言い訳じゃないんですか?こうしたら?という全部自分の想像と、固定観念からのクソバイス、寂しさを埋めたいが故の出会い厨のような行動…🤮 SNSに湧く、しかも他人(ここ重要)にわざわざコメントするようなおっさんて、なんでこんなに気色悪いんでしょうか? 相手を「女」として見下していることが、その人たちがあげてい

      • 出産未経験の独身女性無職40歳実家暮らし、産まなかった選択は間違っていなかったのだろうか。

        そもそも結婚もしてないのに出産云々もまたおかしな話だが、私の周りにも「選択的シングルマザー」なるものが増えてきて、色々と考えたので思考整理のためにまとめておく。 「選択的シングルマザー」というと、自立してかっこいいものに聞こえるが、当事者によくよく聞くと「妊娠してしまったが、相手方男性としっかりした関係が構築できていないため、男性側が父親になる準備がない。でも女性側は子供は欲しい、または年齢的にも堕胎するには身体的にも精神的にもきついため、最後のチャンスだし(31歳〜40歳

        • 無職独身女性40歳、結婚を諦めた話。

          40歳。結婚は諦めた。 今年の1月まで、私は正社員だった。 18年働いた。それなりに大きな企業で、入社したときはブラック企業体質だったが、6年ほどで時代の移り変わりとともに、割とホワイトな企業になった。いつの間にか病んでいた精神を抱えながら、なんとか働き続けたが、何もかも終わらせたくなった。 正社員で働いていた頃は、なんとなく結婚できると思っていた。生涯でブスと言われたことはなかったし、告白されたこともあるし、女としての魅力はそこそこあると思っていた。 なかった。 全

          独身女性、アラフォー、無職、実家暮らし。ラーメンを食いながら女子高生を見つめた日の日記。

          ひとり飯が無理な人って何が無理なのだろう。 私はもう一人暮らし歴も18年だし、そもそも学生時代から一人で飯を食う女だったので、一人で行けないものはない。酒が飲めないので居酒屋は少しだけしんどいが、気になったBARにも一人で入る。二名様以上じゃないと通せないと言われない限りはどこへでも一人で行く。もちろん海外も、安全と言われているところは一人で行っている。 お昼のピークを過ぎた頃だろうか。ラーメン屋に入った。 無職は時間に縛られない。12時−13時の間に、気に入りの店に走って

          独身女性、アラフォー、無職、実家暮らし。ラーメンを食いながら女子高生を見つめた日の日記。

          寿司に思いを馳せる 〜寿司は、いつから「sushi」になったのだろうか〜

          私の幼少期、寿司は高級品であった。 そんじょそこらの子供が食べられるものではなく大人になって、お金持ちになったら自由に食べられるものだと思っていた。 寿司は、長年(恐らく10年以上)勉強した職人が素材の活かし方、魚の切り方、握り方にその経験を凝縮して一品に仕上げるという、職人魂の籠った料理であり子供が気軽に食べるなんて烏滸がましいとさえ思っていた。 とはいえ、田舎にしては、貧しくはない家庭で育ったので祝い事の時は寿司が出ていた。 桶に入った寿司を、祖母たちが小学生入学など

          寿司に思いを馳せる 〜寿司は、いつから「sushi」になったのだろうか〜

          【旅記録】 I♡出雲と叫びたい。(出雲大社へ女一人旅!!出雲初心者向け)

          恐らくこれから初出雲の方にはそこそこ有益な情報です!スタート! 前提条件 羽田〜出雲へ飛行機で格安ツアーで行って宿泊代と交通費は2泊3日で35000円以下でした レンタカーはなし、公共交通機関のみ利用 出雲市内と出雲大社大満喫! さて出雲と言えば出雲大社ですよね。 出雲大社と言えば縁結びの総大将みたいな 感じですよね。 会社で言えば創業者、鬼で言えば 鬼舞辻無惨のポジションです。 ここで縁結ばれなかったら もう神の加護さえも無効化体質ということで 自分で人生切り拓い

          【旅記録】 I♡出雲と叫びたい。(出雲大社へ女一人旅!!出雲初心者向け)

          【旅記録】沖縄の飯は美味い

          沖縄に初めて行ったのは中学1年生の頃だったと思う。 冬の沖縄は肌寒いものの、私に異国情緒を教えてくれた。 タクシーのおっちゃんがサトウキビ畑に侵入してサトウキビを吸わせてくれた(30年近く前です)。黒糖を茹でる窯の蒸気匂いは強烈で、むせ返って死ぬかと思った。 沖縄は美しかった。 青い海、美味しい食事、暖かい空気、たくさんの緑。 何不自由ない美しい場所だった。 戦史も学んで、それは悲しい記憶ではあるが、魂に敬意をはらいながら歩いた。 そして私は青い海を見つめながら「死ぬならこ

          【旅記録】沖縄の飯は美味い

          【短編小説】江戸時代なら貴族

          今日も女上司は機嫌が悪かった。 彼女がパソコンに打ってる文字は今後の方針。 私は大手企業の本社勤務。エンドユーザーへの直接営業はしないが、マーケティングを担う部署。もともと営業をしてた社員が集められ、WEBを使った営業戦略で現場を助けるチームに所属してる。新宿の大きなビルの14階。朝にスタバカップを持って事務所に入るタイプのスーツを着たOLになった。 上司は、営業経験が浅く、超体育会系なうちの会社で、女であり、可愛らしいからこそ昇進できたタイプの人。上に言われたことは忠実に

          【短編小説】江戸時代なら貴族

          【短編小説】二番目の女の話

          あの男は、男からも女からも好かれていた。 音を楽しみ、煙草を吸い、酒を嗜む、いかにも「かっこいい」男だった。 歳の割に長い髪、痩せ型で、服装はいつだってお洒落で、どこか頼りなく見えても、ほんの少しの凶暴性を隠してるようで、抱かれてる間はたまらないほどに魅力的だった。 私はあの男を本当に好きだったのかも、本当は嫌いだったのかもわからない。 ただ彼が回してる音に酔わされたのだろう、古くていいレコードがあると誘われて、彼の部屋に行った。 もちろんタワマンなんかじゃない、普通のアパー

          【短編小説】二番目の女の話

          【超短編小説】俺がお前に願うこと

          またお前からの どっちつかずのLINEだ。 そうして俺は翻弄される。 「今日会えるのか?」なんて期待する。 お前は寂しいだけなのか 性欲が溜まっているだけなのか 暇なあまり誰かをからかいたいのか 俺に惰性でLINEをしてくる。 お前のLINEはセックスの誘いだ。 他に用件など殆どない。 稀に、本当にごく稀に お前が欲しいものをリクエストしてきて 俺は急いで準備して送る。 そんなこんなで3年経った。 最初のLINEはもう少し気を使った内容だった。 今や用件のみどころか

          【超短編小説】俺がお前に願うこと

          【超短編小説】愛するセフレよ、お誕生日、おめでとう。

          お誕生日おめでとう。 今日は私が大好きなあなたのお誕生日。 おそらくあなたが、もしくはあなたが信仰している あの人と同じお誕生日。 それは私にはどうでもいい。 今日は、私の大好きで仕方がない、あなたのお誕生日。 思い返せばもう、あなたのお誕生日は知り合ってから3回目。 私は3年も片思いしていたということ? それはそれでとても素晴らしいことでもあるし、 悲しいことだと思う人もいるかもしれない。 私はずっと、あなたのことが好き。 出会って、本当に一瞬で、恋に落ちた気がする。

          【超短編小説】愛するセフレよ、お誕生日、おめでとう。

          女に生まれたというだけで付きまとう面倒臭さ。ありがとう、って言われたところで嬉しくもねえっつの。という話。

          職場に大嫌いな人間がいる。 私の仕事は、同業他社と同じ事務所で仕事しなければならないのだが、某大手企業のやつが、もう、ほんとに、めちゃくちゃ不愉快。 当初は「よくしゃべる人だな」くらいだった。 私もおしゃべりな方だし、最初は良かった。 しかし、放っておくと、8時間ぶっ続けで「中身のない、もしくは過去の経験を誇らしげに話す、無意識に他人を見下した、且つ己惚れた、自分に有益な情報を搾取しようとする会話」を繰り広げる人間だった。 何より、足音が死ぬほどうるさい。 「うるさいから

          女に生まれたというだけで付きまとう面倒臭さ。ありがとう、って言われたところで嬉しくもねえっつの。という話。

          「気分じゃないの」

          私は宇多田ヒカルのファンである。 生粋のファンである。 どのくらいファンだ、とか どれくらいお金を使った、 とか言うつもりはないが 彼女の言葉で紡がれた、 点と線を読み込むほどには大好きだった。 私は彼女がデビューしたAutomaticから もちろん知っていたが 当時は「かっこいいお姉さんが現れたな」 くらいだった。 First Loveは、今でもそんなに聞かない。 そんな私が彼女の虜になったのは Wait and see からである。 「キーが高すぎるなら下げてもいい

          「気分じゃないの」

          【超短編小説】恋をしている話。2

          チョコレートの味は、普通だった。 2粒で1180円だから高級だと思う。 ショコラティエのサインも入っていた。 サイン入ってる、と笑いながら、好きな人に食べて欲しかった。 好きな人には、まだ会えていない。 彼は他に抱いてる子がいるのだろうか。 ストレスをためてないだろうか。 疲れていないだろうか。 寒くないだろうか。 悲しくないだろうか。 …そんなことばかり考えて、アプリをスワイプして、何度も彼をみつける。 彼の自己紹介欄には「彼女募集中」と書かれている。 彼女になるには、

          【超短編小説】恋をしている話。2

          結婚する方法

          タイトルから、記事をご覧いただき、ありがとうございます。 私が書いたnoteの中で、一番スキをいただいているのが「付き合いたい女とは。」である。 この、タイトル、正直このように書くか、迷った。 スキをしてくださった皆様は、どのような気持ちでスキを押してくれたのだろうか。 「私も誇れる女にならなければ!」と思っただろうか。 婚活女子や、恋活女子に、少しだけ伝えておきたいことがある。 noteにも、本屋にもありふれている「自己啓発系モテ本」や記事。 スマホに表示されるがままに

          結婚する方法