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がっつりと、あっさりめのものが食べたいときに

1月12日(金)

疲れで頭と首と目がふらふらにやられている仕事終わりに、最寄り路線から横に逸れたようなエリアのとある商業施設に寄った。

本当はまっすぐ家に帰りたかったのだけれど、どうしてもこの日のうちに済ませたい用事があり(そもそも先延ばしでこの日まで来たので、絶対にやり遂げる必要があった)(そして運悪くこの日は残業をした)その用事を終えたら時刻は既に20時になろうとしていた。

「帰宅したら21時半くらいになるかな。遅いな。だったら夜ごはんはどこかで食べていきたいなあ」と思いフラフラと館内を歩いたものの、今ひとつピンと来ない。何を食べよう。ここに来る前は「久しぶりにケンタッキーなんていいかも!」とか「見かけないうどん屋だ!チェーンじゃないのかな?いいかも!」なんて思っていたのに。何を食べたらいいんだろう。こういうとき、やたらお店選びに言い訳をする癖がある。

フードコートは開かれたスペースだけれど、家族連れや高校生の集団がひしめき合っていて疲れるかな。とか。カフェチェーンは入りやすいけれど、夜ごはんにコーヒーは違うよなあ。とか。何を重視して決めれば良いのかさっぱり迷子。おかげで駅までの道中で見かけた美味しそうな餃子屋さん(居酒屋さん?)に吸い込まれそうになるも、「1人利用禁止」の貼り紙に心を殴られてしまうという結果になるわけで。

🌕

駅まで戻る。駅ビルの館内マップを見る。レストランフロアはまだ開いている。けど。なんだかなあ、食べたいものがない。食べれるものはある。とんかつ屋さんとか(なんかちがう)。和食屋さんとか(和食自体は惹かれるのだけれど、1,500円くらいしそうだからもう少し抑えたい)。カフェチェーンが3つもある(好きだけど今じゃないんだよなあ)。もう諦めて乗換駅で探すべきか。でもそれもまた遅い時間になってしまって、そうしたらきっともうお店の椅子から立ち上がれなくなってしまう。こういうとき、なか卯とかやよい軒くらいのお手頃なお店が欲しくなる。

ふと改札口フロアのマップを見るとおにぎり屋さんがあることに気づき、イートインスペースがあると思っていなかったわたしはそろりそろりと近づいていくことにする。おにぎり、いいな。食べる場所があったらいいな。……あ、空いてる!

利用したのは「おむすび権兵衛」というおにぎりチェーン店。いろいろなところで見かけたことはあったものの、実は初の訪問。わたしのオーダーを聞きながらお水を準備してくださった店員さんがにこにこしていらして、こんな遅い時間まで働いてさぞお疲れだろうに、とても嬉しくなった。

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◎塩麹納豆むすび(190円)写真左
納豆が食べたくて食べたくて!すごく美味しかった!箸で掴んでむしゃむしゃいただいていたら、あっという間に食べ終えてしまった……

◎ごま高菜(150円)写真右
まずおにぎりのサイズが150円とは思えない!コンビニおにぎりの1.5倍くらいありそう。形が違うからなのか?しかし白米は美味しい……味のついたおかずってやっぱり美味しい……(家で食べる・お弁当に入れるご飯は、「玄米と炒りごま」という質素すぎる主食なので)

◎本日のお味噌汁(150円)
あおさ入り。うれしい。人様の作る味噌汁がそもそも久しぶり(海藻も久しぶり)。当たり前だけど、わたしが作る味噌汁とは味噌も具材もちがうね。美味しかった!あったまった!


がっつり食べても胃もたれしない上に500円程度だなんてリーズナブル。この日の夕食の最適解を出せてよかった!ごちそうさまでした。

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