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原宿 1980 夏_44

 

No, 44 oclok


それからスタジオ練習を重ねていった。
原宿のロックンロールチームにファーファミリーとチームがありそこのリーダーの大宮のアキラとヒョンなことからバンドの話になりオレ達もバンドやってんだという話のながれで、いっしょにライブやんない〜ってことになった。
『 うん、やろうぜ! 』
軽いノリで話はきまった。
まあバンドのメンバーも人前でそろそろ演ってみたいというのもあったのでいいタイミングだったと思う。
それからすぐに日にちと場所が決まった。
原宿の竹下通りの店の名前がちょいと思いだせないが何か横文字のフランス語のようなオシャレな名前のお店だったけど、、、わすれたハハ。
一階にステージと踊るスペースがあって二階もテーブル席と踊るスペースがあった。
まずオレ達が演る。
客も基本、原宿のオレ達のチームとファーファミリーのチームなのでオレ達のロックンロールに上手いヘタは別にしてみんな踊ってくれるので演るほうはごきらくご機嫌だった。やっぱいいねロックンロールは歌って踊ってナンボのもんですよ。


ベースのテツヤもご機嫌に演りながら話かけてきたけど
爆音でなにも聞こえなかった
オレ達が終わり、アキラ達の演奏がはじまる。
どんな曲をやるのかなと思ってたら、えっ?!マジ、、、
よ、ヨ、ヨコハマ、横浜銀蝿
??まっまっマジ〜
う〜んまっでもロックンロールいいじゃん。
♫ 走り出したら
   止まらないぜ〜 ♫
うっ、ヘタ!メチャクチャヘタじゃん。でもファーファミリーのメンバー楽しそうに踊ってる。オレもコッソリまざって踊っちゃお!
これはこれで結構楽しい。
ロックンロール恐るべし!
そんな感じで初ライブは終わりまたスタジオ練習の日々がつづいた。
そんなある日スタジオのスタッフからお声がかかった。
こんどマッドスタジオが目黒坂の並び上に鹿鳴館というライブハウスをつくるのだという。それで店のこけら落としにきみたちBLUE.BELBETSがやってみないかという話だ。
『うん、やる。』てことになった。
その後の話だがその鹿鳴館はライブハウスの名店として
名だたるバンド、ミュージシャンがそこでライブ演奏をしている。
その時はまだな〜んもしらずにオッケーしていた。

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