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クプレラの特徴-トレーサビリティ-

犬猫が健康であるように・・note47

 先日の報道で、6月に米国は「ウイグル強制労働防止法」を施行しました。
 これにより、「中国の新疆ウイグル自治区で生産された綿・トマト製品すべての輸入を禁止する」ということになります。米国は、「中国政府が100万人を超えるウイグル族やその他の少数民族、宗教的マイノリティを強制労働に尽かせている」ことを主張し、新疆綿などを全面的な禁輸措置に踏み切りました。
 こうなりますと、新疆綿を使用していたアパレルメーカーは、「我々は新疆の綿を使うのをやめました」と宣言する企業も増えてきたようですし、ビッグデータやAI分析を使って「サプライチェーンを可視化するサービス」を提供するところも増えてきています。
 しかし、法の抜け道を探すモノもいるらしくマネーローンダリング(資金洗浄)の如く「綿のロンダリング」を行っていて、新疆ウイグル自治区の綿がまず中国の中間業者に行く、それがバングラデシュやインドなどの第三国へ行き、その第三国に行ったものを日本企業や欧米企業が買うという流れがあり、「我々は中国から買っていない」と思っていても、実は辿っていくと新疆綿を使っていたということが起こっているそうです。

 前置きが長くなりました。かくの如く原産国表示とは、消費者にとってとても大切な情報なのですが、それが改ざんされていたり、偽装されていたりしたら非常に困ることになります。

 それを補うには、トレーサビリティという仕組みがあります。
■トレーサビリティとは
 製品がいつ、どこで、だれによって作られたのかを明らかにし、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡可能な状態にすること、および生産や流通の履歴を正確に記録・管理するシステムのことです。
 食品業界に限らず製造業界や販売業界など、流通に関わる業界全体で使用されています。
 またトレーサビリティでは、対象の商品だけでなく、その商品を構成している部品や原材料の流通経路まで追跡・確認可能です。
 トレーサビリティはBSE(牛海綿状脳症)への対策として2003年に農林水産省が導入した「牛肉のトレーサビリティ」から広く認知されるようになりました。

 クプレラは、このトレーサビリティが可能なペットフードです。以下に、その流れをお示し致します。
■オーストラリアで作られて、日本の皆さまのお手元に届くまで 
①全ての食材をオーストラリアで調達しています。
 鹿肉等の肉類・魚類は、オーストラリアの食品用肉・魚のみを調達しております。ホルモン剤、抗生物質の投与がされていません。与えられる畜産用飼料も化学合成添加物がなく、地元で栽培された遺伝子組み換えではない穀類を用いています。

②こうした人間用食品基準をクリアした「肉類」「穀類」「野菜」「油脂」「ハーブ」を使い、それをオーガニック認定工場でペットフードの形態にし、すぐに日本へと送られます。
 全ての原材料は、トレーサビリティ(生産から流通まで追跡可能)することが可能です。

③日本到着後、全てのフードを粒ごとのチェックが出来る状態にし、ばらつきがないかを調べリパックされていきます。
 防腐剤無しで賞味期限を保持するために、パッケージにはアルミの三層ラミネートを使用し、遮光性、防湿性、気体遮断性に優れたものを使用しています。各包装材には中に残っている酸素を吸収し、カビ、酸化、変色、害虫を防ぐ為、薬剤ではないビタミンCを主体とした安全性の高い脱酸素剤が入っています。これによって、パッケージ内の酸素が理論上ゼロに保たれる処理をしています。これは缶詰に等しい気密性があり、賞味期限は「1年」ということにできました。

このようにして、皆さまのお手許に届けられのが、クプレラのペットフードです。

■オーストラリア産であることの特徴
 BSEや鳥インフルエンザ未発生国であり、安全な食料を生産することにおいて他国の追従を許さないオーストラリア。そして品質管理の繊細さ正確さにおいて世界トップレベルの技術力を誇る日本が理想的な形で融合した結果、ペットの健康を育むフードが完成しました。
 化学物質無添加で自然食であるのはもちろんのこと、全ての原材料を自信をもって表示し、その原産国を開示しています。

 クプレラがトレーサビリティを行うことの意義は、「どのようなものをどのように使っているのか、そのすべてが明らかにされることにより、はじめて飼い主様は心から安心してパートナーに与えることができる」と考えるからです。

 今後ともクプレラをよろしくお願いいたします。

いぬとねこの健康食品の店ソフィア 代表池田

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ソフィアikeda
最後まで、お読み頂きありがとうございました。少しずつですが、継続して載せていきますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。