「続く健康を当たり前に」オンラインヨガSOELU(ソエル)のブランドリニューアルについて
こんにちは。SOELUのブランドリニューアル担当をした越塚(@mamitarosu31)です。
ブランドをリニューアルし、TOPページやブランドメッセージ、キーカラーをリニューアルしました。
リニューアルは、“人生100年時代になった今、続く健康を当たり前にしたい”というSOELU(ソエル)のビジョンとブランドを通して伝わるようにすることが目的でした。今回のnoteでは、リニューアルのきっかけから制作物への落とし込むプロセスの流れを書きたいと思います。他社の参考になる気づきが少しでもあれば嬉しいです。
【目次】
0. リニューアルに至った経緯
1. ブランドリニューアルの流れと挫折
2. SOELUのブランドとは?
3. 今後の方針
0. リニューアルに至った経緯
プロジェクトの始まりは、社内のメンバーがブランドに違和感を持っていたことです。
“ビジョンには共感しつつも、この色使い、このブランドイメージで良いのだろうか…”
“ビジョンってなんだっけ?“
スピード重視で制作物はアウトプットし、一度アウトプットしたものは、会社へのインパクトにより優先順位が決まり、なかなか修正ができない状態だったため、サービスをどのように表現し、伝えていくことが適切であるかがふわっとしていました。
その状態が続いた弊害は下記です。
・アウトプットによって、SOELUのブランドイメージがバラバラ
・使用されている色が多い
・統一感がゼロで、同じブランドか認識されずらい
スタートアップにとって、目の前の状況や意思決定が目ば苦しく変わる中で、意思決定の軸となるブランドが無いとどんどん制作物も気持ちもバラバラになっていくことを実感しました。。。
これではいけない!まずは一番サービスを好きでいたい、社内のメンバーが”良いな”と思うブランドを作りたい!!そう思った私たちは違和感を持っていたメンバーが主導で、リニューアルプロジェクトが発足しました。
1. ブランドリニューアルの流れと挫折
①課題の洗い出し
最初にSOELUのブランドに対して思っていることを率直に言う会を開催し、秘めていた思いを言い合いました。
「なんでピンクなのかわからない」、「ダサい」
ストレートに思っていることを伝えることで、今まで言えなかった本音が見えてきました。そして、何が課題なのかが具体化されました。
②課題克服!っと思ったら大きな罠
優秀なデザイナーが揃うSOELUは課題を整理するとすぐにイメージをデザイナーが作ってくれます。しかし、今までよりは格段に良いものの、ベストが分からない状態でした。
リニューアルを模索していた当初は、見える化できる数値のインパクトが弱いブランドリニューアルは、小さいスコープでTOPページのみ良くなれば、一旦それで良い!と思っていました。
しかし、それでは、また同じ課題を持ち続けるだけ。やり切らないと変われない。と感じた瞬間でした。
日々の業務でも忙しい中、時間を作って進めるリブランディング。
デザイナー、エンジニアを圧迫してしまうことは目に見えて分かっていましたが、彼らがリブランディングの目的やビジョンの見直しを、率先して議論を持ちかけてくれたおかげで、長期的で大きなプロジェクトとして再出発できました。
③ビジョンから見直し
経営メンバーでビジョンを見直し、デザイナーやエンジニア、社内のメンバーとディスカッションし、今までのビジョンをより分かりやすくなるように整理していきました。
④言葉とイメージの擦り合わせ
ここからはプロの手を借りて、外部のコピーライターにビジョンをユーザー向けの言葉に編集してもらい、SOELU(ソエル)を現すクリエイティブの制作に取り掛かりました。
それぞれの基準
コピー:ビジョン“人生100年時代、続く健康を当たり前に"をユーザー目線で分かりやすく表現できているか
モデル:目立ちすぎず、共感の高い顔立ちとスタイル
スタジオ:光が差し込む暖かい暮らしが表現できる
キーカラー:男女共に暮らしに溶け込みつながら、オンラインフィットネスという新形態のサービスにふさわしい色
一つ、一つ話合いを重ね、それぞれのプロフェッショナルが撮影から編集、ディレクション、デザイン、実装を行い、10月からスタートしたリブランディング プロジェクトは2019年12月31日まで作業をしてくれたメンバーのおかげで最速の3ヶ月で完了し、2020年から新しいSOELUとなりました。
3. 今後の方針
強力なメンバーのおかげでリニューアルが完了し、リリースの配信ができ、さらに日経電子版やダイヤモンドオンラインにてSOELU(ソエル)を掲載いただきました。
リニューアル期間が3ヶ月とタイトだっため、ロゴのリニューアルは年内を断念しましたが、今春リニューアルを目標に進めています。
そして、今後も様々なライフステージの方が運動を続けられるようなレッスンやサービス開発・改善に取り組んで参ります。
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