勝たなきゃいけない大切な場面
『勝たなきゃいけない大切な場面』
40ー40の1本勝負でゲームが決まって試合が終わる。
タイブレークで1本で試合が決まる。
たかが1本!されど1本!
その積み重ねで1ゲームや1セット取っていく。そのプレッシャーを勝つ方法を紹介します。
【プレッシャーがある中でしてはいけないこと5選!】
①ただ繋げる(相手に主導権与える)
②バカ打ち(リスク高くミスが増える)
③走って追わない(そもそも打てない)
④気持ち折れる(諦める、悪いイメージ)
⑤狙わないで適当に打つ(どこに球が行くかわからん)
大切なのは!
相手より1球でも多く返す事。
ミス(ミス9割、エース1割)
その為に考えるのは!
どれだけリスクを下げてミスを減らせるか?
など考えて試合をする。
【プレッシャーのある中で意識するべき11選!】
①弱点や苦手を無くしてミスを減らす
相手が無理して(リスク上げて)打ってくるメリットがある。
もしも、バックハンドが苦手ならスライスや回り込みフォアでカバーして代用する。
一般的にみんな弱点な所(バックのストロークやボレー)を相手は狙って球を集めてくる。得意であれば初見で質での優位に立てる。
②体勢を崩さない
しっかり足を動かしてセンターに戻る。安定して返球と次な準備ができる。
フットワークやスプリットステップが大切!普段からの体幹トレーニングでバランス保つ練習が必要。
③足を動かして追い付く
届かないと当たらない。諦めず全て追い付く。諦めるないで届くプレッシャー。
相手はオープンスペースを狙う。そこを読んで動けばスペースが狭くなり、相手へのリスクを上げる事ができる。
必ずいい打点に入り続けること。それが選手の仕事。
④面を作って返す
体勢崩しても返される。無理しないで相手の球の威力を利用できる。カウンターも狙える。
当たっても返らないと意味がない。当たれば返球できる。狙ったり、山なりに返球して時間を作ることもできる。
⑤ラリーで返球率上げる。
絶対に返し続けると言う気持ちで50%~70%ラリーをする。膠着状態(拮抗した戦い)主導権を握られづらい状況を作り出す。
センターに返すと角度つけられたり、カウンターがなくなる。
⑥勝ちパターンに持っていく
得意で勝つ。自分の武器を使って成功イメージを上げて実現させる。仕掛けて展開して主導権を取る。
⑦相手にミスらせる
スピン、スライス、ライジングなど同じ球を打たない。相手の打点の高さやフットワークを崩してミスらせる。
⑧得意な土俵で戦わせない。
相手が
・ストローク得意→ボレーさせる
・ボレー得意→ストロークさせる
・バック苦手→バック狙うしかない
自分の分がある戦い方ができる。相手と会話のキャッチボールをしない。
⑨不意を突く意外性を出す
相手が予測してないことをする。
・サービスダッシュ→ボレーに出る
・ラリー中→ドロップ打つ
・ロブ合戦→グランドスライススマッシュ
など…
⑩相手のメンタルぶっ壊す
プレッシャーを与える
・相手サーブ→前に立って打ち込みリターン
・自分サーブ→サービスダッシュや
・ボディにフラット打つ
・相手にぶつけるスマッシュ
どれだけビビらせるか。
⑪前のポイント対策でメンタル優位
30ー30はかなり大切な場面!
たかが1ポイントの差で気持ちの余裕が変わる。
自分ー相手
1、30ー40 (自分あと1点で負ける)
2、40ー30 (自分あと1点で勝てる)
これだけ違う。
仮に(ノーアドバンテージ)
40ー40になっても
1、追い付いたから同じパターンで取る。自信もつく。
2、追い付かれても違うパターンを試せる余裕がある。
メンタルコントロールをしておく。
【デ杯で西岡選手がジョコビッチ選手と戦ったコメント】
「どんな事もバランスを崩さない。ミスを誘える気がしなかった。」
とてつもないプレッシャーを西岡選手は背負うことになりました。でも、凄い攻撃力で手も足もでませんでしたとは言ってない。
そういったミスをしない人が世界のナンバー1。
プロが頭を使って考えてテニスやってるなら真似をすれば良いだけ。
【まとめ】
入れにいくでは勝てない!
日頃からプレッシャーがかかる練習をする。
してはいけない5選と意識するべき11選をすることで自分の戦い方が見えてくる。
極論!
自分がしたいテニスだけを明確にやれば実現する。
心、技、体、頭(戦略、戦術)を全て使う事で勝敗は決まります。
たまたま勝ったは数%です。上位者には必ず理由や考えががある。
実戦しましょう!