原宿 1980 夏_3
No.3clock
足に足を絡めて横に飛び腰をひねってアップダウン。ワンツースリーホォーワンツースリーホォー踊り疲れて倒れる奴にまだまだいけるぜ余裕のよっちゃん。
続けていこう、レッツツイストアゲンここはチャビーの横横ツイストおつぎはジェニジェニときたらのっぽのサリーテンションマックス、ポマードは流れポニーテールがグールグル。日常にはないこの時よこの瞬間よ神様どうか永遠に続きますように。
永遠に、、、永遠に。
頭の中で音が段々と小さくなってゆく。
今から何年前だろう。
オレかまだ田舎の高校生だったころサッカー部の
吉田がある日突然キャロルのコンサートチケットがあるんだけど、と大量のチケットを学校に持ってきた。どどどしたんこここれ?オレたち不良の憧れ永ちゃん様のキャロルのチケットをクソ真面目な吉田がなんで。
何も答えない。
行くの行かないの。
行く行く行くに決まってんじゃん。ワルは皆んな買った。なんで吉田が?
今でもナゾだ。
そしてキャロル解散の1975年4月13日から約半年ぐらい前の秋の終わり頃、鼻息荒くみんな茶色の襟なしビニジャンを着て町の市民会館へと向かうのであった。
みんな行くっべな〜